旧--10月の青と紫色の花(2021年) Tweet 旧--10月の青と紫色の花(2021年) 10月に青や紫色の花を咲かせる花の特集です。青と紫では使用するPCやスマホの画面に拠って判別しにくいので一緒に取り上げることにします。中には花では無いものがあるかもしれません。ルリトウワタルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum caeruleum)は、南米のブラジル南部~ウルグアイ原産で、ガガイモ科オキシペタルム属の半蔓性常緑多年草です。ブルースターという流通名で知られます。日当りが良い空き地や河川敷に生えます。茎に粗毛が生えており、白っぽく見えます。葉は基部が心形の長楕円形で、葉序は対生です。春から秋までの長期間、葉腋から小さな空色の五弁花を小グループで咲かせます。花サイネリアサイネリア(Cineraria、学名:Pericallis ×Hybrida)は、カナリア諸島原産で、キク科セネシオ属の非耐寒性多年草です。正式名称の「シネラリア(Cineraria)」は死を連想させ、縁起が悪いということで、 サイネリアと言う名前で販売されています。 英名では、ペリカリス(Pericallis)や、Florist's Cinerariaと呼ばれます。 草丈は30~50cmで、葉はポンテデリア・コルダタポンテデリア・コルダタ(学名:Pontederia cordata )は、北米原産で、ミズアオイ科ポンテデリア属の耐寒性水生多年草です。和名では、ナガバミズアオイ(長葉水葵)と呼ばれます。因みに、日本のミズアオイ(水葵)は1年草です。池や浅瀬に生える水生植物で地下茎で増えます。夏から秋に、花茎先端から10~15 cmの穂状花序を伸ばし、花径2 cmで青紫色の6弁花を多数咲かせます。花弁の1片に黄緑ヤマトリカブトヤマトリカブト(学名:Aconitum japonicum)は、山に生えるトリカブトです。 キンポウゲ科の多年草「トリカブト(鳥兜、学名:Aconitum L. )」の変種で、関東〜中部の山の湿地に自生します。 茎は湾曲し、葉は掌状で3〜5深裂しています。 烏帽子に似た紫色の花のようなものは萼片で、花は隠れて見えません。全草が猛毒で知られ、花粉にも毒があります。 一般名:ヤマトリカブト(山鳥兜)アニスヒソップアニスヒソップ(Anise hyssop、学名:Agastache foeniculum)は、カナダ~北米原産で、シソ科アガスターシェ属の耐寒・耐暑性多年草です。 葉や花がアニスの香りに似ています。花名は他に、学名のアガスターシェ(Agastache)や、ジャイアントヒソップ(Giant hyssop)、フェンネルヒソップとも呼ばれます。 長い花穂にシソ科特有の小さな唇形花を咲かせます。紫色が一般タツナミソウタツナミソウ(立浪草、学名:Scutellaria indica)は、日本、朝鮮半島、中国、インドシナ半島など世界中に分布する、シソ科タツナミソウ属の多年草または低木です。北海道を除く日本全土に生息します。 シソ科特有の口唇形をした花が波頭のように見えることが花名の由来です。 草丈は10〜30 cmで、全草に白毛が垂直に生えています。匍匐または立性です。葉長は1.5〜4.5 cmです。4月〜5月にローズマリーローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。春から秋に、総状花序を伸ばし小花を多数付けます。花は、口唇形をしており、花色には薄青紫や、薄桃、白色があります。立性や半匍匐性、匍匐性に分類され、立木性のものは樹高が2mにもなります。花から血行促進作性の精油が採れます。線状の葉は酸化防止や殺菌作用があり、エキザカムエキザカム(Exacum、学名:Exacum affine)は、イエメンのソコトラ島の固有種で、リンドウ科エキザカム属の非耐寒性多年草です。 別名で、ベニヒメリンドウ(紅姫竜胆)や、ペルシアンバイオレット(Persian violet)とも呼ばれます。 エキザカムと言えば、エキザカム・アフィネのことを指します。ソコトラ島では岩場に自生し、「ソコトラ・バイオレット」と呼ばれます。世界中で栽培が行われエキナセア・プルプレアエキナセア・プルプレア(学名:Echinacea purpurea)は北米東部原産で、キク科ムラサキバレンギク属の耐寒性多年草です。夏から秋に、花芯が赤茶色の球形をした筒状花(管状花)と、その周辺を紫色や白、黄色の花弁(舌状花)が取り巻くように咲きます。花後はユニークな花芯をフラワーアレンジメントなどで楽しめます。切花やフラワーアレンジメント、花壇花の他、根に免疫力を高める効果があるとされ健康食品 エンシクリア・コクレアタエンシクリア・コクレアタ(学名:Prosthechea cochleata)は、北米(フロリダ)~中米(ベリーズ)~南米(ベネズエラ、コロンビア)等のカリブ海沿岸諸国原産で、ラン科エンシクリア属の中型常緑多年草です。温暖・湿潤な森林の樹木に着生する原種ランです。ベリーズの国花です。別名でクロラン(黒蘭)や、Octopus Orchid(オクトパス・オーキッド)、エンシクリア・コーレア、エンキクリアクレロデンドラム・ウガンデンセクレロデンドラム・ウガンデンセ(学名:Clerodendrum ugandense)は、ウガンダなどの熱帯アフリカ・熱帯アジア原産で、シソ科クサギ属の非耐寒性常緑低木です。夏から秋に、花茎から集散花序を伸ばし蝶形の小花を咲かせます。ブルーエルフィンは、青花を咲かせる品種で、青蝶のように見えるので、「ブルー・バタフライ・フラワー(Blue butterfly flower)」や「ブルー バタフライ パンジーパンジー(Pansy、学名:Viola × wittrockiana)は、北ヨーロッパ原産の園芸品種で、スミレ科スミレ属の耐寒性一年草です。街や公園の花壇や店先のプランターなどの日当たりが良い場所で、9月~翌年5月までの長期間咲いています。サンシキスミレ(三色菫)とも呼ばれます。草丈は草10~30 cmと低いです。花径は、5~30cmと草丈に対して花びらが大きいです。 花色は豊富で、紫 、白、黄、イセハナビイセハナビ(伊勢花火、学名:Strobilanthes japonicus)は東南アジア原産で、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。夏から秋に、薄赤紫色の唇形の花を咲かせます。日本へは観賞用として中国を経由して伝来したものが野生化しました。葉は長楕円形で対生につきます。花弁の先は5深裂します。 一般名:イセハナビ(伊勢花火)、学名:Strobilanthes japonicus、別名:Gイソトマイソトマ (Isotoma、学名:Isotoma axillaris)とはオーストラリア原産で、キキョウ科イソトマ属の常緑宿根草です。春から秋までの長期間、星型の花を咲き続けます。特に夏の暑い盛りに青紫色や白色の涼しげな花を咲かせるので貴重です。横に広がる性質からハンギングバスケットなどに使われます。葉や茎から出る白い液体はアルカロイドで有毒です。属名の Isotoma は isos(等しい)+tハナシキブハナシキブ(花式部、学名:Caryopteris × clandonensis)は、シソ科カリガネソウ属の落葉小低木です。カリガネソウ属のダンギク種とモンゴリカ種(C. mongholica)の種間交雑でできた園芸品種です。叢生した葉は狭卵形~長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、茎に対生して付きます。葉は段菊より細く繊細です。夏から初秋に、茎長頂や葉腋から集散花序を伸ばし、青紫色の花を多数咲かせます。花カンアオイカンアオイ(寒葵、学名:Asarum spp.)は日本、東アジア原産で、ウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ種の多年草です。寒葵は東アジアには100種程、日本にその半数があると言われます。花名は冬でも枯れないことや、葉が葵に似ていることに拠ります。 樹木下の暗い場所に自生し成長は驚くほど遅いです。株高が低く、地面に張り付いて開花します。 日本で寒葵と言えば、カントウカンアオイ(関東寒葵、Asaギボウシギボウシ(擬宝珠、学名:Hosta Hybrids)は、東アジア原産で、キジカクシ科の耐寒性多年草です。小葉擬宝珠(学名:Hosta sieboldii)や、大葉擬宝珠(学名:Hosta montana)など、ギボウシ属の総称です。 初夏に花茎先端から伸ばした総状花序に多数の白又は紫色のユリ(百合)に似た花を咲かせます。花冠は6枚の花被片が合着した合生花被で漏斗状をしています。花名は、花の蕾が伝統リンドウリンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)は、日本・朝鮮半島・中国原産で、リンドウ科リンドウ属の落葉性多年草です。別名でJapanese gentian 、Korean gentianと呼ばれます。日本では、本州、四国、九州の山野に自生します。茎丈30~50cmです。 葉は緑色で卵形~披針形をしており対生に付きます。秋に釣鐘型で紫色色か白い花を横向きに咲かせます。園芸品種には桃色もありツリガネニンジンツリガネニンジン(釣鐘人参、学名:Adenophora triphylla var. japonica)は、日本、シベリア、サハリン原産で、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。日本全国の草原や湿地に自生します。円柱状の茎には毛が生えています。根生葉は丸い心臓形で開花期には枯れます。茎葉は長楕円形で、茎から3〜5枚を放射状に出します。 夏〜秋に、花茎の上段から円錐花序を伸ばし、青紫色で鐘形の小 トリカブトトリカブト(鳥兜、学名:Aconitum)は日本や中国等、北半球の温帯地域の湿った山野に自生するキンポウゲ科の多年草の総称です。 葉は掌状に3裂し、枝に互生してつきます。 夏から秋、茎先から伸びた総状または散房状花序に青紫色の花を咲かせます。 花の形が、能楽で被られる冠、すなわち、鳥兜・烏帽子(えぼし)に似ているのが名前の由来です。 トリカブトの種類には、葉が3〜5深裂し、茎が湾曲したヤマトリカブシコンノボタン・リトルエンジェルシコンノボタン・リトルエンジェル(紫紺野牡丹 'Little Angel'、学名:Melastoma Tibouchina 'Little Angel' )は、ブラジル原産で、ノボタン科シコンノボタン属の半耐寒性常緑低木「シコンノボタン(紫紺野牡丹、学名:Melastoma Tibouchina)」の園芸品種です。小型かつ小輪で、花色が変化します。秋に、枝先から集散花序を伸ばし、漏斗状で先端が5裂ヤナギバルイラソウヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草、学名:Ruellia simplex)はメキシコ原産でキツネノマゴ科ルイラソウ属の半耐寒性常緑小低木です。春から晩秋までの長期間、葉腋から花茎を出しその先に紫色の一日花を咲かせます。葉は柳葉に似て細長く、緑色の葉に紫色の葉脈が走ります。葉縁には鋸歯があり、葉は対生に付きます。花冠は5つに深く切れており、花弁に多数の皺が見られます。花が終わると萼と雌蕊を残して花冠がヤブマメヤブマメ(藪豆、学名:Amphicarpaea edgeworthii var. japonica)は、日本や中国などの東アジア原産で、マメ科ヤブマメ属の蔓性一年草の野草です。藪に生えます。茎には毛が生えています。葉には長い葉柄があり3出複葉です。小葉は幅広の卵形で葉の裏表に毛が生え、茎に互生して付きます。蔓は細長い針金状で、他の植物に絡み付きます。秋に、短い花穂(総状花序)を伸ばし、淡赤紫色の旗ヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)とも呼ばれます。 草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一ハマゴウハマゴウ(浜栲、学名:Vitex rotundifolia)は、東アジア・東南アジア原産で、常緑小低木です。夏に、海岸の砂地や岩場の後背地で群生します。這うように伸びた枝先に円錐花序に紫色の小花を多数付けます。葉は楕円形で葉縁は全縁で、枝と共に芳香があります。花冠は上下に分かれた口唇形で、上唇は2裂し、下唇は3裂します。4本の雄シベと、柱頭が2裂した一本の雌シベは共に長く、花から外に飛び出ていますヒヨドリバナヒヨドリバナ(鵯花、学名:Eupatorium makinoi)は、中国原産で、キク科の多年草です。晩夏から秋に、花茎から伸びた散房状に淡紫色または白色の小さな筒状花を多数集合させて咲かせます。茎に紫色の斑点や短毛があります。葉には短い葉柄があり、ざらざらして、茎に対生に付きます。 花名の由来は花の開花時期がヒヨドリの鳴く時期であることに拠ります。 鳥のヒヨドリ 似た花 ヒヨドリバナ(Eレイジンソウレイジンソウ(伶人草、学名:Aconitum loczyanum)は、日本固有種でキンポウゲ科トリカブト属レイジンソウ種の多年草です。本州の東北から中部の湿った山野に自生します。和名は、花が舞楽の奏者(伶人)が被る冠に似ていることに拠ります。 一般名:レイジンソウ(伶人草)、 学名:Aconitum loczyanum、 分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キンポウゲ目キンポウゲ科トリカサフランサフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) はギリシャ原産で、アヤメ科の球根植物です。原種はギリシャ産ですが、現在栽培されているものは園芸品種です。草丈は低く松葉のような葉が10本程生えています。秋に、葉中央から短い茎を伸ばし、クロッカス(Crocus)に似た比較的大きな紫色の花を咲かせます。雌蕊の花柱は鮮紅色で先端が3裂し、乾燥させたものはサフランという 高価な香辛料や薬とパイプカズラパイプカズラ(学名:Aristolochia littoralis)はブラジル原産で、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性常緑低木です。大きな暗紫色で白い脈状斑のある花のようなものは花被(萼)が癒合して筒状となったもので、花弁ではありません。筒状の緑色(外側)の部分はパイプ状をしています。筒の部分に虫を誘きよせ受粉させます。 一般名:パイプカズラ(Pipe葛)、学名:Aristolochi イワシャジンイワシャジン(岩沙参、学名:Adenophora takedae)とは、日本原産でキキョウ科ツリガネニンジン属の落葉多年性です。本州の関東から中部地方の山地の岩場に自生する山野草です。別名でイワツリガネ(岩釣鐘草)、学名からAdenophora takedae(アデノフォラ・タケダエ)とも呼ばれます。草丈30〜70cmで根茎は太いですが茎や葉は細いです。根生葉は栄養葉で卵形で互生に付きます。茎に付ブルーファンフラワーブルーファンフラワー(Blue fan flower、学名:Scaevola aemula)は、オーストラリア原産で、クサトベラ科クサトベラ属の匍匐性常緑多年草です。葉は緑色で長楕円形、葉縁に粗い鋸歯があり、枝に互生して付きます。代表色は花名の青紫色ですが、赤紫や、白、黄(交配種)があります。花名にファがン(fan)とあるように、花の形は扇状形で、葉腋にたくさんの花が輪状に咲きます。開花期は長く、クレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精ブルーサルビアブルーサルビア(Blue salvia、学名:Salvia farinacea)は、北米原産で、シソ科サルビア属の一年生草本です。本来は多年草ですが、日本の高温多湿気候では、園芸上一年草の扱いとなります。別名で、サルビアファリナセア、メアリーセージ(mealy sage)やケショウサルビア(化粧Salvia)とも呼ばれます。葉は卵形で根元につきます。夏~秋に、茎頂又は、葉腋から伸びた15~30 cホトトギスホトトギス(杜鵑草、学名:Tricyrtis hirta)は、日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。南関東~四国、九州の山野の少し湿気のある日陰の崖や岩場に自生します。 草丈は30~100 cmです。茎には短い剛毛が生えています。葉は緑色、長楕円形で、先端が尖り、互生して枝につきます、若葉には油染みのような斑点有ります。8月~12月、花穂から、花径が3~4 cmで、花弁数が6枚の漏斗クジャクアスタークジャクアスター(孔雀Aster、学名:Aster hybrids)は、北米原産のキク科シオン属の多年草「アスター(Aster)」の園芸品種です。(アスターの花言葉は「追憶」「君を忘れない」です。) クジャクソウ(孔雀草)、宿根アスター、Frost aster、とも呼ばれます。シロクジャクやユウゼンギクを交配して作られました。茎元から多数分枝して小さな花を多数咲かせます。花色は紫の他、桃色や白、藤ラベンダーセージラベンダーセージ(学名:Salvia farinacea 'Indigo Spires')は、園芸品種で、シソ科サルビア属の半耐寒性・常緑宿根草です。ブルーサルビア(Blue salvia 、学名:Salvia farinacea) と、サルビア・ロンギスピカタ(学名:Salvia longispicata)との自然交雑種です。サルビア・インディゴ・スパイア(Salvia 'Indigo Spirバンダ・サンサイブルーバンダ・サンサイブルー(学名:Vanda ”Sansai Blue”)は、東南アジア原産で、ラン科ヒスイラン属の常緑性多年草’バンダ’’の一品種です。明るい青紫色の大輪花を咲かせる交配種です。花言葉は「上品な美しさ」。 一般名:バンダ サンサイブルー、学名:Vanda "Sansai Blue"、別名:バンダ、ヒスイラン(翡翠蘭)、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科ヒスイラン属トサカケイトウトサカケイトウ(鶏冠鶏頭、学名:Celosia argentea var. cristata)は、ケイトウの一種で、花房が扁平な形をしている品種です。トサカケイトウの中で花房が球状のものをクルメケイトウ(久留米鶏頭)と呼びます。 一般名:ケイトウ(鶏頭)、学名:Celosia argentea var. cristata、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ヒユ科ケイトウ属トサカケイトウマツムシソウマツムシソウ(松虫草、学名:Scabiosa japonica)は、日本固有種で、マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草です。北海道~九州の、山や高原に自生します。草丈が高く1m程になります。秋に、淡青紫色の頭花を咲かせます。花色には白や深紅色もあります。和名の由来は松虫の鳴くころに開花すること等、諸説あります。属名の”Scabiosa”は、ラテン語の「scabiea(疥癬)」。昔、皮膚病の治療に使 オタカンサスオタカンサス(Otacanthus、学名:Otacanthus caeruleus)は、ブラジル原産で、オタカンサス科オタカンサス属の常緑灌木です。茎は直立し、上部で良く分枝し、1m程になります。日当たりのよい場所を好みます。初秋に、青紫色をした2唇形で、中央部が白色をした花を咲かせます。ブラジリアン・スナップドラゴンやアマゾン・ブルー(Amazon Blue)と呼ばれます。さらに、ブルーキャッツツンベルギア・グランディフローラツンベルギア・グランディフローラ(学名:Thunbergia grandiflora)はインドのベンガル地方原産で、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の大型の常緑蔓性多年草です。原産地の名前からベンガルヤハズカズラとも呼ばれます。ツルは成長が早く棚などを伝って長く伸びて木質化します。葉は心臓形で密生した毛があります。夏~秋、枝先から総状花序を伸ばし漏斗状の薄紫~青紫色の大きな花を付けます。属名のThunナスナス(茄子、学名:Solanum melongena)は、インド原産で、ナス科の非耐寒性一年草の野菜です。トマトやキュウリなどと共に家庭でよく食べられます。 葉は楕円形で日光に当たるよう大小様々で重なり合わないように付きます。夏から秋に紫色の花を咲かせ、開花後2~3週間で光沢のある紫黒色の果実を収穫できます。 この紫色はアントシアニンで、紫外線から果肉を守るために作られるものであり果実に袋を被せるカラミンサ・ネペタカラミンサ・ネペタ(学名:Calamintha nepeta)は、地中海沿岸及び欧州原産で、シソ科カラミント属の常緑耐寒性耐暑性多年草です。カラミンサというハーブの1品種です。花茎から穂状花序を伸ばして小さな薄桃色の唇形花を咲かせます。葉は、発汗、去痰、消化促進、リラックス効果があるとされ、風邪の予防や健康促進のためハーブ料理やハーブティ、ハーブ浴に使われます。属名の「Calamintha」は「cアサガオアサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)は熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。庭や学校の学習教材とされます。葉は緑色で鉾形で互生に付きます。初夏の早朝、花序を伸ばしラッパ状の花を咲かせます。花は午前中に萎みます。原種の花色は薄青色ですが、現在では多数の園芸種が作られ花色が豊富になりました。花後になる果実は朔果です。雌蕊の子房の心皮が幾枚か合わさって1つの乾いた果実になりバラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易くアンゲロニア セレナ 'パープルストライプ'アンゲロニア・セレナ 'パープルストライプ'(学名:Angelonia serena 'Purple Stripe')はアンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia)の矮性園芸品種で白と紫のツートンカラーです。アンゲロニア・セレナには他の色があります。同属に、葉が柳の葉に似ている「ヤナギバアンゲロンソウ (サマー・スナップドラゴン、学名:Angeloniセキヤノアキチョウジセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字、学名: Isodon effusus)は、秋、青紫色の口唇形の花を咲かせるシソ目シソ科ヤマハッカ属の多年草です。種小名の「effusus」はラテン語で「まばらに広がった」という意味です。山地の木陰に生息します。四角形をした茎先や葉腋から花穂を出し細長い筒状の先が2つに割れた口唇形の花を咲かせます。花名は箱根の関所に見られ、秋に丁字形の花冠を咲かせることに因みますパンジー モルフォパンジー モルフォ(Pansy Morpho、学名:Viola×wittrockiana "Morpho")は、北ヨーロッパ原産の園芸品種でスミレ科スミレ属の耐寒性一年草「パンジー」の園芸品種の一つです。日本の「サカタのタネ」が育種して、 2002年オール アメリカ セレクションズを受賞花(All-America Selections awards 2002)です。 南米に生息する美しい蝶「 モル テトラネマ・ロセウムテトラネマ・ロセウム(学名:Tetranema roseum)はメキシコ~グアテマラ原産で、オオバコ科メキシコジギタリス属の常緑多年草です。メキシコジギタリス属に所属しますが、猛毒のジギタリス(学名:Digitalis purpurea)とは違う植物です。根生葉は緑色で長さ10 cm程の倒卵形をしています。根生葉の間から、数本の花茎を出し先端に散形花序を付け紫色の漏斗状の花を7,8輪咲かせます。花 他の特集 サルビアの種類サルビアの種類には、サルビア・レウカンサ,クラリセージ,ブルーサルビア,サルビア・ミクロフィラ,パープルセージ,サルビア・ミクロフィラ 'ホットリップス',ラベンダーセージ,サルビア・ガラニチカ,サルビア・スプレンデンス,サルビア・ミクロフィラ 'ピンクブラッシュ',フルーツセージなどがあります。 8月の黄色い花【特集】8月に咲く黄色い花特集 8月に咲いている黄色い花は205種ありました(2023年8月23日現在) フェンネル、キク、ゴールデンシャワーツリー、ハルノナナクサ、イリマ、タンポポ、ミヤマキンポウゲ、エルサレムセージ、ガーベラ、オオキバナカタバミ、キツリフネ、キュウリ、キリンソウ、キンコウカ、キンミズヒキ、キンレンカ、キンロバイ、ヒマワリなどがあります。花弁が黄色でも小さい場合は、苞や萼の色が目立つ特集 茶色い実果物の色011茶色い実 かぎけんWEB図鑑「木の実・草の実図鑑」から色別の果実一覧シリーズをお届けしています。 今回はその11回目で、果実の果皮や果肉、種子のいずれかが茶色いものを集めました。 この中には、食用となる果実(いわゆる、フルーツ)や、人間の食用とはならない果実から、外観が茶色いもの、果皮を剥いたら果肉が茶色いもの、種子が茶色いものを載せます。 しばしば引用しますが、イネ(稲特集 紫の実紫の実写真一覧 特集 紫の果実は、一番下↓にあります。 「光る君へ」という、「源氏物語」を書いた作者「紫式部」の人生を描くNHK大河ドラマが何かと評判になっています。今年は「紫」がトレンドになるかもしれません。そこで、今回は紫色の果実を集めて特集としました。 かぎけんWEB図鑑「木の実・草の実図鑑」から色別の果実一覧シリーズをお届けしています。 ここでは、果実の10月の茶色い花10月の茶色い花 ルドベキア(Rudbeckia)やキロシスタ(学名:Chiloschista)などが咲き終わり、カンアオイ(寒葵、学名:Asarum spp.)が咲き始めました。 11月の白花(2022)11月に咲く白花でここに掲載されているものは、126種あります。 その内、11月から咲き始める花は、 スノードロップ(snowdrop、学名:Galanthus nivalis)や、 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)、 アシズリノジギク(足摺野路菊、学名:Chrysanthemum japonensevar. ashizuriense)などです。5月の白花種類一覧2 5月の白花種類一覧1(かぎけん花図鑑)から続く、 5月に咲いている白花で、かぎけん花図鑑に収められているものは、383種類でした。その1には200種を掲載し、その2では183種を掲載します。 「5月の白花を集計した結果」 5月の白花1,2を集計した結果、以下のことが分かりました。 ■1.ベスト10(多い順) あくまでも撮影した花写真の範囲内のことですが、5月に白花特集 白い実白い実写真一覧 特集 白い果実 木の実・草の実図鑑から色別の果実一覧をお届けします。 ここでは、果実の果皮や果肉、種子のいずれかがが白いものを集めました。詳細をご覧になるには、各画像をクリックしてください。 現在、以下の38種類あります。 イタドリ、イチョウ、イネ、エゴノキ、ホオズキ、ゴーヤー、トウモロコシ、サンカクサボテン、ナンキンハゼ、ワタ、ベニバナボロギク、ナス、アカエデカエデ(楓)は植物界被子植物単子葉類ムクロジ目ムクロジ科カエデ属の中高木です。ここでは、アメリカハナノキ、トウカエデ、ノムラカエデ、ノルウェーカエデ 'プリンストンゴールド'、イタヤカエデ(板屋楓)、カラコギカエデ、ハナノキ、カエデ、イロハモミジ、サンゴカクモミジ、モミジ 'ベニシダレ'、ノルウェーカエデなど、カエデの種類についてご紹介します。伝説の生物名「伝説の生物名」には、-ドラゴンやオニ、ヤマタノオロチ、ユニコーン、猩々など、架空の、伝説的生き物の名前が付いている植物を集めました。例えば、オニアザミや、オニユリ、オオオニバス、ショウジョウソウ、リュウゼツランなど。ラベンダーの種類一覧ラベンダーの種類一覧ツツジ属の種類ツツジ属とは ツツジ属とは植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツツジ科ツツジ属に分類される落葉低木です。桜が咲き終わった4月~5月に、ツツジは漏斗状で先端が5裂した花を咲かせます。このリストでは、ツツジの原種とその園芸品種、サツキ、さらに広い意味のシャクナゲやアザレアが含まれます。 ツツジ属の花一覧 以下にツツジ属の花一覧を図示します。 アザレア(Azalea、学名:Rhododendr