キケマン
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キケマン(黄華鬘、学名:Corydalis heterocarpa var. japonica)とは、日本原産で、ケシ科キケマン属の越年草です。野原や畦道、海岸などのやや湿っぽい草地に生えています。葉は緑または赤褐色を帯びており、2~3回出羽状複葉で細かく裂けます。赤みを帯びた太い直立した茎から総状花序を伸ばし多数の鮮黄色で筒状の4弁の小花を咲かせます。小花は重ならないように少しずつずれて咲きます。花後に成る果実は蒴果で、僅かに数珠状をしています。残念ながら、全草が有毒植物で、しかも悪臭がします。
一般名:キケマン(黄華鬘)、学名:Corydalis heterocarpa var. japonica、別名:Corydalis (コリダリス)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科キケマン属ツクシキケマン種キケマン変種 、原産地:日本、生息分布:関東~沖縄の日本、環境:野原や、畦道、海岸、生活型:越年草、草丈:40~60cm、葉形:2~3回羽状複葉、小葉葉縁:羽状深裂、葉色:赤褐色、両性花、総状花序、花径:0.5 cm、筒長:2 cm、開花期:3月~5月、花色:黄色、花弁数:4、花弁:外側に2個、内側に2個、雄蕊数:2、果実型:蒴果、果実形:披針形、果実長:3~4 cm、種子:2列に並列、備考:毒草、悪臭。