4月9日の誕生花、パンジー(Pansy) ポスト 4月9日の誕生花、パンジー パンジー(Pansy、学名:Viola × wittrockiana)とは、北ヨーロッパ原産の園芸品種で、スミレ科スミレ属の耐寒性一年草です。 別名で、サンシキスミレ(三色菫)や、三色すみれ、ガーデンパンジー(Garden pansy)とも呼ばれます。 街や公園の花壇や店先や民家のプランターなど、日当たりが良い場所で、9月~翌年5月まで長期間咲き続けています。 草丈は10~30 cmと低いです。 花径は、5~30cmと、草丈に対して花が大きいです。 花色は豊富で、紫 、白、黄、橙、赤、茶、桃があります。 写真を見ると花弁に皴があるのでお猿さんが梅干を食べたような酸っぱ顔に見えますね。 パンジーの品種 パンジーの品種には、モルフォ蝶を思わせるパンジー モルフォ(Pansy Morpho、学名:Viola×wittrockiana "Morpho")や、パンジー 'ビーズ・ミックス'(Pansy 'Bees mix')、などがあります。 モルフォ蝶とナノ構造 このモルフォ蝶と、それを彷彿させるパンジー モルフォを下に示します。両者にどんな関係が有るのか、ご興味のある方は電磁波解析ソフトKeyFDTDソフトを使って行ったモルフォ蝶の構造色の解析レポートをご参照ください。 左:昆虫のモルフォフォ蝶、中央:モルフォ蝶の構造色の解析(KeyFDTDソフト使用)、右:花のパンジー モルフォ(Pansy Morpho) 花名と学名の由来 花名の「パンジー(Pansy)」は、花柄を人の思索する顔に例えて「思想(パンセ、pensee、仏語)」から付けられました。 属名の 「Viola」は、ラテン語で「紫色」と言う意味で、代表的な花色から取られました。「×」は雑種を意味します。 種小名の「wittrockiana」は、園芸菫の著書があるスウェーデンの植物学者ファイト・ウィットロック(Veit Brecher Wittrock)博士への献名です。 パンジーの花言葉 「もの思い」という花言葉も、「思想(パンセ、pensee、仏語)」に拠ります。 パンジーとビオラの違い パンジーと同属のビオラ(学名:Viola)はよく似ており厳格な違いはありませんが、パンジーはビオラより草丈が有り、花径も大きいとされます。 【ビオラ<半径5 cm(目安)<パンジー】 ■関連ページ パンジー(Pansy、学名:Viola × wittrockiana) パンジー モルフォ(Pansy Morpho、学名:Viola×wittrockiana "Morpho") 4月の誕生花 4月9日の誕生花、パンジー(Pansy)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月9日(水) #4月9日の誕生花 #誕生花 #>パンジー #Pansy #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articles花ら84. 秋の紅葉が美しい 櫨の木 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ハゼノキ(櫨の木、学名:Toxicodendron succedaneum)は、日本~朝鮮半島、中国、東南アジア原産で、ウルシ科ヌルデ属ハゼノキ種の落葉高木です。ロウノキ(蝋の木)、リュウキュウハゼ(琉球櫨)、トウハゼとも呼ばれます。ヤマハゼとは近縁種です。 円錐花序を伸ばし黄緑色の小花をつけます。秋に、奇数羽状複葉が美しく紅葉し、灰褐色の薬用植物園の花3 ムユウジュ(無憂樹、asoca、学名:Saraca asoca) 仏教の3聖木の一つで、釈迦誕生の木として知られます。 ムユウジュ(無憂樹、asoca、学名:Saraca asoca、シノニム:Saraca indica L.)はインド〜東南アジア原産でマメ科(ジャケツイバラ科)サラカ属の非耐寒性常緑小高木です。別名で、アソカノキ(阿輸迦の木)や、Asoka tree、Saraca asoka、Sorrowless treeとも呼ばれます。 仏教の3大聖樹の1月の赤い花一覧まだ寒い1月に咲く赤い花には、①ツバキ(椿)、②植物園の温室の花、③日本の気候に適した花、④プリムラ類があります。 ①ツバキ(椿) ツバキ(椿、学名:Camellia japonica)で現在咲いているのは「冬咲き品種」です。【椿の品種に拠る開花時期の違い】・早咲き 9月~10月 ・冬咲き 11月~2月 ・春咲き 3月~4月 ・極遅咲き 5月。詳しくは、椿品種一覧をご覧下さい。 ②温室の花 外誕生花 8月5日 エリカ誕生花 8月5日は、エリカです。 エリカ エリカ(Erica)は、南アフリカ原産でツツジ科エリカ属の常緑低木です。エリカには、ジャノメエリカ(蛇の目erica)と呼ばれる’エリカ・カナリクラータ(学名:Erica canaliculata)’や、エリカ・ダーリーエンシス(Erica darleyensis、学名:Erica ×darleyensis)などがあります。 詳しくは、エリカ10月24日の誕生花 西洋李、梅、アゲラタム10月24日の誕生花 梅,セイヨウスモモ,アゲラタム ウメ(梅、学名:Prunus mume) は中国原産でバラ科の落葉小高木です。花言葉は「不屈の精神」です。 セイヨウスモモ(西洋李、西洋酸桃、学名:Prunus domestica)は、コーカサス~カスピ海沿岸原産で、バラ科サクラ属の落葉小高木とその果実のことです。花言葉は「誠実な一生」です。 アゲラタム(Ageratum、学家持さんの激🤨🏹万葉集草木110.ハゼ(ヤマハゼ)ハゼノキ(櫨の木、学名:Rhus succedanea)は、日本~朝鮮半島、中国、東南アジア原産で、ウルシ科ヌルデ属ハゼノキ種の落葉高木です。樹液はウルシやヤマウルシと違い塗料とはなりません。 万葉集時代の「ハジ(波自)」は、ハゼ(ハゼノキ)と言われますが、現在のヤマハゼ(Rhus sylvestre)ではないかとされます。 ハゼとヤマハゼの違いは葉に毛があるか無いか見分けます。ハゼノキの葉は無毛