四月の白い花2 カサブランカ(Casa Blanca) Tweet カサブランカ(Casa Blanca,学名:Lilium 'Casa Blanca')は、園芸品種で、日本に自生するヤマユリ(山百合)とカノコユリ(鹿の子百合)等を交配・育種したオリエンタルハイブリッド(OHB,Lilium Oriental Group)と呼ばれるユリ科の落葉多年草(球根)です。別名で、リリー(Lily) 、オリエンタルリリー、OHBとも呼ばれます。 カサブランカは日本のユリを使ってヨーロッパで作られました。 草丈は80~120 cmです。鱗茎から太い花茎を伸ばし、長楕円形の茎葉を互生して付けます。4月~7月(最盛期は7月-8月、周年流通)に茎頂に花径20 cmの漏斗状で芳香のする大輪花を1~3輪咲かせます。「ユリの女王」と称えられます。代表色は、純白で、黄色や、ピンクもあります。雄蕊の葯色が落ち難いので、切り花は予め葯を取り除いて販売されます。 カサブランカの特徴 花が大輪、花は下向きに咲く、花弁に斑点(スポット)が無い、花びらが反り返る、花に甘く芳しい香りがある。葉は長楕円形で、光沢がある。 ■関連ページ 四月の白い花2 カサブランカ(Casa Blanca)かぎけん花図鑑 花日記2024年4月7日(日)、 カサブランカ(Casa Blanca) 特集 4月の白い花1一覧 Other Articles11月17日の誕生花 スターチス、蔦11月17日の誕生花は、スターチス,ツタです。 スターチス スターチス(Statice)、リモニウム(Limonium)、和名でハナハマサジ(花浜匙、学名:Limonium sinuatum)は、スペイン~北アフリカの地中海沿岸原産でイソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。花言葉は「変わらぬ心」です。 ツタ ツタ(蔦、学名:Parthenocissus tricuspidata)9月4日の誕生花 大根草、姫檜扇水仙9月4日の誕生花 ダイコンソウ(大根草)=ゲウム(Geum),モントブレチア(姫檜扇水仙)です。 ダイコンソウ(大根草)=ゲウム(Geum、学名:Geum hybrid)は、春から夏に小さな朱赤や黄、または橙色の花を咲かせる耐寒性多年草です。花言葉は「将来有望」です。 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、学名:Crocosmia x crocosmiiflora)は、南アフリカ原産で、ア誕生花 5月23日5月23日の誕生花はカルセオラリアと、イエローサルタンです。 カルセオラリアは、カルセオラリア科カルセオラリアの一年草で、和名では「巾着草」と呼ばれます。 イエローサルタンは、キク科ニオイヤグルマギク属の一年草です。 カルセオラリアの花言葉は、「あなたを伴侶に」や、「ふくよか」です。 イエローサルタンの花言葉は、「優美」や、「強い意志」です。 ■かぎけん花図鑑 イエ武家屋敷の必需品🏹🌿😑😔万葉集草木93.矢竹ヤダケ(矢竹、学名:Pseudosasa japonica)は日本原産でイネ科ヤダケ属の万葉時代からある大型の笹(ササ)です。矢の材料となるので古くから武家屋敷に植えられており和名の由来とにもなっています。名前に竹と付きますが成長しても皮が稈を包んでいるので笹とされます。矢竹の変種に辣韭矢竹があります。 万葉集と笹 万葉集にはヤダケやメダケと思われる笹の歌があります。 第19巻 4291番歌 万葉集草木シリーズ7.カタクリカタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum)とは、日本原産で、ユリ科カタクリ属の耐寒性球根植物です。春、薄紫色~濃紫色の六弁花を下向きに咲かせます。 万葉集でよまれた「カタクリ」 作者:大伴家持 巻19-4143 「意味」 たくさんの乙女が 水汲みしてるように咲いている 寺井の上の カタクリの花だなぁ 原文はこちらへ..以下本文に続く ■関連ページ 万葉集草木シリーズ8月の白い花【特集】 8月に咲く白花は 296種 です(2023年7月26日現在)。 7月に咲く白花の数 355種 と比べると、花数が少なくなりました。日本の夏は気温と湿度が共に高く、この酷暑を乗り越えられない植物が多数あります。 8月の代表的な白花 サギソウ、レモン、バラ、ニラ、キク、シンテッポウユリ、プルメリア、トケイソウ、トルコギキョウ、ニコチアナなどがあります。 ■関連ページ 8月の白い花【特集】かぎ