男の秘めた熱い思い?万葉集草木シリーズ33.アサ ポスト アサ(麻、学名:Cannabis sativa)は中央アジア原産で、アサ科アサ属の一年生草本です。アサのみで1属1種を形成します。別名で、タイマソウ(大麻草)、Hemp、学名でカンナビス・サティーバ(Cannabis sativa)と呼ばれます。有用な植物で栽培目的は、繊維を採る、種子を食べる、(種子から)油を採取する、麻酔薬、薬などがありますが、日本の場合は、麻薬の含有成分が少ないためか主に繊維を採るために栽培されます。夏の終わりに茎を刈り取り、皮を剥いで、繊維とし、衣服の材料とします。万葉集で謡われています。 万葉集 第7巻1298番歌 作者:柿本人麻呂 題詞:寄衣 原文 干各 人雖云 織次 我廿物 白麻衣 よみ 干(かに)各(かくに) 人(人は)雖云(言えども) 織(おり)次(継、つがむ) 我(わが)廿物(機物、はたものの) 白麻衣(しろあさごろも) 意味 あれこれ 人は言うでしょうが 今織っている 白い麻衣を織り続けます。 転じて 人はあれこれ言うでしょうが 私(男性)はずっとあの方(女性)を思い続けます。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 男の秘めた熱い思い?万葉集草木シリーズ33.アサ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月19日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles11月3日の誕生花と花言葉|黄色の菊11月3日の誕生花は、黄色い菊です。 キク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国、米国原産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。 黄色い菊の花言葉は、「長寿と幸福」です。 日本には奈良時代に渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。 春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本を代表する花とされます。 菊には種類が沢山あって一度に取江戸菊は面白い ”新秋の紅”毎年、10月、11月は、全国各地で大菊花展が開催されます。古典菊が主体でなんとなく古臭いものとして、以前は興味を持てませんでしたが、この「江戸菊」などを見ると、「狂い咲き」を肯定した仕立て方が、現代でも十分通用する斬新さサイケさを感じます。江戸時代に確立された江戸菊ですが、何百年前の仕立てとは思えな作りに、温故知新を感じます。 江戸菊 ”新秋の紅”(学名:C. m. "Edogiku Shins家康さんに献上された椿「白玉椿」家康さんに献上された椿「白玉椿」 椿 白玉(ツバキ シラタマ、Shiratama、学名:Camellia japonica 'Shiratama')とは、ツバキの園芸品種で、0月~3月に開花する椿で、白、一重、抱え咲き、筒しべ、中輪(花径4~6 cm)で、蕾が丸いです。 江戸期からの古典品種で、京都の名椿の一つ。 茶花、切り花として人気が有ります。 茶席の白花は「白玉」と言われるくらい、椿の銘4月4日の誕生花、カスミソウ(霞草)4月4日の誕生花、白いカスミソウ シュッコンカスミソウ(宿根霞草、学名:Gypsophila paniculata)とは、地中海、中央アジア、シベリア原産で、ナデシコ科カスミソウ属の耐寒性多年草「カスミソウ(霞草、学名:Gypsophila spp.)」の一品種です。 別名で、ジプソフィラ・パニクラタス(G. paniculata)、コゴメナデシコ、ハナイトナデシコ(花糸撫子)、ベビーズブレス(伊豆大島椿祭り002「寒椿 'マソティアーナ' ('Mathotiana')」 2024年伊豆大島椿祭りで撮った椿の写真2回目は、 「寒椿 'Mathotiana'(カンツバキ 'マソティアーナ' )」です。 カンツバキの園芸品種で、花弁色は紅色で、開花期は12月初旬~2月下旬です。 ■関連ページ 【花日記】 伊豆大島椿祭り002「寒椿 'Mathotiana'(カンツバキ 'マソティアーナ' )」 かぎけん花図鑑 花日記2024年2月8日(木) 【特集】 特集 寒椿品種5月3日の誕生花、タンポポ(蒲公英)タンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)とは、ユーラシア大陸及び北米等が原産で、キク科タンポポ属の多年草です。子供の頃から親しんでいる野草です。 英名では、Dandelionと呼ばれます。 草丈は20~30 cmです。 春に、中空の茎の先端に黄色い舌状花から成る頭花を咲かせます。茎を切ると白い粘液が出ます。開花後は白い冠毛が多数集まった球状のワタゲ(綿毛)となります。 綿毛は一つひとつの冠毛