五月の白花1 ライラック(Lilac) ポスト 白いライラック ライラックは初夏に大きな花房に芳香の良い小花を多数付けるハシドイの樹木です。代表色の薄紅色がライラックカラーという色名になっていますが、稀に白花もあります。ここでは、白花ライラックの花をご紹介します。 ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。山野に自生します。別名で、リラ(仏語、Lilac)や、Lilas、ムラサキハシドイ(紫丁香花)とも呼ばれます。樹高は5〜6m程です。葉柄の先にある葉は光沢があり滑らかで硬く、長さ4-8 cmで広卵形をしており対生に付きます。 4月下旬〜6月中旬に、花茎から円錐花序を伸ばし、稀ですが白花を咲かせます。花径0.6-1cm、漏斗状で先端が4裂した一重咲きまたは八重咲きの小花を多数付けます。 公園樹や、庭木、街路樹、ウェデイングブーケ、香水の原料に使われます。 ライラックとハシドイ ライラックは「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」とも呼ばれます。一方、ハシドイは「和製ライラック」とも呼ばれます。そこで、ライラックと、ハシドイ(学名:Syringa reticulata)の写真を比較して載せました。 > 白花のライラック(左)、白花を咲かせるハシドイ(右) 詳しい説明や、花言葉等については本文をご参照ください。 ■関連ページ 五月の白花1 ライラック(Lilac) かぎけん花図鑑 花日記2024年5月16日(木)、 ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris) 特集 エディブル・フラワー(Edibleflower、食用花) Other Articles世界の国花 フランス France FR世界の国花 フランス France FR かぎけん花図鑑花日記2022年8月8日 矢車菊,マーガレット,雛罌粟 フランスには、政府が決めた国花が無く、習慣的に3色国旗(トリコロール、tricolore)の以下の3種類の花が使われています。 青ーヤグルマギク(矢車菊、Cyanus segetum) 白ーマーガレット(Margarette、Argyranthemum frutescens)誕生花 8月16日 カライトソウ、オミナエシ(暫定的)誕生花 8月16日は、カライトソウ,オミナエシです。 カライトソウ カライトソウ(唐糸草、学名:Sanguisorba hakusanesis)は、日本原産で、バラ科ワレモコウ属の多年草です。学名からサングイソルバ(Sanguisorba)などとも呼ばれます。夏に、長円形をした花穂に絹糸に似た桃色の雄蕊が目立ちます。花言葉は「深い思い」です。 オミナエシ オミナエシ(女郎花、学名:夕化粧のブログ 花名に「化粧」と付く植物を幾つか上げてみましょう。例えば、プリムラ・マラコイデス(Primula malacoides)は、化粧桜、サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)は、化粧サルビアと呼ばれます。一般名で、「化粧」と付くものには、ハンゲショウ(半化粧、半夏生とも、学名:Saururus chinensis)や、ケショウボク(化粧木、学名:Dalechampia roezデンドロビウムのブログデンドロビウム(学名:Dendrobium spp.)は、コチョウラン(胡蝶蘭、Phalaenopsis:ファレノプシス)ほど高価ではなく、普段使いの蘭です。 熱帯アジアや、オーストラリア原産で、ラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。 種類が多く、ノビル系やファレノプシス系(デンファレ系)、フォーモーサム系、キンギアナム系があります ■デンドロビウム(学名:Dendrobiカサブランカのブログカサブランカ(Casa Blanca)は、スペイン語で「白い家」という意味ですが、同名の映画に戦中作られた米映画がありました。また、カサブランカはモロッコの最大の都市でもありますが、ここでは花のカサブランカをご紹介します。カサブランカ(Casa Blanca、,学名:Lilium cv. Casa Blanca)は、...松葉菊のブログマツバギク(松葉菊)は、太陽に向かって艶のある小花を元気良く咲かせます。青空の下、石垣を覆い尽くすように咲くピンクの絨毯は夏の風物詩と言えます。多肉植物なので海岸の塩にも負けていません。...かぎけん花図鑑に続きます。