11月15日の誕生花、ヤマユリとスズメガ ポスト 11月15日の誕生花、ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とオレガノ(Oregano、学名:Origanum vulgare)です。 ヤマユリの花蜜を吸いにスズメガさんが来ています。イラスト by Copilotさん。 ヤマユリとは ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とは、日本原産でユリ科ユリ属の球根植物です。近畿地方以北の山地の林縁に自生します。 草丈は1~1.5 m程になります。葉は緑色の披針形、長さ10~15cm、全縁、互生して付きます。夏に、芳香のある6枚の花被片を持った美しい大輪花を咲かせます。花弁は白地で、中央に放射状の黄金色の帯が入り、小さな鮮橙色班が散在します。1株に最大20輪の花を咲かせます。赤い葯を持つ雄蕊が6本、雌蕊が1本あります。球根は直径10 cm程で扁球形をしており、食用となるので別名で’リョウリユリ(料理百合)’と呼ばれます。また、花被片に金色の帯状が入るので、英名では’ gold-banded lily’と呼ばれます。 白い鱗茎(百合根)は、鬼百合(L. lancifolium)、コオニユリ(小鬼百合、学名:Lilium leichtlinii)、ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)は食用となります。 ヤマユリは代表的品種 ヤマユリは、オリエンタルユリ(O)の代表的百合で、これを基に、多数の「オリエンタルハイブリッド百合」が作られました。 山百合(L. auratum)の変種に、日本固有種で帯色が赤いベニスジヤマユリ (紅筋山百合、学名:Lilium auratum var. rubrovittatum)があります。 ベニスジヤマユリ (紅筋山百合、L. auratum var. rubrovittatum) 万葉集と百合 百合は、ここでは、山百合のこと。 万葉集 第20巻 4369番歌 作者:大舎人部千文 題詞:天平勝寳七歳乙未(西暦755年)二月十四日常陸國部領防人使大目正七位上息長真人國嶋進歌數十七首 但拙劣歌者不取載之 原文 都久波祢 佐由流能波奈能 由等許尓母 可奈之家伊母曽 比留毛可奈之祁 読み 都久波祢(つくはね、筑波嶺)乃(の) 佐(さ)由流(ゆる、百合)能(の)波奈(花)能(の) 由(ゆ、夜)等許(とこ、床)尓(に)母(も) 可奈(かな、愛)之(し)家(け)伊母(いも、妹)曽(ぞ) 比留(ひる、昼)毛(も)可奈(愛)之(し)祁(い) ↓ 筑波嶺(つくはね)の さ百合の花の 夜床(ゆとこ)にも 愛(かな)しけ妹ぞ 昼も愛しけ 意味 筑波山の峰に咲く 百合の花(のように) 夜寝るときも 愛しい妻よ 日中も愛しい。 防人に選任され筑紫に派遣される若い夫が、いつまた再会できるか分からな妻を 愛(いつく)しんで詠った歌。 一般名:ヤマユリ(山百合)、 学名:Lilium auratum、 又名:リョウリユリ(料理百合)、gold-banded lily、 生息分布:近畿地方以北、環境:山野の林縁、 分類名:植物界被子植物単子葉植物ユリ目ユリ科ユリ属ヤマユリ種、 草丈:100~150 cm、 葉色:緑色、葉形:披針形~長卵形、葉長:10~15cm、葉縁:全縁、葉序:互生、 花色:白地に金色帯、花被片数:6、雄蕊数:6、雌蕊数:1、開花期:7月~8月、花径:15~18 cm、 果実型:蒴果、 用途:観賞用、球根は食用となる百合根。 ■関連ページ ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum) ベニスジヤマユリ (紅筋山百合、学名:Lilium auratum var. rubrovittatum) 11月の誕生花、 11月15日の誕生花、ヤマユリとスズメガ かぎけん花図鑑 花日記、 #株式会社科学技術研究所 #かぎけん #かぎけん花図鑑 #STI Location: CopilotLocation: UrabandaiLocation: Saitama Children's Zoo Other Articlesスイフヨウ(酔芙蓉)スイフヨウ(酔芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis cv. versicolor)とは、中国原産でアオイ科フヨウ属の落葉広葉低木「フヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)」の園芸品種です。 花名は、フヨウ属の花で、開花時間と共に花色が変わることを、酒に酔って顔色が変わることに例えて命名されました。花色が変わることを除けばフヨウ(芙蓉)と同じで、同様に一日花でもありま高貴な白薔薇 ブライダル・ホワイト四季咲きで、格調高い白薔薇 バラ 'ブライダル・ホワイト'(薔薇 'Bridal White'、学名:Roza cv. Bridal White)とは、バラ科バラ属の小灌木「バラ(薔薇)」の園芸品種です。 別名で「しろたえ」や、「Tricia」と呼ばれます。 アメリカで育種されたフロリバンダ (F、Floribunda)系統の薔薇です。 1970年に、アメリカの育種家 William A. かぎけん花図鑑 8月26日の誕生花 酔仙翁かぎけん花図鑑 8月26日の誕生花は、スイセンノウです。 スイセンノウ スイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。花言葉は「いつも愛して」です。 かぎけん花図鑑 誕生花8月26日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-08-26/982 花ら107.らんまん 麻黄 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 TV番組は終了しましたが、らんまん植物で残っているものを、引き続き花日記で扱います。 マオウ(麻黄、学名:Ephedra sinica)は中国、中央アジア、インド原産で、裸子植物のマオウ科マオウ属の常緑小低木です。シナマオウとも呼ばれます。原産地では、乾燥地帯に生育します。姿がトクサ(木賊、研草)と似ています。焼酎で有名な「魔王」とは異なり万171. 日本最古の植物染料 山藍ヤマアイ(山藍、学名:Mercurialis leiocarpa)は、日本や中国等が原産でトウダイグサ科ヤマアイ属の多年生草本植物です。本州~琉球半島の山林の薄暗い下床に群生します。草丈30~40 cmで、茎断面は四角形です。長い葉柄の先に付いた葉は10cm程の楕円形で葉縁に鋸歯があり茎に対生に付きます。雌雄異株です。葉腋から花柄を出し、小さな穂状花序を伸ばします。花には雄花、雌花ともに花弁はあり3月9日の誕生花 アセビ,アザレア(白)3月9日の誕生花はアセビ,アザレア(白)です。 アセビ アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonica)は、日本原産で、ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木です。花言葉は「清純な愛」です。 アザレア(白) アザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii)は、台湾生まれベルギー育ちのツツジ科ツツジ属の半耐寒性常緑低木です。花