アジサイの後はノリウツギ ポスト アジサイの後はノリウツギ ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata )とは、中国、韓国、樺太、日本原産でアジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。別名で、サビタ、英名でPanicled hydrangeaと呼ばれます。北海道から九州の山地の斜面や茂みに自生します。 樹高は2~5mです。葉には葉柄があり、葉は緑色で、長さ7-15cmの卵形~楕円形で葉縁に鋸歯があり、枝に対生して付きます。 紫陽花が終わり、糊空木が咲く アジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)もノリウツギも同じアジサイ属の花なので似ています。 アジサイの開花は6月~7月で、その後を継いでノリウツギが7月~9月に花を咲かせます。 花は両性花で8〜30cm長さの円錐花序に白い装飾花を咲かせます。花は中央にある小さな白い両性花の周囲を、同じく白い4弁の装飾花が取り巻きます。 装飾花は一重で直径3cm程です。ノリウツギの原種はガクアジサイと似ていますが、園芸品種は装飾花が多くアジサイに似ています。 アジサイとノリウツギの違い ・開花時期の違い(アジサイ後に、ノリウツギが朔)、 ・花序の形がアジサイは手毬型であるのに対し、ノリウツギは円錐状 ・土壌による花色の変化 アジサイは土のPHで花色が変化するが、ノリウツギは土のPHでは変化しない PHが7から0に近づく(酸性)だと青花が咲き、PHが7から14に近づく(アルカリ性)だとピンクの花が咲く 花言葉や詳しい説明は本文をご覧ください。 ■関連ページ ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata ) アジサイの後はノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata ) 花日記2024年8月12日(月)かぎけん花図鑑 Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き