9月6日の誕生花、クルマユリ(車百合)

9月6日の誕生花、クルマユリ(車百合)。

クルマユリ(車百合、学名:Lilium medeoloides)とは、日本や朝鮮半島原産でユリ科ユリ属の亜高山~高山性多年草です。
日本では、北海道~本州中部以北の亜高山~高山に自生します。

草丈は、30~80 cmです。
鱗茎は、白く直径2cm程の球形をしており、食用となります。
葉は茎の中央で輪生します。
7月~8月に、花茎を伸ばしその先端に、橙色地に濃橙色の斑点が散在する花長6 cmの6弁花を激しく反り返るように上向きに咲かせます。
花後に成る果実は、長さ2cm程の倒卵形をした蒴果です。
用途は、観賞用や、根菜(鱗茎)が食用となります。


花名の由来


純潔」「陽気」「多才な人」


花名の由来


属名の「Lilium」とは、ギリシャ語の「leírion(百合、lily)」に由来し、ユリ全体を指します。
種小名の「medeoloides」とは、ギリシャ語で「medeol(ユリ科の多年草、Medeola)」+「oides(に似た)」という意味です。
和名の「クルマユリ(車百合)」とは、ユリ科であり輪生に茎に付く葉を車輪の輻(や)=スポーク(spoke)に見立てたことに拠ります。


スカシユリとの違い


車百合(Lilium medeoloides)とスカシユリ(Lilium maculatum Thunb.)は似ています。違いは、
車百合(Lilium medeoloides)は、オニユリ(鬼百合、学名:Lilium lancifolium)やコオニユリ(小鬼百合、学名:Lilium leichtlinii)と同様、花が下向きに開き、花弁の先端が極端に反り返ります。
それに対して、スカシユリ(透百合、学名:Lilium maculatum Thunb.)は上向きに咲き、花弁が極端に反り返ることがありません。


コオニユリとの違い


車百合(Lilium medeoloides)とコオニユリ(小鬼百合、Lilium lancifolium)は似ています。違いは、
車百合は放射状の葉が茎中央に車輪のように輪生し雄蕊葯色が明橙色なのに対し、
コオニユリ(小鬼百合)は葉が互生して付き葯色は暗橙色をいています。

一般名:クルマユリ(車百合) 、
学名:Lilium medeoloides 、
分類名:植物界被子植物門単子葉類ユリ目ユリ科ユリ属クルマユリ種、
原産地:日本、朝鮮半島、生息分布:北海道~本州中部以北、生活環境:亜高山~高山 、
生活型:多年草、
草丈:30~80 cm、
鱗茎色:白、鱗茎形:球形、鱗茎径:2㎝、
葉序:茎中央で輪生、
開花期:7月~8月、花被片色:橙地に濃橙色の斑点が散在、花被片数:6枚、花径:5~6 cm、花長:6 cm、花の咲く向き:上向き、
果実型:蒴果、果実形:倒卵型、果実長:2 cm、
用途:観賞用、根菜(鱗茎)。

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