スイカ
- 花名スイカ
- 学名Citrullus lanatu
- 別名Watermelon, Citrullus lanatu
- 原産地熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯
- 開花場所畑
- 開花期
- 花言葉「どっしりしたもの」、「かさばるもの」、「ずっしりしたもの」。
スイカとは
スイカ(西瓜、学名:Citrullus lanatu)とは、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯原産で、ウリ科スイカ属の蔓性一年草及びその果実です。
英名で、Watermelon(ウォーターメロン)と呼ばれます。
スイカは室町時代にポルトガルまたは中国から日本に伝来し江戸時代には栽培が始まり、その後米国から大型で球形の品種が伝えられて、現代の大玉スイカが栽培されるようになりました。
左:日本のスイカは丸い、右:海外のスイカは細長い
スイカは蔓で成長し、蔓長は200~300cmになります。
葉は長さ25cmで、互生して付きます。
6~7月に、雄花、雌花共に黄色い花を咲かせます。
雌花と雄花の見分け方は、蕾の下に膨らみがあるのが雌花で、雄花には膨らみが無くその代わりに黄色い花粉が付いた雄蕊があります。
スイカの苗は単独だと病気にかかりやすいので、カボチャやユウガオを台木とした接ぎ木苗を使用します。
スイカの収穫は、花の交配後の日数や、地温の積算温度を目安とします。
7月に収穫する場合、大玉は交配後、45~50日、積算温度が1000度(地温平均20度*50日、同22.5度*45日)、小玉は交配後、35~40日、積算温度が800度(地温平均20度*35日、同23度*40日)程になった時です。
花が枯れた後、受粉した雌花には果実が出来ます。
スイカは蔓にたくさんの果実を付けますが、収穫するものは1株から1個~4個程度です。
日本で一般的にスイカの果実と言えば、球状で外皮は緑色で濃緑色の独特の波状の縦縞模様が入りますが、 外国産のものは長楕円形で緑地に薄緑色の線状模様が入っているか、模様無しのものが多いです。果肉は赤く(稀に黄色もある)水分が多く甘く中に艶のある黒く平らで肉厚が薄い種子が多数散在します。種子は食べません。
スイカの果実は水分が90%(他に、糖質、ビタミンA、B群、C、ミネラル(カリウム、マグネシウム)、シトルリン、リコピン、食物繊維が含まれる)を占めており、暑い夏の水分補給冷涼効果があるため夏の風物詩となっています。直径が小さい小玉スイカと呼ばれる矮小スイカもあります。
スイカの花言葉
「どっしりしたもの」、「かさばるもの」、「ずっしりしたもの」。
一般名:スイカ(西瓜)、
学名:Citrullus lanatu、
英名:Watermelon(ウォーターメロン)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類スミレ目ウリ科スイカ属、
原産地:熱帯アフリカ、
蔓長:200~300cm、
葉身長:25cm、葉序:互生、
開花期:6~7月、雌雄同株、花序形:単生、花色:黄、花径:3.5cm、
結実期:6~8月(7月の出荷が多い)、果実形:球形、楕円形、果肉色:赤、黄、外皮色:薄緑地にギザギザした波状の深緑色線または模様無し。
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スイカ(西瓜、学名:Citrullus lanatu)