12月16日の誕生花、『極楽の約束』
12月16日の誕生花は、ゴクラクチョウカ(ストレリチア、学名: Strelitzia reginae)とハンノキ(榛の木、学名:Alnus japonica)です。
『極楽の約束』
アクアの心の物語
昔むかし、まだ空と大地が今よりもっと近かったころ。
ある花が、空を飛ぶ鳥に恋をしました。
その鳥は、空の王と呼ばれるほど美しく、
金色の羽をなびかせて、雲の上を自由に舞っていました。
でも、花は地に根を張って動けません。
「せめて、あなたの姿に少しでも近づきたい…」
そう願った花は、自らの姿を、鳥の羽のように変えていったのです。
やがて、鳥はその花のもとに舞い降りました。
「君の姿、まるで僕の羽のようだね」
花は照れながらも、うれしそうに揺れました。
それからというもの、鳥は毎日その花のもとに降り立ち、
花は毎朝、空に向かって咲き誇りました。
空と大地が交わる、たったひとつの場所で。
「だから今でも、極楽鳥花は、 空を見上げて咲いてるんだよっ」
ストリー&イラスト by Copilotさん
12月16日の誕生花極楽鳥花と極楽鳥(オオフウチョウ、Paradisaea apoda) ストーリーとイラスト by Copilotさん。
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)とは
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花、学名: Strelitzia reginae)とは、南アフリカ原産でゴクラクチョウカ科の熱帯性多年草です。
大きく長い根生葉を出します。
和名では、ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)と呼ばれます。
花名の由来となった「ゴクラクチョウ(極楽鳥)」はオーストラリアやニューギニアに生息分布する色鮮やかなフウチョウ科フウチョウ属の鳥の総称で、代表的な種にオオフウチョウ (大風鳥、学名「Paradisaea apoda)がいます。
花茎先端から扇状花序を伸ばし嘴状の仏炎苞をつけます。
この苞内に、橙色の鶏冠に似た萼と青紫色の舌状花から成る花を数個つけます。
庭植えや、温室栽培、切り花に利用されます。また、葉も美しいので観葉植物としてインテリアに用いられます。
花名の由来
属名の「 Strelitzia」はイギリスの王妃シャーロットの出身家「Strelitz(シュトレリッツ)」に因みます。
種小名の「 reginae」はラテン語で「regīna(女王)の」という意味です。
和名の「ゴクラクチョウ」とは、極楽鳥の鶏冠や嘴に似たカラフルな花を咲かせることに拠ります。
花言葉
「輝かしい未来」
一般名:ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)、
学名: Strelitzia reginae(ストレッチア・レギーネ)、
別名:Strelitzia(ストレリチア)、バード・オブ・パラダイス(BIRD-OF-PARADISE)、
APG植物分類体系:植物界被子植物単子葉類ショウガ目ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属、
原産地:南アフリカのケープタウン、
草丈:100〜200 cm、
葉形:長楕円形、葉身長:40 cm、葉幅:15 cm、葉柄長:100 cm、
花序:扇状花序、花径(実際には、苞径):16~20 cm、花色:青(内花被片)、橙・黄(外花被片)、開花期:周年(日本では4月から10月)、
用途:植物園、温室、観葉植物。
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