ツツジ属シリーズ7.蓮華躑躅

花日記2022年4月26日 ツツジ属シリーズ7.蓮華躑躅

レンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個まとめて咲かせます。花には蜜があります。花後に成る果実は、長球形の朔果で強毛が生えています。葉縁に細毛が生えています。夏の西日の当たる場所は栽培には不向きです。花名は、蕾が蓮華の花に似ていることに拠ります。全木に呼吸停止を引き起こす痙攣毒があります。馬や牛などの家畜が食べても有毒なので、別名でウマツツジ(馬躑躅)、ベコツツジ(牛躑躅)とも呼ばれます。蓮華躑躅の仲間には、黄花を咲かせる黄蓮華躑躅や、蓮華躑躅から育成された白花品種があります。

  • 日本杜鹃花
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