8月9日の誕生花、パンパスグラス(pampas grass) ポスト 8月9日の誕生花、パンパスグラス(pampas grass) 花穂が1月、2月も落ちずドライフラワー状態で花が咲いているような、”おばけ”ススキ パンパスグラス(pampas grass)とは パンパスグラス(pampas grass、学名:Cortaderia selloana)とは、アルゼンチン、ブラジル、チリなど南米大陸原産でイネ科コルタデリア属の半耐寒性多年草です。 別名で、シロガネヨシ(白銀葭)や、セイヨウススキ(西洋ススキ) とも呼ばれます。 日本へは、1890年頃(明治中期)に庭植の観賞用に渡来しました、 ヨシの一種で、草丈は300cmになり、外観はススキ(薄、学名:Miscanthus sinensis)と似ています。 左:パンパスグラス雌株、中央:パンパスグラス雄株、右:ススキ(薄、学名:Miscanthus sinensis) 8月~10月に、60~70cmの長くて大きい花穂を伸ばします。 雌雄異株で、雌株には白い毛叩きのような雌花穂、雄株には褐色の細い雄花穂が付きます。 花穂は1~2月まで落ちずドライフラワーのようになり、花が咲いているように見えます。枯れ葉と花穂は、3月中旬に新芽が出る前に剪定します。 品種の種類 花穂色が銀白色のものをセロアナ(Cortaderia selloana)、桃色のものをケルメシア、草丈が低くて穂色が白に桃色が入るものにロゼアがあります。 公園や畑で見られますが、花穂はドライフラワーや切花などに用いられます。 花名の由来 英名の「Pampas grass」とは、原産地であるパンパス平原(pampas)に生える草(grass)と言う意味です。 和名の「パンパスグラス」は英名をそのまま和名としたものです。 属名「Cortaderia」は、スペイン語(アルゼンチンの公用語)の「Cortadera(切るもの)」 種小名の「Selloana(セロアナ)」は、ブラジル植物の採集者でドイツの植物学者、博物学者Friedrich Sellow(フリードリヒ・セロフ、1789–1831)への献名です。 花言葉来 「雄大な愛」「光輝」 一般名:パンパスグラス(pampas grass) 、 学名:Cortaderia selloana(コルタデリア・セロアナ) 、 別名:シロガネヨシ(白銀葭)、セイヨウススキ(西洋ススキ) 、 分類名:植物界被子植物単子葉植物綱イネ目イネ科コルタデリア属(パンパスグラス属) 、 原産地:アルゼンチンなどの南米 、 草丈:100~300cm、 葉:根生葉、葉長:2m、葉幅:0.5-1cm、葉形:細長い、葉縁:鋸歯、鋭いので手を切りやすい、 雌雄異株、雌株には白い毛叩きのような雌花穂、雄株には褐色の細い雄花穂。 開花期:8月~10月ですがドライフラワー状の花穂が付いている間(1、2月頃まで)は鑑賞できる、 花序高(花穂長):60~70cm、花冠形:花弁は無、花色:雌株は銀白色、雄株は褐色、 用途:庭植え、公園の観賞用、花穂は切り花、ドライフラワー、生け花に。 ■関連ページ パンパスグラス(Pampas grass、学名:Cortaderia selloana) 8月9日の誕生花、パンパスグラス(pampas grass)かぎけん花図鑑 花日記2025年8月9日(土) #8月9日の誕生花 #パンパスグラス #pampasgrass #かぎけん花図鑑 #花言葉 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articlesしょんぼり😔万葉集草木68.エゴノキエゴノキ(斉ゴ木、学名:Styrax japonica)は、日本原産で、エゴノキ科エゴノキ属の耐寒性落葉小高木です。ちさの木(萵苣の木)、ジシャ(萵苣)、野茉莉、ジャパニーズ・スノーベル(Japanese snow bell)とも呼ばれます。斉ゴ木(S. japonica)の万葉名は「山じさ」で、万葉集でも詠われています。 万葉集と山じさ(エゴノキ) 万葉集 第11巻 2469番歌 作者:柿つばき ユーシェネンシスのブログ本日ご紹介する花は、椿祭り開催中の伊豆大島公園椿温室で昨日撮ったばかりの珍しい中国原産の椿です。 椿園温室は、椿祭り開催期間のみオープンされますので、何度か同園を訪れたことがありますが、今回初めて入館できました。 温室玄関を入った中央にでんと構えていたのが、ユーシェネンシス(攸県油茶、学名:Camellia yuhsienensis)です。 本種は、中国原産の椿の原種で、サザンカ名前は酷いけど、花は綺麗ボケ(木瓜、学名:Chaenomeles)とは、中国原産でバラ科ボケ属の落葉低木です。 別名で、カンボケ, チョウシュンボケ、 ヒボケ、モケ、ヨドボケ、英名では flowering quince、Chinese quince とも呼ばれます。 ボケは平安時代に、中国から渡来した植物で「毛介(もけ)」と呼ばれていましたがそれが転じて「ボケ」と呼ばれるようになりました。 日本に渡来して以来、国内で、6月1日の誕生花 霞草、薔薇6月1日の誕生花は、カスミソウ,バラ(赤)です。 カスミソウ、宿根カスミソウ 霞草の代表的品種に、一重で白花のジプソフィラ・エレガンス(G. elegans)や、八重で毎年咲くジプソフィラ・パニクラタス(G. paniculata)、 矮性品種のジプソフィラ・ムラリス(G. muralis)、ジプソフィラ・ケラスティオイデス(G. cerastioides) があります。花言葉は「清ら6月18日の誕生花 タイム6月18日の誕生花は、タイムです。 タイム タイムには種類があり、ヨウシュイブキジャコウソウ(洋種伊吹麝香草、学名:Thymus serpyllum)は、ユーラシア、アフリカ北部原産で、シソ科イブキジャコウソウ属の常緑性低木です。クリーピングタイム(Creeping thyme)、ワイルドタイム(Wild thyme)、マザーオブタイム(Mother of thyme)とも呼ばれます。 奄美大島固有種の「フジノカンアオイ」奄美大島固有種のカンアオイ。花(萼片)が大きく、内側が薄緑や薄黄色のものが多い。 フジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)とは、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草 「カンアオイ(寒葵、wild ginger、学名:Asarum) 」 の一品種で、奄美大島固有種です。 奄美大島の樹木下に自生します。 他の寒葵に比べて花(萼片)が大きく、内側が薄緑や薄黄色のものが多い