クリスマスに赤い薔薇を! ポスト 日本の花卉出荷量ベスト3は、農林水産省の統計(令和10年10月18日)によると、多い順から、キク、カーネーション、バラです。 キクは式典用など大口需要が多く、カーネーションはフラワーアレンジメントに入れられる定番で、バラは女性が貰いたい花ナンバー1のようです。 クリスマスも、赤い薔薇のフラワーブーケに包まれて幸せに過ごしたいものですね。 左:生薔薇、右:プリザーブド薔薇 バラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)とは、北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。 英名で「Rose」、別名でカブバラ(株薔薇)や、フサザキバラ(房咲き薔薇)、ミニバラ、ツルバラ(蔓性のバラの場合)、ソウビ(冬に咲く薔薇)と呼ばれます。 イラクとアルジェリア、オマーン(赤薔薇)、イラン、サウジアラビア、モロッコ、ブルガリア、ポルトガル、ルクセンブルクの国花です。 花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもなりました(「紛争に巻き込まれた花)。 また、美しいですが枝に鋭い棘があることから、絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来から伝えられています。 株高は20~120cm(低性)、150cm~(高性)で枝に棘が有ります。 葉は緑色で、1回奇数羽状複葉で、托葉が有ります。葉縁には鋸歯が有り、互生して付きます。 花は放射相称花で離弁花類です。5月~11月に、単性や、散房花序、円錐花序を伸ばし、花径2~15cmの花を咲かせます。 花冠は花弁が5~多数のバラ咲きで、雄蕊は多数です。花色は豊富で、赤・桃・白・青紫・橙・黄・緑・茶色、複色があります。 用途は、切り花や、庭木、鉢植え、公園樹、香水の原料、ハーブティなどです。 ■関連ページ バラ(Rose) 特集 バラ(Rose) クリスマスに赤い薔薇を! かぎけん花図鑑 花日記2024年12月20日(金) Other Articlesつく7 バニラ(Vanilla planifolia)バニラ(Vanilla、学名:Vanilla planifolia)は、メキシコ南部と西インド諸島などの熱帯アメリカ(中南米)原産で、ラン科バニラ属の蔓性(吸着根)常緑着生蘭です。コモロ連合(Comoros)の国花となっています。バニラの主要生産地はマダガスカルを含むブルボン島です。 バニラは蔓性植物なので巻き付く木が必要で通常、カカオ(学名:Theobroma cacao L.)の木が使われます4月10日の誕生花、イチジク(無花果)4月10日の誕生花、イチジク イチジク(無花果、学名:Ficus carica)とは、アラビア原産でクワ科イチジク属の落葉小高木とその果実を言います。 果実を食用とするために栽培されます。 英名では、Fig tree(フィグ・ツリー)と呼ばれます。 世界最古の栽培植物です。日本へは江戸時代に渡来し、北海道を除く全国に分布します。 ヨーロッパで人気のいちじくパン 樹高は、2〜3 mです。 葉薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu)ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生してつきます。 6月~7月4月19日の誕生花 薊、デルフィニウム4月19日の誕生花は、アザミ,デルフィニウムです。 アザミ アザミ(薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生野草です。花言葉は「独立」です。 デルフィニウム デルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科の耐寒性宿根草です。大きく分けてパシフィックジャイアン世界の国花 CI コートジボワール世界の国花 CI コートジボワール かぎけん花図鑑花日記2022年7月10日 コートジボワールはアフリカ大陸、西アフリカにある共和制国家で、南側を大西洋と接します。1960年にフランスから独立しました。公用語はフランス語です。産業はカカオやゴムの輸出など農業が主体です。スポーツではサッカーが人気で、ディディエ・ドログバ選手を輩出しています。 コートジボワール共和国の国花はヤシです。 ヤシは12月6日の誕生花|柊、雪の下12月6日の誕生花は〇ヒイラギ、〇ユキノシタです。 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。葉縁に大きな歯牙が2~5対あります。冬に、葉腋から散形花序を伸ばし小さな白い花を束生して咲かせます。花にはキンモクセイ(金木犀)と似た芳香があります。花後に黒い球状の実が成ります。魔除け効果があるとされ、節分に鬼を祓うため節分に