7月1日の誕生花、クレマチス(Clematis) ポスト 7月1日の誕生花は、クレマチス(学名:Clematis L.) 特集 クレマチス(Clematis) クレマチス(学名:Clematis L.)とは、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。 別名で、テッセン(鉄仙)、カザグルマ(風車)と呼ばれます。 強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。 草丈は、200〜300 cmです。 葉は、3出複葉、又は、2回3出複葉で、小葉の葉縁は全縁で対生に付き、葉柄を出して他のものに巻き付きます。 4月〜10月に、花径5〜15 cmの、花色(実際には、萼色)青・赤紫・桃・赤・白・緑、花(萼)で、皿状/椀状/釣り鐘状の花を咲かせます。 残念ながら、茎葉に毒性が有ります。 花名の由来 属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精神の強さから生じる美しさを持つ人へのイメージを表しました。 花言葉 「高潔」「精神の美」 ■特徴 、花弁は退化 花弁は退化して存在せず、萼が花弁のように変化しています。日本のみならず、世界中に多数の品種が分布しています。 ・花弁が無いー花のように見えるものは萼片 ・蔓性ー葉柄や小葉柄は枝や金網などに絡みつく ・果実-長毛が有り、種子を遠くへ飛ばす落下傘の役割をする ・花(実際は、萼)の形-カザグルマ(風車、C. patens)は皿状花、キルホーサは椀状花、テクセンサスは釣り鐘状 代表品種 ●テッセン(鉄仙、C. florida)-中国原産。大輪。花弁数:6枚。多くの園芸品種の交配親。 ●カザグルマ(風車、C. patens)ー日本原産の野生種、絶滅危惧種。花名は花が民芸品の風車(カザグルマ)のように見えることから。花色(萼色):白色または淡紫色、花弁数(萼数)8枚。野生なので地名が付けられることが多い。 シロバナカザグルマ(白花風車、学名:Clematis patens f. leucantha)など、多くの園芸品種の交配親。 ●モンタナ系(C. montana)ー小輪多花性で蔓性・早咲きのクレマチスで、ヨーロッパへは19世紀前半にもたらされた。 生息分布:ヒマラヤ〜中国西部、環境:山地、花弁数:4枚、花径:5〜8 cm、開花期:5月、咲き方:1季咲き、花色:白〜濃桃色、芳香の有無:種々。 中国原産の、テッセン(鉄仙) テッセン(鉄仙、学名:Clematis florida、クレマチス・フロリダ)は中国原産品種で、花弁(萼片)の枚数は6枚、丈夫な蔓で巻き付きます。大輪花を咲かせるカザグルマ(C. patens)やテッセン(C. florida)がシーボルトによって欧州にもたらされ、これまで小型だったクレマチス(Clematis)と交配育種が行われた結果、欧州でも大きい園芸品種が作られるようになりました。園芸品種は、日本と中国で特に優れたものが多く作られています。 絶滅危惧種、「カザグルマ」 代表品種の、カザグルマ(風車、学名:Clematis patens、クレマチス・パテンス)は日本原産で花弁(萼片)の枚数が8枚、花が風車の様に見えます。絶滅危惧種です。 クレマチスの園芸品種 特集 クレマチス(Clematis) クレマチス'パステル・ブルー',クレマチス'土岐',クレマチス 'コンフェッティ',クレマチス'ピンクファンタジー',クレマチス'祭り太鼓',クレマチス'ビーズ・ジュビリー',クレマチス シルホサ 'ジングルベル',クレマチス'ミセス・N・トンプソン',カザグルマ,クレマチス'カウンテス オブ ラブレース',クレマチス ナパウレンシス,クレマチス'アイノール' ■関連ページ クレマチス(学名:Clematis L.) 筑波実験植物園(2009年5月2日) 特集 クレマチス(Clematis) 7月1日の誕生花、クレマチス(学名:Clematis)かぎけん花図鑑 花日記2025年7月1日(火)、 #誕生花 #7月1日の誕生花 #クレマチス #Clematis #かぎけん花図鑑 #STI Other Articles 4月11日の誕生花 ヒヤシンス,ヤエザクラカンザン,ハナシノブ4月11日の誕生花はヒヤシンス,ヤエザクラカンザン,ハナシノブです。 ヒヤシンス ヒアシンス(ヒヤシンスとも言う。Hyacinth、学名:Hyacinthus orientalis)は 地中海沿岸原産で、キジカクシ科ヒアシンスの耐寒性球根植物です。花言葉は「悲しみを越えた愛」です。 ヤエザクラ カンザン ヤエザクラ カンザン(関山、学名:Prunus lannesiana cv5月28日の誕生花、エンレイソウ(延齢草)5月28日の誕生花、エンレイソウ(延齢草) エンレイソウ(延齢草、学名:Trillium smallii)とは、日本~樺太原産で、シュロソウ科エンレイソウ属の多年草です。 別名で、アオミノエンレイソウ(青実の延齢草)、クロミノエンレイソウ黒実の延齢草)、英名ではWake robinと呼ばれます。 成長が遅い植物で、開花まで10年程かかります。 茎丈は、20〜50cmです。 葉は、この植物の特徴12月12日の誕生花|綿12月12日の誕生花は〇ワタです。 ワタ(綿、学名:Gossypium)はエチオピア南部、メキシコ原産でその後各国で栽培されるようになったアオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。草丈は60〜120 cmです。1.5~10 cmの葉柄の先に、カエデに似た3〜5裂した掌形の葉が付きます。葉に托葉があり葉縁に鋸歯があります。花色は、白、黄白、黄、紅色で、開花後に赤変します。種類4月7日の誕生花、クロッカス(Crocus)4月7日の誕生花、クロッカス(Crocus) クロッカス(学名:Crocus)とは、地中海沿岸〜小アジア原産で、アヤメ科クロッカス属の耐寒性多年草(球根植物)です。 早春に、地面際で草丈の低い六弁花を咲かせます。 開花と同時に細い線形の葉も伸びます。 属名の「Crocus」は、ラテン語の「Krokos(糸の)」に由来し、雌蕊が糸状に長く伸びることに因ります。 花言葉は、「青春の喜び」。黄色は「私ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅花日記2022年5月7日 ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅 韓国の矮性躑躅 タンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii )は、韓国原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉小低木「ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum)」の近縁種の矮性ツツジです。原産地では山地に自生します。樹高は誕生花 8月26日 スイセンノウ誕生花 8月26日は、△スイセンノウです。 スイセンノウ スイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。 ロゼット状の葉の中央から花茎を出し多数分枝して茎先に花を咲かせます。葉茎には細毛が生えているので、シルバーグレーのビロードの様に見えます。 学名から、リクニス・コロナリア、葉茎がフランネルのように