万葉集と草木染2-縹色って?🌱万葉集草木120.露草 ポスト ツユクサ(露草、学名:Commelina communis)は、日本など東アジア原産で、ツユクサ科の這性一年草です。花が三角形に見える3枚の花弁は、青い花弁が2枚と白い花弁の1枚から構成されます。黄色い葯を持つ雄蕊が6本と雌蕊が1本あります。一日花なので、早朝に咲いて、夕方に萎みます。花は食用や、染料、薬草とされます。万葉時代は、「月草(つきくさ)」と呼ばれ、「縹色(はなだいろ)」という薄藍色の染料とされましたが、水で色が落ち易かったようです。 万葉集と露草 万葉集 第7巻 1351番歌 作者:不詳 題詞 :寄草 原文 月草尓 衣者将揩 朝露尓 所沾而後者 徙去友 読 月草尓(に) 衣者(は)将揩(摺らむ) 朝露尓(に) 所(ぬ)沾(れ)而(て)(の)後者(は) 徙(うつろひ)去(ぬ)友(とも) ↓ 月草に 衣は摺らむ 朝露に 濡れての後は うつろひぬとも 意味 露草(月草)で 衣服を染めてみよう 朝露に 濡れて 色が褪せてしまおうとも。 人の気持ちは移ろいやすいけど、一夜限りの恋でも、一緒に過ごしてみよう。翌朝、朝露に濡れて色褪せるツユクサ染めの着物のようになろうと。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 万葉集と草木染2-縹色って?🌱万葉集草木120.露草 かぎけん花図鑑 花日記2023年4月17日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles11月9日の誕生花 ランタナ11月9日の誕生花 ランタナです。 ランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。花言葉は「厳格」です。 誕生花11月9日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2019-11-09/682 11月29日の誕生花|ベゴニア、茶11月29日の誕生花は、ベゴニア,チャです。 ベゴニア ベゴニア(Begonia)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性一・多年草です。葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きと八重咲きの花を咲かせます。 品種には、センパフローレンス(Begonia semperflorens)や、エラチオール ベ5月13日の誕生花 カリフォルニアポピー、カキツバタ5月13日の誕生花はカリフォルニアポピー,カキツバタです。 カリフォルニアポピー ハナビシソウ(花菱草、学名:Eschscholtzia californica)は、カルフォルニア原産で、ケシ科ハナビシソウ属の耐寒性多年草です。別名で、カリフォルニア・ポピー(California poppy)、Cup of Gold((カップオブゴールド)、エスコルチア(Escholtzia)、金英花(きチャノキ 茎葉を日本茶に茎葉が飲み物(緑茶)に使われます。 チャノキ(茶の木、学名:Camellia sinensis)とは、台湾や中国原産で、ツバキ科ツバキ属の常緑低木です。 樹高は1~2 mです。葉は緑色で艶があり皮質で薄く披針形で、葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。 葉は緑茶の素材となり、健康茶として知られます。茶葉にはフラボノイド(Flavonoid)という天然色素成分の一つ「カテキン」を含み、 渋みや苦みの崑崙花のブログコンロンカ(崑崙花、学名:Mussaenda parviflora)は、中国南部原産で、アカネ科コンロンカ属の常緑半蔓性低木です。コンロンカという花名は、白い花を、原産地である中国南部にある、霊験あらたかな伝説の山「崑崙山」に降る雪に見立てたことに拠ります。しかし、よくあることですが、白い花のように見えるものは苞葉です。本当の花は、黄色い星形をした小さなものです。花言葉は、この伝説の山のイメージか11月20日の誕生花 カーネーション(赤)11月20日の誕生花は、カーネーション(赤)です。 カーネーション(赤) カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus)は、南欧原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。赤花品種の花言葉は「母への愛」です。 かぎけん花図鑑 誕生花11月20日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-11-20/1