10月29日の誕生花、アゲラタムと月下美人 ポスト 10月29日の誕生花、アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)とゲッカビジン(月下美人、学名:Epiphyllum oxypetalum)です。 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)とは、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。 別名でオオカッコウアザミ(大霍香薊)や、ムラサキカッコウアザミ、英名では Floss flower と呼ばれます。 本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。 園芸品種が主に出回っています。 草丈は、20cm〜70cmです。全草に荒毛が有り、茎は直立します。 葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。 散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を多数集合させます。 花色は、青紫色のものが主ですが、白色や桃色のものもあります。花を長期間咲きますが、花殻や枯葉をこまめに摘み採る必要があります。 花色は異なりますが、イソギク(磯菊、学名:Chrysanthemum pacificum)と似ています。 花名の由来 別名で、オオカッコウアザミ(大霍香薊)と呼ばれるのは、葉がシソ科ミズトラノオ属の薬草「カッコウ(霍香、Pogostemon patchouli)」の香に似ていて、花がアザミ(薊)似でさらに大きいことに拠ります。 英名の”Floss flower”はふんわりした花が「化粧パフ」のように盛り上がって見えることに拠ります。 属名の”Ageratum”は ”a”(否定の接頭語)+ ”geras”(古くなる)=古くならない(年を取らない)です。 種小名の”houstonianum”は、中南米の植物を採集したスコットランドの植物学者William Houstonへの献名です。 花言葉 花言葉は「安楽」。これは、花色が褪せず、長期間咲くことに因みます。 一般名:アゲラタム(Ageratum)、 学名:Ageratum houstonianum(ホウストニアヌム)、 別名:オオカッコウアザミ(大霍香薊)、ムラサキカッコウアザミ、Floss flower、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科カッコウアザミ属、 原産地:メキシコ、ペルー等の南米、 草丈:20cm(矮性)〜70cm(高性)、全草:荒毛有、茎:直立、 葉序:対生、葉身長:10cm、葉形:円形~卵形、 花序形:散房花序、花冠:頭花、花序径:6〜10cm、花色:青紫・白・桃、開花期:6月〜10月、花径:1cm、 用途:庭植え、鉢植え、花壇、切り花、薬草。 ■関連ページ アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum) 特集 一日花 10月29日の誕生花、アゲラタム(Ageratum)とゲッカビジン(月下美人)かぎけん花図鑑 花日記2025年10月29日(水) #10月29日の誕生花 #ゲッカビジン #アゲラタム #花言葉 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 #STI Location: Farm TomitaLocation: Farm TomitaLocation: KojimachiLocation: YufuinLocation: Farm TomitaLocation: Farm Tomita Other Articlesシンビジューム シーサイド「プリンセス雅子」薔薇には、著名人の名前を付けた園芸品種が多数育種されています。例えば、故ダイアナ妃に献上された 'プリンセス オブ ウェールズ'(Princess of Wales)、等です。 シンビニュームにも同様に、著名人に捧げられた品種が多く作られており、その内の一つが、このシンビジューム シーサイド「プリンセス雅子」です。皇太子紀雅子様がご成婚されたときに贈られました。 シンビジューム シーサ花ら75.彼岸花と似てるね 狐の剃刀(キツネノカミソリ) NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 キツネノカミソリ(狐の剃刀、学名:Lycoris sanguinea)は、日本と朝鮮半島原産で、ヒガンバナ科の多年草です。狐の剃刀という花名は、狐の出そうな山地の林縁や林床でカミソリ(剃刀)に似た葉を持つからとか、花色が狐の毛色に似ているからだとか、花を横から見ると狐に似ているから等とされます。 狐の剃刀は同属のヒガンバナ(彼岸花、曼殊沙刀を差して若菜摘🌱😆万葉集草木シリーズ92.芹セリ(芹、学名:Oenanthe javanica )とは、日本原産でセリ科セリ属の湿地性多年草です。日本原産とは言え、種小名に「javanica」とあり「ジャワ島の」が基準標本なので、史前帰化植物かもしれません。日本全国の田んぼや畦道などに自生します。開花は夏ですが、春の若い茎葉を野菜とするので春の七草の一つとされます。 ■万葉集とセリ2 万葉集とセリ1では贈歌が詠われましたが、これはそれに対宿根霞草のブログ「カスミソウ(霞草)」の八重咲き品種に、シュッコンカスミソウ(宿根霞草、学名:Gypsophila paniculata)があります。 宿根霞草は通常の霞草に比べて密に咲き、花自体に厚みがあり、華やかです。 霞草の仲間は、地中海、中央アジア、シベリア原産で、ナデシコ科カスミソウ属の耐寒性多年草周年市場に出回ります。 花言葉は「人の魅力を引き出す」です。カスミソウは花が小さく、淡色九段3 サガエギボウシ(寒河江擬宝珠、学名:Hosta fluctuans 'Sagae')サガエギボウシ(寒河江擬宝珠、学名:Hosta fluctuans 'Sagae')とは、キジカクシ科ギボウシ属の「ギボウシ(Hosta)」の園芸品種の一つで、大型の冬季落葉多年草(宿根草)です。主に葉を観賞する観葉植物で、美しい葉の見ごろは3月〜10月です。 大正時代に山形県寒河江市の民家で見つかった、葉縁に黄色い覆輪が入った園芸品種で、黒波擬宝珠(クロナミギボウシ)の覆輪斑入り品種とされます富山13 ボマレア・オヴァレイ(Bomarea ovalei)チリ固有種でとても珍しい花です。 ボマレア・オヴァレイ(学名:Bomarea ovalei)はチリの固有種で、ユリズイセン科(アルストロメリア科)ボマレア属の耐寒性蔓性・這性塊根(球根)植物です。旧名は、Leontochir ovallei(レオントキール・オヴァレイ、レオントチル・オヴァレイ)で、チリでは、スペイン語の「GARRA DE LEON(ガラ・デ・レオン、ライオンの爪)」と呼ばれます