新野菜 ルメックス(R. sanguineus) ポスト 葉脈が赤く葉が綺麗、ルメックスやソレルと呼んで ニセアレチギシギシ(偽荒地ぎしぎし、学名:Rumex sanguineus)はヨーロッパ原産でタデ科の多年草です。学名でRumex sanguineus(ルメックス サンギネウス、流通名でレッドソレル(Red Sorrel)や単にソレル(Sorrel)、赤筋ソレル、英名でRed-veined dock 、Bloody dock(ブラッディドッグ)、と呼ばれます。ギシギシの仲間は雑草が多い中で、このニセアレチギシギシ(R. sanguineus)は人間の観賞用や食用に栽培されます。牧草地では葉にシュウ酸が多く含まれるためか、羊などの家畜が食べないので「害草」とされます。森林の湿った日陰を好みます。 ルメックスの葉 草丈は30~80cmです。葉はロゼット状で、長さ10~20cm、幅2.5~5cmの槍形をしており緑色地に赤い葉脈が鮮明に入ります。花茎先端から円錐花序を伸ばし、5月-6月の日中に淡緑色の小花を咲かせます。花後にできる小さな種子は風で運ばれる風媒花です。根茎による繁殖力が旺盛で蔓延るので注意が必要です。 似た植物-ニルメックスとスイスチャードの違い ルメックス(ニセアレチギシギシ、R. sanguineus)とスイスチャード(Swiss chard、学名:Beta vulgaris var. cicla)は葉脈に色が入り葉がサラダで食べられることが似ていますが、よく見ると葉の形や葉脈の入り方、葉柄の太さなどが異なります。ルメックスはタデ科スイバ属で、スイスチャード(Swiss chard)はアカザ科フダンソウ属なので科も違います。 ■関連ページ ニセアレチギシギシ(偽荒地ぎしぎし、学名:Rumex sanguineus)、 新野菜 ルメックス(R. sanguineus) かぎけん花図鑑 花日記2024年4月21日(日)、 野菜図鑑 Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き