8月14日の誕生花、センニチコウ(千日紅)

8月14日の誕生花、センニチコウ(千日紅)


センニチコウ(千日紅)とは


センニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)とは、熱帯アメリカ原産でヒユ科センニチコウ属の一年草「マルグリット(Marguerite)の」の園芸品種です。
別名で、センニチソウ(千日草)、ゴンフレナ(Gomphrena)と呼ばれます。

草丈は、15cm(矮性品種)~50cm(高性品種)です。
葉は楕円形で、全縁、対生に付きます。

7月~10月に、細い枝先に花径(実際は小苞径)1.5~2.5 cmのボンボンのような桃または、白、紫紅の丸く可愛らしい頭花をつけます。
しかし、この花のように見えるものは、実際には小苞です。花は小さくて見えません。
花後に苞果が成ります。

用途は、花壇、庭植え、鉢植え、寄せ植え、フラワーアレンジメント、切り花、仏花、乾燥しても色褪せしないのでドライフラワーや、ポプリ、ハーバリウム、に
アフリカでは儀式に、中国では薬草に、インドシナ半島では若芽や葉を食用にされます。


花名の由来


属名の「Gomphrena」は、古代ラテン語で「gomphos(くさび)」から派生して「永遠の」と言う意味となり、花が長期間続くことに由来します。
種小名の「globosa」は、ラテン語で「globosus(球形の)」の女性形で花が球形であることに拠ります。
和名の「千日紅(センニチコウ)」とは、花のように見えるものが、実は苞であり花弁より長期間色(100日)褪せないとされたことによります。

用途
ドライフラワー、ハーバリウムなど、幅広く使われます。


同科の花


ストロベリー・フィールド アカバセンニチコウ
左:キバナセンニチコウ 'ストロベリー・フィールド'、 右:アカバセンニチコウ

同科同属のキバナセンニチコウ 'ストロベリー・フィールド'(黄花千日紅"Strawberry Fields"、学名:G. haageana)は、花色が鮮橙黄や鮮橙赤色で、草丈が1mまで大きくなります。

センニチコウと花名に付きますが、同科異属(ツルノゲイトウ属)の アカバセンニチコウ(赤葉千日紅、学名:Alternanthera dentata 'Rubiginosa') は、葉が赤銅色で白花を咲かせます。


花言葉


「不朽」「変わらぬ愛」「永遠の恋」

一般名:センニチコウ(千日紅)、
学名:Gomphrena globosa、
別名:センニチソウ(千日草)、ゴンフレナ(Gomphrena)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ヒユ科センニチコウ属、
原産地:熱帯アメリカ、(園芸品種)、
草丈:15cm(矮性品種)~50cm(高性品種)、
葉形:楕円形、葉縁:全縁、葉序:対生、
開花期:7月~10月、花径(実際は小苞径):1.5~2.5 cm、花色:桃・白・紫紅、花被片数:5、
果実型:苞果、
用途:庭植え、鉢植え、寄せ植え、フラワーアレンジメント、切り花、仏花、ドライフラワー、ポプリ、ハーバリウム、
儀式(アフリカ)、薬草(中国)、は若芽や葉を野菜に(インドシナ半島)など。

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センニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)
8月14日の誕生花、センニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)かぎけん花図鑑 花日記2025年8月14日(木)、花言葉:「不朽」「変わらぬ愛」「永遠の恋」
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