5月13日の誕生花、赤いカーネーション

5月13日の誕生花は赤いカーネーション、5月15日はピンクのカーネーション、

カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)とは、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。
別名でオランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子)とも呼ばれます。
母の日のプレゼントの必需品とされ、5月の母の日には盛大にマーケットに出回り、1ケ月ほど楽しめます。
その後、梅雨や盛夏になると、花に元気がなくなります。
原種とセキチク等を交配して育種された園芸品種が主流となっています。近年、遺伝子組換えで作出された新種が出回っています。

草丈30〜60 cmです。
葉柄はなく葉は直接枝茎に付きます。葉色は緑色で厚みのある線状で全縁、対生に付きます、
8月を除く、4月~10月に、花茎から散形花序または集散花序を伸ばし、花径3〜5cmの、赤・桃 ・黄 ・白 ・橙 ・紫色の五弁花またはで八重の花を咲かせます。
用途:切り花、鉢植え。


カーネーションの系統


スタンダードタイプ、スプレータイプ、矮性(ポットタイプ)の3種類があります。

 ・スタンダードタイプー草丈:45-60cm。1茎に1個花を付ける。主として切花用。
 ・スプレータイプー草丈45-60cm、1本の茎が先端で枝分かれし多数の花が付く。切花用。
 ・矮性(ポットタイプ)ー草丈25-30cm。1本の茎に数個の小さな花を付ける。鉢花用。春に八重花を咲かせます。花色は、赤、白、ピンク、紫、黄色など豊富です。


花の咲き方


一重咲きー小輪、一重/半八重
丸弁咲きー花弁の縁にギザギザが無い
剣弁咲きー花弁の縁にギザギザがある
極剣弁咲きー花弁が剣状に尖る


カーネーションと母の日


カーネーションと言えば、赤は母の日の花の贈り物の定番とされます。母の日は、毎年5月第2週日曜日と、1914年に米国のキリスト協会で制定され、その後日本に普及しました。母の日の制定には、米国に住んでいたアンナ・ジャーヴィスさんという女性が関係します。
彼女は、尊敬する母親が亡くなって教会で追悼式が開かれた時に母親が好きだったカーネーションを捧げ、母親のための祝日を作る運動を始めました。彼女のお母さんは南北戦争時代に医療奉仕を行い敵味方無く手厚く介抱を行ったそうです。追悼式の時に捧げたカーネーションの色は故人を追悼する意味で白でした。母の日が始まりカーネーションを贈る習慣が出来た時、亡くなった方には白、存命の方には赤と、アンナさんから提案があったそうです。


カーネーションとポルトガル


1974年にポルトガルで発生した軍事クーデターが独裁体制「エスタド・ノヴォ」(Estado Novo)をほぼ無血で終わらせたとき、革命軍がシンボルとしていたのがカーネーションだったので、その革命は「カーネーション革命(Revolução dos Cravos)」と呼ばれ、その後、カーネーションが国花に制定されました。


カーネーションの花言葉


赤いカーネーションは「母への愛」。ピンクのカーネーションは「美しいしぐさ」。


カーネーションとシクラメンの花のリレー


カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus )の鉢植えは4月~10月(8月を除く)に開花しますので、
花のリレーとしては、その後、10月~翌年4月に開花するシクラメン(Cyclamen persicum)の鉢花で楽しまれるのもおすすめです。

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誕生花、5月13日は赤いカーネーション(Carnation)かぎけん花図鑑 花日記2025年5月13日(火)
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