10月28日の誕生花 、ホップ(hop)

10月28日の誕生花はホップ(hop、学名:Humulus lupulus)です。

ホップ(hop、学名:Humulus lupulus)とは、中央アジア原産でアサ科カラハナソウ属ホップ種の蔓性多年草で、雌株の未熟花がビールの添加物となります。
ビールは大麦と水から作られますが、この大麦麦芽の甘味を和らげるためにホップが使われます。
和名ではセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)ですがあまり使われません。、
日本では、北海道に自生します。

蔓長は7~10mで蔓が這うように伸びます。
葉は楕円形で後に3裂、5裂する単葉で、葉縁に鋸歯があり対生して付きます。
雌雄異株です。
7~9月に、雌花は松毬に似た花(毬花、実際は花ではない)を咲かせます。
花の小苞の基部にルプリンを含む腺があり、これにビールの苦みとなるα酸や香りとなる精油成分が含まれ、殺菌効果や泡立ちをよくする効果があります。これには受粉前の毬花だけが使われるため雄花は引き抜かれます。
ホップは松ぼっくりと似た形をしていますが、花が集まってできたものであり、果実ではありません。


花言葉


「不公平」「希望」「天真爛漫」


花名の由来


属名の「Humulus」は古ゲルマン語で「Humela(実をつけるもの)」 、またはスウェーデン語の「Humle (ホップ)」から、
種小名の「lupulus」はラテン語の「 lupus(狼)」からで、ホップの花が狼の顔に似ていることに拠ります。


近似種


カラハナソウ(H. lupulus var. cordifolius)

一般名:ホップ(hop)、
学名:Humulus lupulus、
別名:セイヨウカラハナソウ(西洋唐花草) 、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ(イラクサ?)目アサ科カラハナソウ属ホップ種 、
原産地:中央アジア、
蔓長:7~10m、
葉形:楕円形で3裂、葉縁:鋸歯、葉序:対生、
雌雄異株、開花期:7~9月、
【雌花】雌花序:短い穂状花序、雌花:薄緑色の毬花、受粉していない雌花がビールに使われる
【雄花】雄花序:円錐花序、花序長:7-10cm、雄花:花径は0.5cm程黄緑色で花弁無し、
果実:痩花、果実型:球形、果実長:0,3cm、果実色;灰色、種子1個
寿命:20年、
注記:風媒花、
用途:ビールの原料、生花、薬用、緑のカーテン。

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ホップ(hop、学名:Humulus lupulus)
10月の誕生花
10月28日の誕生花 、ホップ(hop、学名:Humulus lupulus) かぎけん花図鑑 花日記2025年10月28日(火)
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    撮影場所: Copilotさん
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    撮影場所: 筑波実験植物園
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    撮影場所: 筑波実験植物園
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