スモモ
北朝鮮の国花
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スモモとは
スモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)は中国原産で、バラ科スモモ属の落葉広葉小高木及びその果実です。
日本へは奈良時代に伝来しました。春に葉の展開と同時に枝から出た花柄先端に単頂花序を伸ばし、五弁の白花を咲かせます。
芽中の葉は片巻状となっています。花後、側面に溝のある球形の果実を成らせます。果肉は薄黄色~鮮紅色で甘みと酸味があります。
中央に1個ある大きな種子の表面は滑々しています。
名前の由来は、味が酸っぱく果実の形が同じバラ科の モモ(桃)と似ていることに拠ります。秋の紅葉も美しいです。
スモモに関連したことわざに、「李下に冠を正さず」があります。
スモモの木の下で帽子を被り直す姿はスモモを盗んでいるように思われるので、誤解を招くような行動を慎むようにという例えです。
一般名:スモモ(酢桃、李) 、学名:Prunus salicina、
国花:北朝鮮、
別名:ニッポンスモモ(日本季)、ハタンキョウ(巴旦杏) 、プルヌス・サリーシナ(Prunus salicina)、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科スモモ属スモモ種、
原産地:中国、生活型:落葉広葉高木、樹高:4〜10 m、
単葉、葉色:緑、葉序:互生、葉形:長楕円形、葉長:3~7 cm、葉縁:鋸歯、葉柄:1~ 2 cm、托葉:有、
開花期:3月~4月、花色:白、花弁数:5、花序:単頂花序、花径:2 cm、雄蕊数:多数、
結実期:6月~9月、果皮色:赤・紅・黄、果実形:球形、果肉色:薄黄・紅色、味:甘酸っぱく芳香有、重量:70~200 g、果実径:4.5 cm、果実型:核果、
種子数:1、備考:自家不和合性。
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