ノコンギク
Aster microcephalus var. ovatus
無限花序(花は下から上へ咲く)、頭状花序
- 花名ノコンギク
- 学名Aster microcephalus var. ovatus
- 別名野紺菊
- 原産地日本
- 開花場所野原・畦道
- 開花期8月, 9月, 10月, 11月
- 花言葉「長寿と幸福」「忘れられない想い」「守護」
ノコンギクとは
ノコンギク(野紺菊、学名:Aster microcephalus var. ovatus)とは、日本原産で、キク科シオン属の耐寒性多年草です。よく分枝します。
草丈は、50-100 cmです。
葉は長さ6-12 cmの長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。
8月~11月に、頭状花序を伸ばし、花茎から頭状花序を伸ばし、薄青紫色または白い舌状花と中央の黄色い筒状花から成る、花径2.5cm程の花を咲かせます。
総苞は半球形をしています。
果実は瘦果で、扁平な楕円形をしており、白くて長い冠毛があります。
花名の由来
属名の「Aster」は、ギリシャ語の「aster (星)」に由来し、花が星のように見えることから。
種小名の「microcephalus」は、「micro- (小さい)」+「cephalus (頭)」の複合語で「小さい頭」となり、小さな頭状花を咲かせることに拠ります。
変種名の「ovatus」は、ラテン語の「ovum"(卵)」に由来し、葉の形状を表します。
センボンギクとノコンギクの違い
ノコンギク(野紺菊、学名:Aster microcephalus var. ovatus)の変種に、センボンギク(千本菊、学名:Aster microcephalus var. microcephalus)があります。
センボンギクはノコンギクから派生した変種なのでお互いに似ています。違いを以下に記します。
【生活環境】
センボンギクは渓流の岩場に自生し、ノコンギクは山地や草原に自生します。
【葉の形】
セノボンギクの葉は細長いのに対し、ノコンギクの葉はそれほど細くない。
花言葉
「長寿と幸福」「忘れられない想い」「守護」
一般名:ノコンギク(野紺菊)、
学名:Aster microcephalus var. ovatus、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科シオン属、
草丈:50-100 cm、
葉形:長楕円形、葉長:6-12 cm、葉縁:鋸歯、葉序:互生、
花序の種類:無限花序(花は下から上へ咲く)、開花期:8月~11月、花序形:〇頭状花序、花径:2.5 cm、総苞形:半球形、
果実型:瘦果、果実形:扁平な楕円形白くて長い冠毛がある。