絞り込み検索
イラストから検索
色から検索
イヌツゲ
コメント
イヌツゲとは
イヌツゲ(犬柘植)は、中国、朝鮮、台湾、サハリン、日本原産で、モチノキ科モチノキ属の常緑低木です。北海道から九州までの日本の暖帯山地に生えます。雌雄異株で、葉は互生し、葉縁に鋸歯があります。初夏に地味な白い小花をつけます。花後に赤い果実が成り、冬に黒熟します。地面から良く分枝するので、生垣や庭木に使われます。葉は対生でも互生でも無く、乱れて付きます。葉や小枝が整然としていない様を髪を梳らないと見立てて、別名でビンカカズ、カシラケズラ、ビンカとも呼ばれます。似た名前の木にツゲ(柘植、学名:uxus microphylla var. joponica)があります。ツゲは本ツゲとも呼ばれる別科別属(ツゲ科ツゲ属)の常緑低木で、雌雄同株で、葉は対生し葉縁は全縁です。
一般名:イヌツゲ(犬柘植)、学名:Ilex crenata、別名:ビンカカズ、カシラケズラ、ビンカ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類モチノキ目モチノキ科モチノキ属、原産地:北海道〜九州までの日本、朝鮮、環境:暖帯山地、樹高:0.5〜5m、樹皮色:灰白色、葉長:1〜2cm、葉幅:0.5〜2cm、葉序:互生、葉形:楕円形、葉縁:鋸歯有、雌雄異株、花色:白〜淡黄色、雌花径:0.2cm、雄花の花柄:0.5〜1.5cm、開花期:6月、結実期:10月〜翌1月、果実径:1cm、果実色:黒。