ミセバヤ

Hylotelephium sieboldii

10月25日の誕生花

  • ミセバヤ
    撮影場所: 箱根湿生植物園
  • ミセバヤ
    撮影場所: 箱根湿生植物園
  • ミセバヤ
    撮影場所: 箱根湿生植物園
  • ミセバヤ
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  • ミセバヤ
  • 花名
    ミセバヤ
  • 学名
    Hylotelephium sieboldii
  • 別名みせばや
  • 原産地日本
  • 開花場所低山, 特定の地域
  • 開花期10月, 11月
  • 花言葉「つつましさ」「大切なあなた」

ミセバヤとは

10月25日の誕生花

10月25日の誕生花は、ミセバヤ(Hylotelephium sieboldii)カエデ(楓、学名:Acer)です。

ミセバヤ(見せばや、学名:Hylotelephium sieboldii)とは、日本原産でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草です。
「玉緒(たまのを)」と言う名前で万葉時代から栽培されている古典的園芸植物の一つです。
英名ではOctober daphne(10月の妖精)や、October plant(10月の植物)と呼ばれます。
日本全国で栽培されており逸出したものが野生化しています。
自生地は香川県小豆島と奈良県とされます。
多肉質の葉は卵形で厚く銀緑色地をしており、葉縁が赤く緩い波状鋸歯があり、3枚輪生して茎に付きます。
10月〜11月に花茎先に散房花序を伸ばし紅紫色をした星形の小花を多数まとめた球状形の花を咲かせます。
花後に袋果が成ります。
葉は秋に紅葉し、冬に地上部が枯れますが、地下茎と休眠芽を残して越冬します。


ミセバヤの名前の由来


森で見つけた花を是非見せたいということで、高野山の僧侶が和歌の師匠である冷泉為久氏に花と共に「君に見せばや(あなたにみせたい)」と認めた文と共に送ったことに拠ると言われます。
属名の「Hylotelephium」はラテン語の「hylo(森)」+「tele(遠くの)」+「philos(友人)」の合成語で「遠くの森の友人(植物)」のような意味。
種小名「sieboldii」はシーボルト氏への献名です。


ミセバヤと近縁種ヒダカミセバヤの違い


ミセバヤ(H. sieboldii)の近縁種にヒダカミセバヤ(日高見せばや、H. cauticolum)がありお互いに似ています。
ヒダカミセバヤ(H. cauticolum)はミセバヤ(H. sieboldii)の高山特化型の存在です。両者の違いは、ヒダカミセバヤ(H. cauticolum)の方が環境の厳しい場所に咲いているので矮小です。
ミセバヤ属の変種には、エッチュウミセバヤ(越中見せばや、H. sieboldii var. ettyuense)があります。

一般名:ミセバヤ(見せばや)、
学名:Hylotelephium sieboldii、
古名:玉緒(たまのを)、英名:October daphne(10月の妖精)、October plant(10月の植物)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ユキノシタ目ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属ミセバヤ種、
原産地:日本、生息分布(自生地):香川県小豆島、生活環境:岩場、石垣、
生活型:多肉性宿根草、
草丈:20~30cm、
茎:横下方に伸枝垂れる、葉柄:無、葉長:1~1.5cm、
葉色:銀緑色→紅葉(秋)、葉質:肉質、葉形:広楕円形~円形、葉序:3枚の葉が対生に付く、葉縁:緩い波状鋸歯あり、葉身長:2.5cm、放射相称花、花期:10月-11月、花序形:散房花序、開花色:薄紅色、花径:1cm、花弁数:5枚、葯色:濃紅色、小花形:披針形、
果実型:袋果、
用途:鉢植え、観葉植物、
備考:万葉植物。

■関連ページ
ミセバヤ(見せばや、学名:Hylotelephium sieboldii)


  • ユキノシタ
  • ベンケイソウ
  • ムラサキベンケイソウ
  • ミセバヤ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散房花序
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    倒卵形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型多肉性宿根草、観葉植物
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ20.0 ~ 30.0 cm
  • 花径1.0 ~ 1.0 cm

ランダムな花