イブキボウフウ

Libanotis coreana

  • イブキボウフウ
  • イブキボウフウ
  • 花名
    イブキボウフウ
  • 学名
    Libanotis coreana
  • 別名タンナボウフウ
  • 原産地日本~朝鮮半島
  • 開花場所亜高山
  • 開花期7月, 8月, 9月

イブキボウフウとは

イブキボウフウ(伊吹防風、学名:Libanotis coreana)は、日本~朝鮮半島原産で、セリ科イブキボウフウ属の常緑多年草です。近畿地方以東の亜高山の草原に自生します。直立した茎は角ばり稜があり、よく分枝します。緑色の葉はニンジンの葉に似ており、2~3回奇数羽状複葉で小葉はさらに羽状に深裂します。夏~秋に、茎頂から複散形花序を伸ばし小さな白花をたくさん咲かせます、小花は直径0.5 cm程の五弁花です。和名は伊吹山に多く生え、根が漢方薬の「和防風」という風邪薬の材料になることに因みます。日本では、イブキボウフウ属は本種のみです。山で咲くのが伊吹防風(L. coreana)で、海岸で咲くのは別属(カワラボウフウ属)の ボタンボウフウ(牡丹防風)です。

一般名:イブキボウフウ(伊吹防風)、学名:Libanotis coreana、分類名:植物界被子植物真正双子葉類セリ目セリ科イブキボウフウ属、別名:タンナボウフウ、分布:北海道~近畿地方以東、環境:亜高山の草原、生活型:常緑多年草、茎:角張り稜があって直立し、分枝、草丈:120 cm、葉形:2-3回羽状複葉、小葉:細かい切れ込み、花序形:複散形花序、小花径:0.5 cm前後、花色:白、花弁数:5枚、開花期:7月~9月、総苞片:花序下にある、小総苞片:小花序下にある、果実形:楕円形、果実形:分果。


  • セリ
  • セリ
  • イブキボウフウ
  • イブキボウフウ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散形花序/傘形
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    2回羽状複葉
  • 葉縁
  • 生活型亜高山性常緑多年草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ70.0 ~ 100.0 cm
  • 花径0.5 ~ 0.5 cm

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