クロタネソウ
ハーブ
- 花名クロタネソウ
- 学名Nigella damascena
- 別名ニゲラ, Nigella, 黒種草, ニゲラ・ダマスケナ, Nigella damascena
- 原産地南ヨーロッパ~地中海沿岸
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 公園
- 開花期4月, 5月, 6月, 7月
- 花言葉夢で逢えたら
クロタネソウとは
4月21日の誕生花、クロタネソウ(黒種草=ニゲラ)
クロタネソウ(黒種草、学名:Nigella damascena)とは、南ヨーロッパ~地中海沿岸原産で、キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。
日本で、ニゲラといえば、通常、本種をさします。英名では、ニゲラ(Nigella)、学名ではNigella damascena(ニゲラ・ダマスケナ) 、花は別名で Love in a mist(ラブ・イン・ア・ミスト、霧の中の恋人)、果実はDevil-in-a-bush(デビル・イン・ア・ブッシュ、藪の中の悪魔)、とも呼ばれます。
日本へは江戸時代末期に入ってきました。
草丈は。30~70 cmです。、
細い葉のように見える総苞片が、青や白い花(実際には、萼片)を覆っています。
この花のように見えるものは萼(がく)であり実際の花弁は退化して蜜腺化しています。
萼は花より長持ちするので、開花期(花ではありませんが)が長く楽しめ、また花後には果実がドライフラワーとして活躍します。
種子にはバニラ香があります。
花名の由来
和名の「クロタネソウ(黒種草」とは、花後に成る球形の果実に、沢山の黒い種子が入っていることに由来します。
属名の「Nigella」は、ラテン語の「niger(黒い)」が語源で、種子が真っ黒なことに拠ります。
種小名の「damascena」は、ダマスカス産と言う意味で、原産地を表します。
「 Love in a mist(ラブ・イン・ア・ミスト、霧の中の恋人)」は、細い葉のような総苞片に包まれた花(萼だけど)を、霧の中に佇む恋人のイメージに例えたもの。
「Devil-in-a-bush(デビル・イン・ア・ブッシュ、藪の中の悪魔)」は、果実の先端に角がある姿が茂みに潜む悪魔をイメージしたもの。
同属の花
同属に黄色い花を咲かせるニゲラ・オリエンタリス(Nigella orientalis)や、
古代エジプトで3300年前から使われている「ニゲラ・サティバ(N. sativa)」は、英名で「ブラッククミン」、その種子はブラックシード、和名は「ニオイクロタネソウ」という品種で、スパイスや万能薬とされます。イスラム教の指導者ムハンマドは、「死以外のすべての病を治す薬」と言っています。
花言葉
「夢で逢えたら」
一般名:クロタネソウ(黒種草)、
学名:Nigella damascena(ニゲラ・ダマスケナ) 、
別名:ニゲラ(Nigella)、ニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena) 、Devil-in-a-bush(デビル・イン・ア・ブッシュ)、Love in a mist、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クロタネソウ属、
原産地:南ヨーロッパ、地中海沿岸、
生活型:一年草 、
草丈:30~70 cm 、
葉形:細裂、
開花期:4月~7月、花色(実際は萼色):青、紫、桃色、白、花弁:退化、花径:3~5 cm 、
果実型:袋果(裂開果、熟すと膨らむ)、果実色:淡緑色に赤紫の縦縞が入ったツートンカラー、種子色:黒、
用途:花壇花、切り花、果実はドライフラワー、香辛料、ハーブ。
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