ウスギモクセイ

Osmanthus fragrans var. thunbergii

撮影場所: 熊本動植物園
撮影場所: 熊本動植物園

花名
ウスギモクセイ
学名
Osmanthus fragrans var. thunbergii
別名Fragrant olive, ウスキモクセイ, シキザキモクセイ, 薄黄木犀, Fortune Osmanthus
原産地中国南西部
開花場所庭, 公園
開花期9月, 10月

ウスギモクセイとは

ウスギモクセイ（薄黄木犀、学名：Osmanthus fragrans var.thunbergii）とは中国南西部原産で、モクセイ科モクセイ属の非耐寒性・非耐陰性・常緑広葉小高木です。
別名でウスキモクセイ、シキザキモクセイ、英名でFortune Osmanthus、中国名は金桂です。

白花を咲かせるギンモクセイ（銀木犀、学名：Osmanthus fragrans）の変種の一つで、薄黄色の花を咲かせます。
橙色の花を咲かせるキンモクセイ（金木犀、学名：Osmanthus fragrans var. aurantiacus）も、ギンモクセイ（銀木犀）の変種の一つです。

樹高は8m程になり、樹幹は丸みを帯びており、樹皮は灰色です。
葉は濃緑色、皮質、光沢の有る長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、対生に付きます。
新しい枝の葉腋から束生または総状花序を伸ばし、9月末～10月上旬に、小さな薄黄色の鐘形または筒型で先端が4深裂した小花を密に咲かせます。
【特徴】キンモクセイの一種で、花は薄黄色、秋に開花し芳香あり。

花名の由来

属名の「Osmanthus」は、ギリシャ語の「osme（香り）」＋「anthos（花）」の複合語で、「香りのある花」と言う意味です。
種小名の「fragrans」は、ラテン語の「芳香のある」と言う意味です。
変種名の「thunbergii」は、スウェーデデンの植物学者カール・ツンベルグ（Carl Peter Thunberg）への献名です。

一般名：ウスキモクセイ（薄黄木犀）、
学名：Osmanthus fragrans var.thunbergii、
別名：ウスキモクセイ、シキザキモクセイ、Fortune Osmanthus、金桂、
分類名：植物界被子植物真正双子葉類シソ目モクセイ科モクセイ属キンモクセイ種ウスギモクセイ変種、
原産地：中国、
生活型：常緑広葉小高木、
樹高：4〜8m、樹皮：灰色、
葉柄：有、単葉、葉長：8〜13cm、葉幅：2～4cm、葉色：濃緑色、葉質：皮質で光沢有葉形：長楕円形、葉縁：鋸歯、葉序：対生、
開花期：9月末～１０月上旬、合弁花、花序形：束生/総状花序、花色：薄黄色～黄色、花冠：鐘形/筒型の先端が4深裂、花径：0.5cm、雄蕊数2＋雌蕊1、
果実型：核果、果実形：楕円形、果実色：黒紫色、
用途：庭木、垣根、公園。