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食器代わり!万葉集草木69.スダジイ
スダジイ(学名:Castanopsis sieboldii)は、ブナ科シイ属の常緑広葉高木です。別名で「シイの木」とも呼ばれ、タブノキと共に、日本の2大常緑広葉樹とされます。巨木で枝や幹が分枝しこんもり茂るので鎮守の森を形成します。殻斗に包まれた3個の堅果(どんぐり)が成り、生でも食べられます。 万葉集とスダジイ(椎) 万葉集では「椎」と呼ばれます。万葉集で詠われた歌をご紹介します。 万葉集
しょんぼり😔万葉集草木68.エゴノキ
エゴノキ(斉ゴ木、学名:Styrax japonica)は、日本原産で、エゴノキ科エゴノキ属の耐寒性落葉小高木です。ちさの木(萵苣の木)、ジシャ(萵苣)、野茉莉、ジャパニーズ・スノーベル(Japanese snow bell)とも呼ばれます。斉ゴ木(S. japonica)の万葉名は「山じさ」で、万葉集でも詠われています。 万葉集と山じさ(エゴノキ) 万葉集 第11巻 2469番歌 作者:柿
桃色吐息・青息吐息😧万葉集草木67.カツラ
カツラ(学名:Cercidiphyllum japonicum)は、日本と朝鮮半島原産で、カツラ科の落葉広葉高木です。新緑の葉の緑と、秋の紅葉が美しいです。材質は、軽く柔らかく加工しやすく、狂いが少なく、耐久性あり、芳香あります。心材は褐色で、辺材は白色をしています。樹木は公園樹や、街路樹に、材は建築材や家具の棚板や看板用板、造作材、下駄、器具に、枝葉は神木に使われます。 万葉集とカツラ 若い桂
大切にしとく💎万葉集草木66.アオギリ
アオギリ(青桐、学名: Firmiana simplex)は、中国・日本原産でアオイ科アオギリ属の落葉高木です。 掌状の葉がキリ(桐、学名:Paulownia tomentosa)に似ており、樹皮が緑色であることが和前の由来です。 万葉集には大伴旅人(おほとものたびと)が、対馬産の青桐で琴を作らせて、藤原房前(ふぢはらのふささき)に贈った際に詠んだ歌とそれへの返礼に房前が詠んだ歌があります。これは
夢にまで見てしまった★万葉集草木65.カシワ
コナラ属の耐寒性・落葉性広葉高木です。葉は端午の節句に食べる柏餅の皮に使われます。樹皮からタンニンが採取され、葉や樹皮、果実を煮出すと染色原料となります。万葉の時代にも「かしわ」と呼ばれていました。万葉集でも詠われています。 万葉集 第11巻 2754番歌 作者:不詳、題詞:寄物陳思 登場する植物:柏→柏(かしわ) 原文 朝柏 閏八河邊之 小竹之眼笶 思而宿者 夢所見来 読 朝(あさ)柏(か
あなた、今夜来てね❤万葉集草木64.イヌマキ
イヌマキ(犬槇、学名:Podocarpus macrophyllu)は、日本と中国原産で、マキ科イヌマキ属の耐陰性・常緑針葉高木です。風に強いので、防風林や屋敷林・防風用生垣に、材は建築材に使われます。 万葉名は「マキ」で、万葉集でも詠われています。 万葉集 第8巻 1659番歌 作者:他田廣津娘子、題詞:他田廣津娘子歌、登場する植物:マキ 原文 真木乃於尓 零置有雪乃 敷布毛 所念可聞
妻の代作しちゃった!?万葉集草木63.カヤ
カヤ(学名:Torreya nucifera)は日本等原産でイチイ科の常緑針葉高木です。春に雄花は長楕円形の黄花を、雌花は無柄で枝先に密集させて中央に1個の胚珠をつけます。果実はアクを抜いて食用とします。材質は淡黄色で緻密、碁盤や彫刻用材に用いられます。万葉集には「カヘ」ちう名前で出ています。長歌なので途中を端折ります。 万葉集 巻19 4169番歌 (長歌) 万葉集 第19巻 4169番歌、作
行倒れの娘に捧げる挽歌😔😑万葉集草木62.ゴヨウツツジ
コゴヨウツツジ(五葉躑躅、学名:Rhododendron quinquefolium)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の落葉性広葉小中木です。ツツジの仲間としては大木になります。万葉集では「白ツツジ」という名で詠まれています。 万葉集巻 第3巻 434番歌 作者:河邊宮人(河辺宮人、かはべのみやひと) 題詞:和銅四年辛亥河邊宮人見姫嶋松原美人屍哀慟作歌 西暦711年河辺宮人(が)姫嶋(ひめし
奥さんラブですね❤❤万葉集草木61.コウゾ
コウゾ(栲、学名:Broussonetia × kazinoki )は、中国原産で、クワ科コウゾ属の落葉広葉低木です。和紙の原料とされます。花言葉は「過去の思い出」です。万葉集では「タク」という名で詠まれています。 万葉集 第3巻 285番歌 作者:丹比真人笠麻呂(たじひの まひと かさまろ)、題詞:丹比真人笠麻呂徃紀伊國超勢能山時作歌、登場する草木:栲:たく=楮:こうぞ 原文 栲領巾乃 懸巻
旅人さんが妻を悼んだ挽歌!?万葉集草木60.ネズ
ネズ(杜松、学名:Juniperus rigida)は中国、モンゴル、韓国、日本、ロシア原産で、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉小高木です。ネズミサシや、ムロ、ムロノキ、モロノキとも呼ばれます。 万葉集でよまれた草木「むろ=ねずみさし」 万葉集では「むろ」「むろのき」と読まれています。 万葉集 第3巻 446番歌 詠み人:大伴旅人 題詞:天平二年庚午冬十二月大宰帥大伴卿向京上道之時作歌 原文
月夜だから大丈夫!?万葉集草木59.マユミ
マユミ(眞弓、檀、学名:Euonymus hamiltonianus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。万葉集でマユミを詠った歌があります。 万葉集 第3巻 289番 作者:間人大浦(はしひとのおおうら)、 題詞:間人宿祢大浦初月歌 万葉の花:白真弓(しろまゆみ) 原文 天原 振離見者
ホトトギスと絶賛共演中!?万葉集草木58.ウツギ
ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)は日本、中国原産で、アジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。ウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。ウツギとは茎の中が空という意味で付けられました。初夏に、多数の小さな白い五弁花を咲かせます。花言葉は「古風」です。 万葉集 第18巻 4091番歌 作者:大伴家持、登場する花の万葉集名:宇能花(ウノハナ) 題詞:獨居幄裏遥聞霍公鳥喧作歌、天平感宝1年5
波打つように咲き誇る!?万葉集草木57.フジ
フジ(藤、学名:Wisteria floribunda)は、日本原産で、マメ科フジ属の耐寒性落葉蔓性低木です。万葉集には富士を詠った歌があります。 万葉集 第10巻 1901番歌 作者:不明、題詞:寄花、登場する万葉花:藤、葛 原文 藤浪 咲春野尓 蔓葛 下夜之戀者 久雲在 よみ 藤波(ふじなみの) 咲(咲く)春(春の)野尓(に) 蔓(這ふ)葛(葛の) 下(した)夜(よ)之(し)戀(恋ひ)者
春の野宿は寒くない!?万葉集草木56.スミレ
スミレ(学名:Viola mandshurica)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、スミレ科スミレ属の多年草の野草の総称です。狭義的には、Viola mandshurica の品種をスミレと呼びます。春に山辺や野原、道端に可憐な小花を咲かせます。 万葉集では先に取り上げた有茎性の「ツボスミレ」とこの無茎性の「スミレ」の2種が詠われています。 万葉集 第8巻 1424番歌 作者:山部宿禰赤人(やまべ
故郷が恋しいなぁ!?万葉集草木55.チガヤ
チガヤ(茅萱、学名:Imperata cyindrica)はイネ科チガヤ属の多年生の雑草です。北海道から沖縄の日本全国で畔や草原に自生します。チガヤは万葉集で詠われています。 万葉集 第3巻 333番歌 作者:大伴旅人(おおとものたびと)、題詞:帥大伴卿歌(そちおおともきょうのうた) 原文 淺茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞 よみ 浅茅原(あさつばら) 曲曲(つばらつばら)二(に) 物
死期を悟った諦めの歌⁉万葉集草木54.ヤマツツジ
ヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendron kaempferi)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半落葉広葉低木です。日本の北海道~九州の低山の草原等に自生しています。 万葉集 第2巻 185番歌 作者:日並皇子宮舎人(草壁皇子の舎人)、題詞:皇子尊宮舎人等慟傷作歌、万葉名:イワツツジ 原文 水傳 礒乃浦廻乃 石上乍自 木丘開道乎 又将見鴨 訓読 水(みな)傳(伝ふ) 礒乃(の)浦廻
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