4月29日の誕生花(スターチス)、の代わりにナンジャモンジャノキ

4月29日の誕生葉花は、黄色いハナハマサジ(花浜匙=スターチス(Statice)、学名:Limonium sinuatum)ですが、4月18日と同じ誕生花なのでやめて、ゴールデンウィークに出掛けた名古屋で咲いていた「ナンジャモンジャノキ」を取り上げます。

この木、遠目になんだろうと、寄り付きたくなるほど目立ちます。栄から名古屋駅に向かう途中に何本も咲いていました。


ヒトツバタゴ
名古屋市の街路樹2025年4月20日「ヒトツバタゴ」目立ちます!

ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、学名:Chionanthus retusus)とは、日本、朝鮮半島及び中国原産で、モクセイ科ヒトツバタゴ属の大型落葉高木です。
別名でナンジャモンジャノキ 、英名でSnow-flower-Fringe tree、と呼ばれます。
開花場所は、対馬列島、愛知県、岐阜、長野で、限られた場所に自生します。

樹高は20〜25 m、樹径50〜70 cmで、樹皮は灰褐色で縦に切れ目があります。
緑色の葉は長さ5 cm程で長楕円形で長い葉柄があり対生に付きます。
4月下旬〜5月中旬に花序を伸ばし、芳香の有る純白の紐状の小花を樹冠を覆い尽くすように咲かせます。
花は先端が4深裂します。花が咲き終わるのは早く1~2週間で散ってしまいます。
花後に果実径1〜2 cmの楕円形の果実が多数成り、秋に黒熟します。
大きな木で、真っ白な花をたくさん咲かせるのでとても目立つためシンボルツリーとしても使われます。


和名、学名の由来


和名の「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)」とは、同科(モクセイ科)で複葉を持つ「タゴ」(正式名称:トネリコ)と似ているが、托葉を持たない「単葉」であることに因んで命名されました。
学名を構成する、属名の「Chionanthus」は、ラテン語で 「Chion(雪)」+「anthus(花)」の 合成語で、「雪が積もったように白い花」という意味です。
種小名の「retusus」は、同じくラテン語で「やや窪んだ、先端が鈍い」という意味で、葉や花の先端が尖らず鈍く丸みを帯びていることに拠ります。

別名の「ナンジャモンジャノキ」とは、昔、名前の分からないものを呼ぶときに使われた言葉がそのまま現在に残っているもので、高木になるアキニレ(秋楡、学名:Ulmus parvifolia)ハルニレ(春楡、学名:Ulmus davidiana var.japonica)などの楡の木や、クスノキ(楠、学名:Cinnamomum camphora)アブラチャン(油瀝青、学名:Lindera praecox)なども、ナンジャモンジャノキと呼ばれることがあります。

英名の「Snow-flower-Fringe tree」は、「雪のように白く花弁が長く垂れ下がった木」と言う意味で、白い花弁が4深裂いこして垂れ下がることに拠ります。


花言葉


花言葉は「清廉」「高潔」「愛」。

■関連ページ
ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、学名:Chionanthus retusus)
4月の誕生花
4月29日の誕生花、スターチスの代わりにナンジャモンジャノキ かぎけん花図鑑 花日記2025年4月29日(火)
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