7月の花 ムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus) ポスト ムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)は、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。韓国の国花としても知られます。初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。ムkyゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、H. mutabilis)も、ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)の仲間です。フヨウ(芙蓉、H. mutabilis)は、ムクゲ(木槿、H. syriacus)と似ていますが、葉形が下記のように異なります。 フヨウ(芙蓉)とムクゲ(木槿)の違い ムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)とフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)の違いを以下の写真でご説明します。一番違いが分かりやすいのが葉の形です。 ●葉形の違い 左:フヨウ(芙蓉)↓葉形は掌状(五角形~多角形)で葉の付け根(葉柄に近い方、基部)が凹む、 右:ムクゲ(木槿)↓葉形は楕円形や卵形で葉の付け根は丸い。 、 ●花柄の長さの違い 左:フヨウ(芙蓉)↓花柄(花の下から軸まで)は長い、右:ムクゲ(木槿)↓花柄は短い 、 ●開花期の違い 左:フヨウ(芙蓉)↓開花期、右:ムクゲ(木槿)の↓開花期 、 左:フヨウの開花期は、8月~10月で、ムクゲより開花が遅く終わりは同時期、右:ムクゲの開花期は、6月~10月で、開花はフヨウより早く咲き終わりは同時期 フヨウ属の花 フヨウ属の代表的な品種をイラストで比較しました。 左から順に、フヨウ、ムクゲ、ハイビスカス、イラスト by 中嶋有紀@かぎけん 以下に幾つか品種を載せますが、かぎけん花図鑑にあるフヨウ属の花を、特集 フヨウ属の花 に載せました。 ■関連ページ ムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)、 7月の花 ムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)かぎけん花図鑑 花日記2024年7月10日(水)、 Other Articles富12.花の様に見えるのは苞☘ブーゲンビリア 花日記 富山県中央植物園富山県中央植物園に、ブーゲンビリア(Bougainvillea)が展示されていました。 ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)は、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。日本では、5月から10月に咲きますが、南国では一年中咲いています。花のように見えるのは、苞(ほう)と呼ばれるもので、苞が3枚集まった中央部に咲く白い小さなものが本当の花です。 花7月23日の誕生花 、ブーゲンビリア(Bougainvillea)7月23日の誕生花はピンクのブーゲンビリアです。 ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea) ブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)とは、ブラジルやペルー原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 別名では、イカダカズラ (筏葛) 、テリハイタヤカズラ(グラブラ種のみ)、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、ペーパーフラワー(P6月26日の誕生花 グロリオーサ、ガザニア、白いライラック6月26日の誕生花は、グロリオーサ、ガザニア、ライラック(白)です。 グロリオーサ グロリオサ(Gloriosa、学名:Gloriosa superba)は熱帯アフリカ原産で、イヌサフラン科グロリオーサ属の半蔓性・半耐寒性の球根植物です。花言葉は「栄光」です。 ガザニア ガザニア(Gazania、学名:Gazania rigens)は、南アフリカ原産のガザニアの園芸品種で、キク科ガザニア属の半スタミナ料理の味方「ニラ」寒い日には、モツ・ニラ煮込み鍋で温まりましょう。 ニラ(韮、学名:Allium tuberosum)とは、中国原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。英名では、「Garlic chives」と呼ばれます。特有の味と香りを楽しむ野菜です。 草丈は40 cm程です。鱗茎から束生して長く伸びた緑色の葉は線形で平べったい緑黄色野菜で食用となります。 8月〜10月に、半球形の球根から、細長い花茎を出し先ムレチドリ(群千鳥)和名の一部に「鳥名が付く花」です。 ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)とは、南アフリカ原産で、ラン科ステノグロティス属の「ステノグロティス」の非耐寒性常緑多年草である「フィンブリアータ種(S. fimbriata)」と「ロンギフォリア種(S. longifolia)」との種間交雑種です。別名で「ウズラバムレチドリ(鶉葉群千鳥)」と12月21日の誕生花|ミント12月21日の誕生花は、〇ミントです。 〇ミント(mint、学名:Mentha )は、シソ科ハッカ属の多年草です。ハーブとして人気で、葉や茎は、料理やハーブティ、ガムなどの菓子の材料、ハーブバス、ドライフラワー等に用いられます。 ミント全般の花言葉は、「美徳」「効能」です。ミントには様々な品種があります。 ペパーミント(Peppermint、学名:Mentha x piperita)ー