ハイビスカス
国花:マレーシア(赤花)、スーダン、パプアニューギニア
- 花名ハイビスカス
- 学名Hibiscus hybrids
- 別名ブッソウゲ, ヒビスクス, 仏桑花, Hibiscus, ブンガラヤ
- 原産地バヌアツ
- 開花場所庭, 温室, 植物園, 亜熱帯地域
- 開花期3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月
- 花言葉全体「繊細な美」赤は「常に新しい美」,桃色は「華やか」
ハイビスカスとは
ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。ブッソウゲ(仏桑花)やヒビスクス(Hibiscus)とも呼ばれます。
南国を代表する熱帯花木であり、ハワイでは州花とされます。花の中央にある花柱や筒状の雄しべが突出した五弁花を咲かせます。原種の野生種の他、園芸種が多数作られており、花色が豊富で、花の大きさや花姿に変化があります。一重咲きや、八重咲き、変種があります。スーダンの国花とされます。マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。
広義のハイビスカス
広義では、ハイビスカス=アオイ科フヨウ属に分類される植物全般を指すため、このハイビスカスのみならず、フヨウ、ムクゲも全て、ハイビスカスに含まれます。花の違いをイラストで描き分けました。
同科で花名の一部にハイビスカスと付く花にブルーハイビスカス(Blue hibiscus)、または花色からライラックハイビスカス(Lilac hibiscus)と呼ばれる花は別属(アリオギネ属)の花です。また、 タチアオイ(立葵) はアオイ科ですが、アオイ属と言う別属の花です。
ハイビスカスの種類
・ヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)はハワイ原産の野生のハイビスカスです。
・ヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus、学名:H. kokio ssp. saintjohnianus)はカウアイ島の固有原種で黄・橙色の花を咲かせます。
・フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスの変種です。
一般名:ハイビスカス(Hibiscus)、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids(ヒビスクス)、国花:マレーシア(ブンガラヤ、学名:Hibiskus rosa-sinensis)、マレーシア、別名:ヒビスクス(Hibiscus)、ブッソウゲ(仏桑花)、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、リュウキュウムクゲ(琉球槿)、分類名:植物界被子植物真正双子葉植物綱アオイ目アオイ科フヨウ属、樹高:30 cm(矮少品種、鉢物用)〜300 cm(高性品種、庭用)、葉形:広卵型、葉縁:鋸歯、葉色:緑、花径:5〜20 cm、花色:赤・黄・橙・白・桃・複色、開花期:3月〜11月(熱帯地方では周年)、用途:観賞用、薬用。
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