6月29日の誕生花、ジャーマンアイリス(German iris）

6月29日の誕生花、ジャーマンアイリス(German iris)

ジャーマンアイリス(German iris、学名：Iris germania)とは、地中海原産でアヤメ科アヤメ属の根茎性落葉多年草です。
別名で、ドイツアヤメ（独逸菖蒲）と呼ばれます。花色が豊富で中には黒っぽい品種「ジャーマンアイリス・ペイントイットブラック（Iris germanica 'Paint It Black'）」のようなものもあります。
ヨルダンの国花である黒いアイリス「ブラックアイリス(学名： Iris nigricans）」は種名が異なります。
乾燥した場所を好みます。

草丈は、矮性は20cm～、高性種は100cm以上になります。
4月〜5月に、花径5～20cmの、紫・橙・黄・白・桃・赤・青・青紫・茶・黒と彩豊富な豪華な花を咲かせます。
根茎と花弁の付け根にブラシ状のざらざらした突起があります。

ジャーマンアイリスの特徴

似た花ーダッチアイリスとジャーマンアイリスの違い

ジャーマン・アイリス(German iris、学名：Iris germania)と似た花に、同じアヤメ属のダッチアイリス（Iris × hollandica）があります。
どちらも4月～5月に、乾いた場所で開花します。違いは以下のようです。

ジャーマン・アイリス(Iris germania)は多年草で、草丈が高く、花が大きく、花色が多く、花びらの付け根にブラシ状の突起があり、豪華な感じのアイリスです。
ダッチアイリス（Iris × hollandica ）は球根植物で、ジャーマンアイリス(I. germania)のようなブラシ状の突起はなく、それより遅く咲き始め、草丈が低く、葉が細く、花も小さく、花色は青紫・黄・白と少ないですが、すっきりして気品があります。

花言葉

全般「素晴らしい出会い」、紫色は「伝言」「優雅」

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