ブレまくる心🫥😥万葉集草木104.蓴菜

ジュンサイ(蓴菜、学名:Brasenia schreberi)は、ハゴロモモ科ジュンサイ属の多年草の水草です。水質の綺麗な湖沼に生息する多年生の浮葉植物で葉は水に浮きます。 夏に、紫褐色の地味な3弁花を咲かせます。葉裏が寒天質に覆われた若芽を酢の物や、味噌汁、吸い物にして食べます。 味は殆どなく、食感はヌルヌルして変わっています。


万葉集とジュンサイ


万葉集には、ぬなは(沼縄)という名前で登場します。


万葉集 第7巻 1352番歌


作者:不詳
題詞:寄草
登場する草木:ジュンサイ(ぬなは、沼縄)


原文


吾情 湯谷絶谷 浮蓴 邊毛奥毛 依勝益士


読み


吾(が)情(心) 湯谷(ゆたに)絶谷(たゆたに) 浮蓴(うきぬなは) 邊毛(へにも)奥毛(おきにも) 依勝(よりかつ)益士(ましじ)

我が心 ゆたにたゆたに 浮蓴 辺にも沖にも 寄りかつましじ


意味


私の心は ゆったり漂う ジュンサイ。 岸にも沖にも 寄りつけそうにありません。

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