皇室主催宮中園遊会、本日開催(但し1271年前)🎉🍶👘万葉集草木111.栂 ポスト ツガ(栂、学名:Tsuga sieboldii)とは、日本~朝鮮半島原産で、マツ科ツガ属の常緑針葉高木です。本州の関東~四国、九州の山地の尾根などの急斜面に自生します。樹高は、30~40 m、胴周囲は1m、樹皮は赤茶色で縦に裂けめが入ります。巨木になるので家庭の庭には植えず、公園樹や神社の神木やシンボルツリーに使われます。木 万葉集と栂 帝から宮中の宴会に招待された大伴家持がお礼用に予め作っておいた長歌です。 万葉集 第19巻 4266番歌 作者:大伴宿祢家持 題詞:為應詔儲作歌一首、天平勝宝4年(西暦752年) 登場する草木:都我(ツガ) 原文 安之比奇能 八峯能宇倍能 都我能木能 伊也継々尓 松根能 絶事奈久 青丹余志 奈良能京師尓 万代尓 國所知等 安美知之 吾大皇乃 神奈我良 於母保之賣志弖 豊宴 見為今日者 毛能乃布能 八十伴雄能 嶋山尓 安可流橘 宇受尓指 紐解放而 千年保伎 保吉等餘毛之 恵良々々尓 仕奉乎 見之貴者 読み 安之比奇(あしひき)能(の) 八峯(峰)能(の)宇倍(上)能(の) 都我(つが、栂)能(の)木能(の) 伊(い)也(や)継々尓(に) 松(が)根能(の) 絶(ゆる)事奈久(なく) 青丹(に)余志(よし) 奈良能(の)京師尓(に) 万代尓(に) 國所知(らさん)等(と) 安美(やすみ)知(し)之(し) 吾(が)大皇(君)乃(の) 神奈(な)我(が)良(ら) 於(思)母(も)保(ほ)之(し)賣め)志(し)弖(て) 豊(の)宴 見(め)為(す)今日者(は) 毛(も)能(の)乃(の)布(う)能(の) 八十伴(の)雄(男)能(の) 嶋(島)山尓(に) 安可(赤)流(る)橘 宇受(ず)尓(に)指(さし) 紐解(き)放(さけ)而(て) 千年(ちとせ)保伎(寿き) 保(寿)吉(き)等(と)餘(よ)毛(も)之(し) 恵良(ゑら)々々(ゑら)尓(に) 仕(へ)奉(まつる)乎(を) 見(る)之(が)貴(たうと)者(さ) ↓ あしひきの 八つ峰(を)の上の 栂(つが)の木の いや継ぎ継ぎに 松が根の 絶ゆることなく 青によし 奈良の都に 万代(よろづよ)に 国知らさむと やすみしし 我が大君の 神(かむ)ながら 思ほしめして 豊の宴(あかり) 見(め)す今日は もののふの 八十伴(とも)の男(を)の 島山に赤る橘 うずに刺し 紐解き放(さ)けて 千年寿(ほ)き 寿(ほ)きとよもし ゑらゑらに 仕へまつるを 見るが貴さ 意味 峰々に生える 栂(つが)の木が 次々に茂って 松の根が絶えることがない 奈良の都に いつまでも 国をお治めになる 我が大君が 神ながら 望まれて 宮中で宴会を 催される今日は 文武百官や役人が 庭の築山に赤い橘を 冠や髪に刺して 着物の紐を解きほどいて (帝の)長寿を祝い 祝言を声高く響かせて 笑い楽しみ お仕え申し上げるのを 見るのは尊いことです。 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 皇室主催宮中園遊会、本日開催(1271年前)🎉🍶👘万葉集草木111.栂 かぎけん花図鑑 花日記2023年4月8日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles 4月11日の誕生花 ヒヤシンス,ヤエザクラカンザン,ハナシノブ4月11日の誕生花はヒヤシンス,ヤエザクラカンザン,ハナシノブです。 ヒヤシンス ヒアシンス(ヒヤシンスとも言う。Hyacinth、学名:Hyacinthus orientalis)は 地中海沿岸原産で、キジカクシ科ヒアシンスの耐寒性球根植物です。花言葉は「悲しみを越えた愛」です。 ヤエザクラ カンザン ヤエザクラ カンザン(関山、学名:Prunus lannesiana cv5月28日の誕生花、エンレイソウ(延齢草)5月28日の誕生花、エンレイソウ(延齢草) エンレイソウ(延齢草、学名:Trillium smallii)とは、日本~樺太原産で、シュロソウ科エンレイソウ属の多年草です。 別名で、アオミノエンレイソウ(青実の延齢草)、クロミノエンレイソウ黒実の延齢草)、英名ではWake robinと呼ばれます。 成長が遅い植物で、開花まで10年程かかります。 茎丈は、20〜50cmです。 葉は、この植物の特徴12月12日の誕生花|綿12月12日の誕生花は〇ワタです。 ワタ(綿、学名:Gossypium)はエチオピア南部、メキシコ原産でその後各国で栽培されるようになったアオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。草丈は60〜120 cmです。1.5~10 cmの葉柄の先に、カエデに似た3〜5裂した掌形の葉が付きます。葉に托葉があり葉縁に鋸歯があります。花色は、白、黄白、黄、紅色で、開花後に赤変します。種類4月7日の誕生花、クロッカス(Crocus)4月7日の誕生花、クロッカス(Crocus) クロッカス(学名:Crocus)とは、地中海沿岸〜小アジア原産で、アヤメ科クロッカス属の耐寒性多年草(球根植物)です。 早春に、地面際で草丈の低い六弁花を咲かせます。 開花と同時に細い線形の葉も伸びます。 属名の「Crocus」は、ラテン語の「Krokos(糸の)」に由来し、雌蕊が糸状に長く伸びることに因ります。 花言葉は、「青春の喜び」。黄色は「私ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅花日記2022年5月7日 ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅 韓国の矮性躑躅 タンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii )は、韓国原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉小低木「ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum)」の近縁種の矮性ツツジです。原産地では山地に自生します。樹高は誕生花 8月26日 スイセンノウ誕生花 8月26日は、△スイセンノウです。 スイセンノウ スイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。 ロゼット状の葉の中央から花茎を出し多数分枝して茎先に花を咲かせます。葉茎には細毛が生えているので、シルバーグレーのビロードの様に見えます。 学名から、リクニス・コロナリア、葉茎がフランネルのように