3月12日の誕生花、エニシダ(金雀枝) ポスト 3月12日の誕生花、エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius) エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius)とは、地中海沿岸原産で、マメ科エニシダ属の耐寒性低木です。 英名で、common bloom(コモンブルーム)や、Scotch broom(スコッチ・ブルーム) と呼ばれます。 日本へは江戸時代に渡来しました。 樹高は、2~4 mです。 葉は小さい緑色の3出複葉で枝に互生して付きます。 4月~6月に、葉腋から長さ5~10 cmの花序を伸ばし、黄色い直径2cm程の、蝶花の花を、長い枝一杯に1-2個ずつ付けて咲かせます。 花後に長さ4 cm程の黒い豆果が成ります。 用途は、庭植えや、鉢植えです。 エニシダの毒性 全草にスパルティンというアルカロイド毒があり、瞳孔散大、めまい、頭痛、心悸亢進などの中毒症状が、人間はもとより犬猫にも出るので食べてはいけません。 花名の由来 根元から分枝し、花後に箒(英語でbroom)となるので、英名でコモンブルーム(common bloom)、または、Scotch broom(スコッチ・ブルーム)と呼ばれます。 花言葉 「謙遜」「清楚」 エニシダとヒメエニシダの違い エニシダはヒメエニシダ(姫金雀枝)と似ていますが、耐寒性があり樹高が高く、花は下向きに垂れます。 エニシダ属の仲間 エニシダ属には、以下があります。 ・エニシダ(金雀枝、 C. scoparius) ー黄花を咲かせる ・ヒメエニシダ(姫金雀枝、C. x spachianus)-エニシダより小振りな花を咲かせる ・ホオベニエニシダ(頬金雀枝紅、Cytisus scoparius 'Andreanus')-黄色に赤い暈しがはいる ・ピンク(Cytisus scoparius 'pink')-ピンクの花を咲かせる エニシダの近縁種 近縁に、キングサリ(金鎖、学名:Laburnum anagyroides)があります。 ■関連ページ エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius) 特集 毒草(有毒植物) 3月の誕生花 「3月12日の誕生花、エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius)」かぎけん花図鑑 花日記2025年3月12日(水)、 #3月12日の誕生花 #誕生花 #エニシダ #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articles3月3日の誕生花 桃、花桃、照手桃3月3日の誕生花は、モモ(ピンク),ハナモモです。 モモ(桃 、学名:Amygdalus persica)は、中国原産で、バラ科モモ属の落葉小高木の果樹です。 春、「桃」色の五弁/八重の花を咲かせます。(ピンク),花言葉は「チャーミング」です。 ハナモモ(花桃、学名:Prunnus persica)は、中国原産でバラ科の耐寒性落葉低木です。 花言葉は「あなたに夢中」です。 花桃の改良オオボウシバナとツユクの違いオオボウシバナ(大帽子花、学名:Commelina communis var. hortensis)は、野草のツユクサ(露草、学名:Commelina communis )の栽培変種で、ツユクサを改良して大きくしたものです。別名で、「アオバナ(青花)」とも呼ばれます。 既に江戸時代から存在しており、青い大きな花弁は青色の染料として使われ、現在も京友禅の下絵を描く「青花紙」の原料に使われています。7月21日の誕生花 ネムノキ7月21日の誕生花はネムノキです。 ネムノキ ネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)は、日本、南アジア原産で、マメ科ネムノキ属の落葉小高木です。初夏に、桃色の雄しべが沢山集まって半球状の花を咲かせます。夜になると、葉を合わせて眠ります。樹皮は合歓皮(ゴウカンヒ)という漢方薬となり腰痛や鎮静剤として用いられます。花言葉は「胸のときめき」です。 似た花に、別属で世界の国花 トンガ王国 Tonga世界の国花 トンガ王国 Tonga TO かぎけん花図鑑花日記2022年10月20日 トンガ王国(日本語)、Tonga(English)、汤加王国(中国語)、TO (2文字コード) トンガの国花はガルシニア・セシリス ガルシニア・セシリス(学名:Garcinia sessilis)は、トンガ等の太平洋地域原産で、オトギリソウ科フクギ属の常緑高木です。湿った森と乾いた森の両方に自生します。9月17日の誕生花 エリカ(白)、風船葛かぎけん花図鑑 9月17日の誕生花は、エリカ(白),フウセンカズラです。 エリカ(白) 白いエリカの エリカ・コロランス 'ホワイト・デライト' (Erica colorans 'White delight') は南アフリカ原産園芸品種のツツジ科エリカ属の半耐寒性常緑小低木です。花言葉は「幸せな愛を」です。 フウセンカズラ フウセンカズラ(風船葛、学名:Candiospermu敦盛草のブログアツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum)は、源平合戦の時に命を落とした平家の武将 平敦盛に因みます。当時、敦盛は16歳の美少年。総大将 平清盛の弟の息子で、笛の名手でした。流れ矢からの防御のために付けていた'母衣(ほろ)'の形が似ていることから花名が付きました。因みに敦盛を討ち取ったのは源氏方の熊谷直実で、こちらに因んだクマガイソウ(