ストックとムラサキハナナは似ている ポスト ストック(アラセイトウ)はムラサキハナナ(オオアラセイトウ)と似ている ストック(Stock、学名:Matthiola incana)とは、南ヨーロッパ原産で、アブラナ科マッティオラ属の耐寒性一年草です。 別名でアラセイトウ(紫羅欄花)や、ガーデンストック (garden stock)と呼ばれます。 草丈は矮性種30 cmから、高性種100 cmまであります。 葉は長さ10 cm程で長く、白っぽい軟毛が生えています。 直立した柔らかい花茎から、総状花序を伸ばし、花径2~3 cmの芳香がある花を多数咲かせます。 花は、一重咲きと八重咲きがあり、花色は桃色や、白、赤、紫、黄色があります。 周年出回りますが、夏の多湿に弱いので、その時期には出回りません。 切花としてよく用いられます。 似た花-アラセイトウとオオアラセイトウ ストック(Stock、Matthiola incana=アラセイトウ(紫羅欄花)、学名:Matthiola incana)の別名はアラセイトウ(紫羅欄花)と言います。別属の花に、オオアラセイトウ(大紫羅欄花)と呼ばれるムラサキハナナ(紫花菜、学名:Orychophragmus violaceus )があり、似ています。 花色はストックは豊富ですが、ムラサキハナナは紫色しかありません。 左:ストック=アラセイトウ、Matthiola incana、右:ムラサキハナ=オオアラセイトウ、Orychophragmus violaceus 花名の由来 属名の「Matthiola」は16世紀のイタリア・シエーナの医師・博物学者「ピエトロ・アンドレア・マッティオリ (Pietro Andrea Mattioli)博士」 への献名に拠ります。 種小名の「 incana」はラテン語で「灰白毛で覆われた」と言う意味で茎や葉に白い軟毛があることに拠ります。 花言葉 ストック一般の花言葉は「永遠の美」です。花によって花言葉は異なり、紫色は「おおらかな愛情」です。 園芸品種 ストックの園芸品種には以下があります。 ストック 'ベイビー シリーズ'、学名:Matthiola incana 'Baby siries’)-矮性園芸品種 ストック 'ディープ ローズ カルテット'(Stock 'Deep Rose Quartet'、学名:Matthiola incana cv. Deep Rose Quartet)-バラ咲き ストック 'キスミー'(Stock 'kiss-me'、学名:Matthiola incana cv. kiss-me)-矮性芳香あり ■関連ページ ストック(Stock、Matthiola incana=アラセイトウ(紫羅欄花)、学名:Matthiola incana)、 ムラサキハナナ(紫花菜=オオアラセイトウ=大紫羅欄花、学名:Orychophragmus violaceus ) かぎけん花図鑑花日記 【ストックとムラサキハナナは似ている】2025年2月19日(水) #2月の花 #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articlesゼニアオイのブログ今回取り上げる植物は、昔から庭で見慣れているアオイ(葵)です。昭和のイメージの花、と書こうとして最終確認したら、そう簡単ではないことに気づきました。当初、ウスベニアオイ(薄紅葵)と公園の表示板に書いてあり、何の疑いも抱きませんでしたが、写真をもう一度よく見たら....。どうも、ゼニアオイ(銭葵)のようです。これに関しては世間的にも混乱があるようです。その違いは、かぎけん花図鑑に続きます。金糸梅(hypericum)の比較タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum "Hidcote")は中国原産でオトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みます。葉は十字対生に付き、楕円形で全縁、緑色で秋に紅葉しま4月23日の誕生花 ローズマリー、カンパニュラ4月23日の誕生花は、ローズマリー,カンパニュラ ローズマリー ローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。花言葉は「追憶 」です。 カンパニュラ カンパニュラ(Campanula、学名:Campanula medium)は南ヨーロッパ 原産で、キキョウ科カンパヌラ属の耐寒性の一・二10月27日の誕生花 ノバラ10月27日の誕生花は、〇ノバラ,ランタナです。 ノバラ 野ばら=テリハノイバラ(照葉野茨、学名:Rosa wichuraiana)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木です。花言葉は「素朴な愛」。 梅雨から夏に、山地や海岸で枝先から伸ばした円錐花序に芳香のある白い五弁花を集合させて咲かせます。茎に棘があり直立せず地を這うように伸びます。 葉は光沢のある濃緑色です。葉表と葉裏には毛が無木場公園の花1 カブトムシやクワガタにNo1の木「クヌギ」先週末に木場公園に出かけたら、クヌギの長い黄色い雄花がたくさん枝垂れて咲いていました。 樹液はカブトムシやクワガタの大好物 クヌギは人間にとって有用な木ですが、昆虫もクヌギが大好きです。樹液を求めてカブトムシやクワガタ等が最も多く集まってくる木として知られます。 カブトムシとクワガタは桑の木の樹液が大好きです。下がカブトムシ、上がクワガタです。 クヌギ(橡、学名:Quercus acutiディアスキア・バーベラエのブログ ディアスキア・バーベラエ(学名:Diascia barberae)と言う花名はあまり馴染みがないですが、トレニア(Torenia )、ネメシア (Nemesis)などと同じゴマノハグサ科の植物です。ディアスキア・バーベラエは、南アフリカ原産の常緑一年草で、花の形は、口唇形の左右相称花で、花弁の裏側に2本の距があることが特徴です。写真の花は、オールアメリカセレクションズ(全米草花新品種審査協会