花ら107.らんまん 麻黄 ポスト NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 TV番組は終了しましたが、らんまん植物で残っているものを、引き続き花日記で扱います。 マオウ(麻黄、学名:Ephedra sinica)は中国、中央アジア、インド原産で、裸子植物のマオウ科マオウ属の常緑小低木です。シナマオウとも呼ばれます。原産地では、乾燥地帯に生育します。姿がトクサ(木賊、研草)と似ています。焼酎で有名な「魔王」とは異なります(*^_^*)。 草のように見えるけど木で葉は退化 草のように見えますが木で、葉は退化して小鱗片になっています。5月~6月に、雄花は葉腋または茎頂に球形の黄色い花を付け、小花から軸を伸ばし先端に複数の葯を付けます。雌花は緑色で単生し、花後の8月~9月に、肥厚化した苞が赤い液果状になって黒い種子を包み込んだ赤い果実(偽果)を成らせます。 漢方薬の「マオウ」 全草が鎮咳、発汗、解熱に効果があるとされ、特に緑色の地上茎は干して生薬のマオウ(麻黄)となります。地上茎にはエフェドリンが含まれ、風邪などの鎮咳、去痰、抗炎症、発汗、解熱などに効果があります。漢方薬の「葛根湯」や、「小青竜湯」に配合されます。 ■関連ページ 花ら107.らんまん 麻黄 かぎけん花図鑑 2023年110月13日(金曜日)、 NHK連続テレビ小説らんまん植物種類一覧、 花日記 NHK連続テレビ小説らんまん植物 目次、 マオウ(麻黄、学名:Ephedra sinica)、 花日記、 花図鑑 特集Location: Koishikawa Botanical GardenLocation: Illust:Yuki @Kagiken (Science&Technology Inst.co.,Tokyo ) Other Articles黄花亜麻のブログキバナアマ(黄花亜麻、学名:Reinwardtia indica)は、インドや中国原産で、アマ科キバナアマ属の常緑灌木です。樹高は50〜150 cm程です。花茎先端に1輪または数厘の濃黄色の五弁花を咲かせます。花は黄色の染料に、樹木は鉢植えや庭植えにします。 ■キバナアマ(黄花亜麻、学名:Reinwardtia indica) https://www.flower-db.com/ja/fl4月20日の誕生花 シバザクラ、ディモルフォセカ4月20日の誕生花はシバザクラ,ディモルフォセカです。 シバザクラ シバザクラ(芝桜、学名:Phlox subulate)は、北米原産で、ハナシノブ科フロックス属の常緑多年草です。花言葉は「一致、合意」です。 ディモルフォセカ ディモルホセカ(Dimorphotheca、学名:Dimorphotheca sinuata)は、南アフリカ原産で、キク科ディモルフォセカ属の半耐寒性一年草アルストロメリアアルストロメリアはアンデス山脈に多数の原種があり、その種子をスウェーデンの植物学者がヨーロッパに持ち込んだことから知られるようになりました。栽培品種が作りやすいため、オランダを中心に多くの育種家が様々な園芸品種を生み出しています。花言葉は色によって異なりますが、色を問わない花言葉に、「未来への憧れ」や、「エキゾチック」、「持続」があります。「エキゾチック」は花弁の色と斑模様の組合せに拠るもので、「ツツジ属シリーズ7.蓮華躑躅花日記2022年4月26日 ツツジ属シリーズ7.蓮華躑躅 レンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個誕生花 8月10日 ハイビスカス誕生花 8月10日は、ハイビスカスです。 ハイビスカス ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、ハワイ・マスカリン諸島原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。南国を代表する熱帯花木で、ハワイでは州花とされます。原種のヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)や、変種のフウリ誕生花 6月15日6月15日の誕生花は、カーネーションと、フトイです。 カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus)は、南欧原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草で、花色に関係しない一般的な花言葉は、「深い愛」です。 フトイ(太藺、学名:Schoenoplectus tabernaemontani)は、日本、北米、中国等が原産で、カヤツリグサ科フトイ属の大型