11月27日の誕生花、赤いキクとホンドリス ポスト 11月27日の誕生花は、赤いキク(菊)です。 赤いキク(菊)が凛と咲き誇るその横に、太い尻尾がくるんとした赤茶色のホンドリスさんが大事そうにどんぐりを持って、キクさんに話しかけているようです。 秋の終わりの静かな一日。静けさとぬくもりがで心がぽかぽかするような気がしませんか。 ホンドリスと赤い菊のイラストです。イラスト by Copilotさん。 特集 菊 キク(菊)とは 【特徴】 ・日本の国花相当の花 ・切り花の出荷量日本の位置 キク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)とは、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。 日本に昔からある花でも、元々は海外から渡来したものが多く、それらを日本独自の技術や美意識で改良して、全く違うレベルの花に仕上げるのが日本の技かもしれません。 日本を代表する「菊」もそのような花の一つです。 キクは、奈良時代に中国から日本に渡来し江戸時代には様々な園芸品種が育種されました。 花色、形、花径、背丈、開花時期など変化に富んでいます。 花色はピンクや、赤、白、黄、橙、複色があります。花の大きさも、花径18 cm以上の大菊と、9 cm以下の小菊、その中間の中菊があります。 菊と言えば秋のイメージがありますが、品種改良により、夏菊や、夏秋菊、秋菊、寒菊(開花8月、...、12月からなど)の菊が育種されています。 さらには周年開花する「ポットマム」や、それを品種改良した「ピンポンマム」もあります。 江戸時代に藩ごとに菊花作りが奨励され、各藩が競って独自の菊を育種しました。江戸菊は江戸で育種された菊で、狂い咲きと呼ばれる咲き方が出色で個人的には好みです。 キク(菊)の種類一覧 菊の種類一覧をこちらに載せます。 菊は、春のサクラ(桜、学名:Cerasus L.)と共に、日本の秋を代表する花とされます。 菊は日本の切り花出荷量NO.1 花卉分野で菊が全体に占める割合がどのぐらいかご存じでしょうか? 農林水産統計の「2021(令和3年)全国「切り花」出荷量(32億4千9百万本)」によると、何と、菊の出荷量は全花種の4割を占めるという圧倒的な1位に選ばれています。その理由は、 菊は冠婚葬祭の、特に葬際での需要が常に高いこと、日持ちすること、品種が多いことが人気の理由のようです。 因みに、2位はカーネーション、3位はバラでです。 切り花出荷量Best3 1.菊(12億9千8万本,40%) 2.カーネーション(2億150万本,6.2%)、3.薔薇(1億9千440万本,6%) 料理の飾り花 おせち料理等や刺身などの飾り花に、キク(菊)の花が使われます。 菊は「NASA Eco Plant」 菊はスパティフィラム(Spathiphyllum)と同様、有害物質5種類を全てクリアする優れた植物に選ばれました。観葉植物のように開花しない時期があっても良いとすれば、オールシーズンでオフィスやリビングに鉢植えを置きたいものです。「ポットマム」や「ピンポンマム」が使えるかもしれませんね。 菊の分類 花の大きさー大菊:花径が18cm以上、 花形ー広物ー一重咲き「一文字」、八重咲き「美濃菊」、 厚物ー厚物-整然と咲く、厚走り-下部が突き出す、大掴み-掴まれたような形、 管物ー太管(花弁径:0.3-0.5cm)、間管(0.2-0.3cm)、細管(0.1-0.2cm)、針管(0.1cm以下) 古典菊ー巴錦(花弁内側が深紅、外側が黄金色)、江戸菊、... 菊の種類 ●大菊(大輪菊)は通常一茎に一輪を咲かせるように摘芯することが多く、秋の菊花展によく出展されています。 厚物(花弁がぼってり固まったもの)と、管物(線香花火のように花弁が細く広がっているもの)、一文字(花びらの数が16枚前後の一重咲き)系があります。 花弁の表と裏で色が違うものに 巴錦、 一鉢でドーム状に隙間なく仕立てた大作り(千輪咲き)の「木の松山」や「裾野の月」などがあります。 ●中菊(中輪菊)は、 嵯峨菊(細長い花びらが真っ直ぐ立ち上がって咲く)や、 江戸菊(開花後に花びらが様々に変化する)、 伊勢菊(縮れた花びらが垂れ下がって咲く)、 肥後菊(一重咲で、武士の精神修養として発達)、 丁子菊(アネモネ咲き)のような伝統的な系統の菊です。 ●小菊(小輪菊)は、花色が豊富で、一重咲きや八重咲き、丁子咲き、ボンボン咲きなどがあり、ケンガイ(懸崖)や盆栽、菊人形、玉造り、食用などにされます。 菊人形を使った横溝正史監督の映画がありました。 ●スプレーマムは日本の菊がアメリカに渡って逆輸入された米国産の小中菊でパステル調の花色、花がスプレー(分枝)状につくことから名付けられました。 ●ポットマムは大量生産する鉢物用に改良された品種の総称で周年開花します。「ピンポンマム」という丸い花を咲かせる品種も人気です。 ポットマムや、ガーデンマム、スプレーマムとも呼ばれます。 ●クッションマム系はドーム状になった菊で、小田原市内の民家の庭先で公開され知られるようになった「ざる菊」は笊を伏せたような形をしています。 「特集 菊」https://www.flower-db.com/ja/special/69/2 特集 菊 菊を集めた特集です。菊は豊富な花色、花径の大小、咲き方の違い等で、大菊(大輪菊)、中菊(中輪菊)、小菊(小輪菊)、スプレーマム、ポットマム、クッションマム等に分類されます。ここには35種の菊の花が掲載されています。 花径:9cm未満(小菊)、9~18cm(中菊)、18cm以上(大菊)、 一般名:キク(菊)、 学名:Chrysanthemum morifolium、 国花に準ずる花:日本、 別名:イエギク(家菊)、florist's daisy、hardy garden mum、スプレーマム(spray mum)、ガーデンマム(Garden mum)、ポットマム(Pot mum)、クッションマム(Cushion mum)、Chrysanthemum morifolium、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科キク属イエギク種、 原産地:中国、米国(スプレーギク) 、 草丈:30~100cm、放射相称花、集散花序、舌状花、花径:9cm未満(小菊)、9~18cm(中菊)、18cm以上(大菊)、開花時期:周年、特に、9月-12月、花色:ピンク・黄・白・赤・橙・複色。 ■関連ページ キク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium) 11月の誕生花、 【特集】キク・菊・きくの種類一覧 花図鑑【かぎけんweb】 11月の誕生花 11月27日の誕生花、赤いキクとホンドリス かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 #かぎけん花図鑑 #STILocation: CopilotLocation: Hibiya parkLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Hibiya parkLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Hibiya parkLocation: Hakobe Botanical GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: KojimachiLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Hibiya parkLocation: Hibiya parkLocation: Hibiya parkLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Hibiya parkLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Tsukuba Botanical GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Greenhouse of Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Tsukuba Botanical GardenLocation: My homeLocation: KagikenLocation: Shinjuku Gyoen National GardenLocation: Kagiken Other Articles木場公園の花6 レッドロビン(Red Robin)春に遠くから見ると赤い葉が一際目立つ「Red Robin」 レッドロビン(学名:Photinia x fraseri 'Red Robin')は、カナメモチ(Photinia glabra)と、オオカナメモチ(大要糯、学名:Photinia serratifolia)を交配して米国で育種された園芸品種です。レッドロビンは成長が早いので、垣根などの場合、見栄えをよくするため常に刈られるので花が咲いて9月に咲く花シリーズ「白い花」かぎけん花図鑑 9月に咲く花シリーズ「白い花」 かぎけん花日記2022年9月29日 9月に咲いている白い花は260超種ありました。リストは「特集 9月の白い花」をご覧ください。 白い花 白花が白いのは花弁に白い色素が含まれているのではなく、小さな気泡が光を反射して白く見えていることに拠ります。 人間の目には可視領域しか見えませんが、花にとって大事な昆虫には紫外領域が見えており、色として認識して誕生花 8月31日 ハツユキソウ、リンドウ誕生花 8月31日は、△ハツユキソウ、△リンドウです。 ハツユキソウ ハツユキソウ(初雪草、学名:Euphorbia marginata)は、北米南部原産でトウダイグサ科トウダイグサ属の非寒性一年草です。緑色の葉に白い覆輪の葉縁で葉のコントラストが美しいです。花言葉は「祝福、穏やかな生活」です。 リンドウ リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)は、日本・朝鮮半島・中花名に「孔雀(鳥類)」が付く花【孔雀アスター】と鳥の真孔雀花名に「孔雀(鳥類)」が付く花【孔雀アスター】と鳥の真孔雀 クジャクアスター(孔雀Aster、学名:Aster hybrids)とは、北米原産のキク科シオン属の多年草「アスター(Aster)」の園芸品種です。別名で、宿根アスター、クジャクソウ(孔雀草)、シロクジャク、ミケルマスデージー、Frost aster、とも呼ばれます。花名の「クジャクアスター」の由来は、小花をたくさんつけた枝が、羽根を広かぎけん花図鑑 9月6日の誕生花 ミソハギかぎけん花図鑑 9月6日の誕生花は、ミソハギです。 ミソハギ ミソハギ(禊萩、学名:Lythrum anceps)は、日本~朝鮮半島原産で、ミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。日本全国の湿地や水際など水辺で、日当たりの良い場所によく見られます。 ミゾ(溝)ではなくミソ(禊)なんです。 お盆の時期に生えこの花を束ねてお供え物に水を注いで清めることから、ボンバナ(盆花)やショウリョウバ四月の薄紫色の花1 ライラック(Lilac)初夏に房を伸ばし香りのよい薄紅紫色の小花を多数咲かせます。 ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris L.)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。山野に自生します。別名で、リラ(仏語、Lilac)、Lilas、ムラサキハシドイ(紫丁香花)と呼ばれます。樹高は5〜6mです。葉柄の先に光沢があり滑らかで硬い広卵形をした長さ4 - 8 cmの葉を対生に