キク・菊 特集「菊」|菊は豊富な花色、花径の大小、咲き方の違い等で、大菊(大輪菊)、中菊(中輪菊)、小菊(小輪菊)、スプレーマム、ポットマム、クッションマム等に分類されます。キクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。日本には奈良時代に渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本を代表する花とされます。花色は豊富で、ピンクや、赤、白、黄、橙、複色があります。花の大きさも、花径18 cm以上の大菊と、9 cm以下の小菊、その中間の中菊がありザルギクザルギク(ざる菊、学名:Chrysanthemum morifolium 'Zarugiku')は、小田原市久野のざる菊園( 鈴木三郎さん)で公開され知られるようになったキク(菊)です。ざるを伏せたような形をしていることが名前の由来です。基本種はクッションマム系の品種であるとされます。秋に、1株に小菊が数千個もついて、こんもりとした花株を作ります。花色には、黄色、赤、白、ピンクなどがあります。尚、大作り 「末の松山」 大菊 「末の松山」(学名:Chrysanthemum morifolium 'Sue no Matsuyama')は、黄色い大輪の菊1本の脇枝を増やして300~2,000輪の花を咲かせて仕立てています。これは日本独自の仕立て独自の仕立て方で「千輪咲き」と言います。 大作りには、黄色花の「木の松山」や、白花の「裾野の月」、薄赤紫の「紅葉狩」があります。 一般名:キク(菊)、学名:Ch大作り 「裾野の月」大作り 「裾野の月」(学名:Chrysanthemum morifolium 'Susono no Tsuki')は、白い大輪の菊1本の脇枝を増やして376輪の花を咲かせて仕立てています。これは日本独自の仕立て独自の仕立て方で「千輪咲き」と言います。 大作りには、黄色花の「木の松山」や、白花の「裾野の月」、薄赤紫の「紅葉狩」があります。 一般名:キク(菊)、学名:Chrysanth巴錦 菊>大菊>厚物菊 '巴錦'(キク 'トモエニシキ'、学名:Chrysanthemum morifolium 'Tomoe nishiki')は、大菊厚物の一輪仕立てで、花弁の外側が金色で、内側が深紅をした菊です。古菊の一種で、花名は加賀の殿様が命名しました。嵯峨菊 菊菊 嵯峨菊(学名:Chrysanthemum morifolium 'Saga giku')は、京都府の嵯峨野で育種された古典菊の一種です。一重咲きで咲き始めは平開で、咲き進むにつれ捻じれて立ち上がり箒状となります。花色には、白、赤、濃桃色、淡桃色、黄があります。菊 涛の日輪菊 涛の日輪(学名:C. m. cv. Namino nichirin)江戸菊、花弁の内側が赤、外側がピンク。 C. m.:Chrysanthemum morifolium の略称です。菊 彩胡の時雨菊 彩胡の時雨(学名:C. m. cv. Saiko no Shigure)黄色、菅物コモドール 菊>小菊菊 コモドール(Commodore、学名:C.m. cv. Commodore)小菊、白色。 C.m.:Chrysanthemum morifolium(家菊)の略称 彩胡光輪 菊>大菊>管物菊 彩胡光輪(学名:Chrysanthemum morifolium cv. SAiko Korin)管物、細、花はトップが赤く、下部は橙色。 C.m.:Chrysanthemum morifolium 新聖光の朝 菊>大菊>管物菊 新聖光の朝(学名:C.m. cv. Shinseiko no asa)管物、細、薄黄+白 C.m: Chrysanthemum morifolium聖光金波 菊>大菊>管物菊菊 聖光金波(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Seiko kinpa)管物(細管)、花色:黄色。新玉光院 菊>大菊>一文字菊菊 新玉光院(学名:C.m. cv. Shin gyokkoin)は、大輪、広物(ひろもの)、一文字菊(いちもんじぎく)、花弁:赤&黄色。 C.m. : Chrysanthemum morifolium彩胡優美 菊>大菊>管物菊 彩胡優美(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Saiko Yubi)大菊、管物、花弁幅:細、花弁色:濃紅色&薄紅色。菊 泉郷光輪菊 '泉郷光輪'(学名:C.m. cv. Sengou kourin)大菊、管物、細間管、古典菊、秋菊、橙&薄橙色、花径:18-25 cm、草丈:60-90 cm、自然開花期:10月-11月。 C.m: Chrysanthemum morifolium菊 泉郷情熱菊 泉郷情熱(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Senkyou jonetsu)大菊、管物、細間管、古典菊、秋菊、薄桃色、花径:18-25 cm、草丈:60-90 cm、自然開花期:10月-11月。菊 管物 「山陽紅娘」菊 山陽紅娘(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Sanyo Benimusume)花弁形:管物、花弁幅:細、花弁色:濃紫紅色。 C.m: Chrysanthemum morifolium菊 ドーム菊菊 ドーム菊(学名:C.m. cv. Dome giku)は、何もしなくても自然に丸くドーム状となる小菊の園芸品種、またはは小菊を丸くドーム状に仕立てる栽培方法です。花色には黄、桃色、白、赤などがあります。 C.m.:Chrysanthemum morifolium(家菊)の略称開龍秋峰 菊>大菊>管物菊菊 開龍秋峰(学名:C.m. cv. kairyu-syuhou)管物、細、黄色 C.m: Chrysanthemum morifolium 聖光金波 菊>大菊>管物菊菊 聖光金波(学名:Chrysanthemum morifolium cv. Seiko kinpa)管物(細管)、花色:黄色。菊 彩胡の時雨菊 彩胡の時雨(学名:C.m. cv. Saiko no shogure)管物、細、黄色 C.m: Chrysanthemum morifolium玉光院 菊>一文字菊 玉光院(学名:C.m. cv. gyokkoin)大輪、広物(ひろもの)、一文字菊(いちもんじぎく)、花弁色:白&薄紫紅色。 C.m. : Chrysanthemum morifolium菊 新太平の銀峰菊 新太平の銀峰(学名:C.m. cv. Shin taihei no ginpou)大菊、黄色 C.m: Chrysanthemum morifolium国華尊格 菊>大菊>厚走系菊 国華尊格(学名:C.m. cv. Kokka Sonkaku)大菊、白、花形:厚走系の菊です。 C.m: Chrysanthemum morifolium国華火祭り 菊>大菊>厚物菊 '国華火祭り'(学名:C.m. cv. Kokka Himatsuri)大菊、薄赤紫、花形:厚走系。 C.m: Chrysanthemum morifolium瑞雲殿 菊>大菊>大掴み菊 瑞雲殿(学名:C.m. cv. Zuiunden)冷凍うどんのように咲く大菊の変わり菊。 大掴咲、奥州菊、純白、花形:光沢走弁、花径:20-25 cm、草丈:60- 90 cm、開花期:10月-11月、日照:半日陰、日向、用途:地植え、鉢植え、切花。 C.m: Chrysanthemum morifolium菊 大菊羹 国華昴菊 ’国華昴’(学名:C.m. cv. Kokka Subaru)大菊、黄色、花形:厚系、成長:やや長い、中咲き。 C.m: Chrysanthemum morifolium富士の輝き 菊>大菊>厚物菊 富士の輝き(学名:C.m. cv. Fuji no kagayaki)大菊、厚物、薄黄色。 C.m: Chrysanthemum morifolium福助管物 菊>大菊>管物菊 福助管物(学名:C.m. cv. Fukusuke kudamono)大菊、菅物、福助作り、ピンク、草丈: 40-45 cm。 C.m: Chrysanthemum morifolium 菊 フリッキー菊 フリッキー(学名:C. m. cv. FLICKY)は、ビッグドーム菊「フリッキー」とも言い、赤い小花をドーム状に盛り上げて咲かせます。C. m.:Chrysanthemum morifolium の略称です。菊 だるま管物菊 福助管物(学名:C.m. cv. Daruma kudamono)は大菊菅物をダルマ作りしたものです、花色は、橙色です。 C.m: Chrysanthemum morifolium菊大作り '紅葉狩'菊大作り '紅葉狩'(キクオオヅクリ’モミジガリ’、学名:Chrysanthemum morifolium 'momijigari')は薄紫紅色の大輪菊花を大作り花壇に仕立てた様式の園芸品です。大作りとは、一株でドーム状に隙間なく仕立てた千輪咲きの菊花花壇を言います。 大作りには、黄色花の「木の松山」や、白花の「裾野の月」、薄赤紫の「紅葉狩」があります。 一般名:キク(菊)、学名:Chry延命楽 菊>食用菊キク '延命楽'(菊 '延命楽' 、学名:Chrysanthemum morifolium 'Enmeiraku')は、キク科キク属の食用菊で、晩性の紫赤色・管弁の系統群に属します。生産地は山形県~新潟県で、別名で、もってのほか、かきのもと、おもいのほか、かしろなどと呼ばれます。花は明るい赤紫で中輪、八重咲きで10月~11月に開花し、収穫されます。食用菊の代表品種でシャキシャキ感が特長で酢の物にさ小菊 菊>食用菊ツマ用小菊(学名:Chrysanthemum morifolium 'kogiku')は、キク科キク属の食用菊です。名前通り花径2cm程の小さな菊で、頭花だけを摘んだものが刺身のツマに使われます。一年中栽培されています。愛知県豊橋が主要生産地で、登録品種に、「とよおんちぎり」、「とよおんうんぜん」、「こまり」、「豊の秋」、「豊温山吹」、「秋月」、「金錦」があります。 一般名:ツマ用小菊、学名花籠 菊>大菊>厚物花籠(ハナカゴ、学名:C.m. cv. Hanakago)は大菊、厚物系で花色は薄赤紫色大輪花を咲かせます。 C.m: Chrysanthemum morifoliumカンギクカンギク(寒菊、学名:Chrysanthemum indicum var. hibernum)は、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)「コギク(小菊、学名:Chrysanthemum indicum)」の園芸品種で、冬咲きのものを指します。12月頃に咲く小菊です。黄色花を咲かせる「春の光」などがあります。 一般名:カンギク(寒菊)、学名:Chrysanthemum indicum var懸崖作り 菊>小菊懸崖作り(ケンガイヅクリ、学名:C.m. cv. Kengai)は、1本の小菊(小輪菊)を大きな株に仕立てて、野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲く姿を模しています。 展示の際には高い台上に色取り取りの鉢を配置しています。 C.m: Chrysanthemum morifolium 他の特集紅葉・黄葉日本の美しい秋を彩る紅葉又は黄葉する木や草の写真です。紅葉、桜、ハゼノキなどをお楽しみください。9月の白花9月に白花を咲かせている花の特集です。ランらしい蘭特集「ランらしい蘭」―エピデンドラム,アツモリソウ,エビネ,エンシクリア・コクレアタ,スイセイラン,カシノキラン,カトレア,ギンラン,コチョウラン,オナガエビネ,ツルラン,デンドロキラム・コビアナム,テガタチドリ,デンドロビウム,デンファレ,トキソウ,ネジバナ,レプトテス・ビカラー,レブンアツモリソウ,レリア・シンジュク,ミズチドリ,など。 サクラ・さくら・桜サクラ・さくら・桜(学名:Cerasus L.)は、日本の春を代表する花で、散房花序に白または薄桃色の小さな5弁或いは8弁花をつけるバラ科サクラ属の落葉広葉樹です。桜の品種には、アタミザクラ(あたみ桜),シダレザクラ(枝垂桜),カンザン(関山),カンザクラ(寒桜),オオシマザクラ(大島桜),カンヒザクラ(寒緋桜),オカメザクラ(おかめ桜),ソメイヨシノ(染井吉野),マメザクラ(豆桜),などがありまメキシコの花メキシコの花世界らん展2019世界らん展2019ハイジの花道スイスアルプス「ハイジの花道」で咲いていた花をご紹介します。アルペン・アスター(Alipne aster、学名:Aster Alpinus)、エーデルワイス(Leontopodium alpinum)、イエロー・アコナイト(Aconitum lycoctonum)、クロスゲンチアナ(Kreuz-Enzian、学名:Gentiana cruciata)、ヤシオネ・ペレンニス(Jasione pere10月の黄色い花10月に黄色い花を咲かせる花の特集です。中には花では無いものがあるかもしれません。9月のピンクの花9月にピンクの花を咲かせている花の特集です。アサガオ,ユウゲショウ,イモカタバミ,オオケタデ,オシロイバナ,セイヨウオニアザミ,アイ,ムラサキツメクサ,アゲラタム,アサヒカズラ,アスチルベ,ガーベラ,アメリカフヨウ,サンタンカ,イヌタデ,エゾカワラナデシコ,オジギソウ,スイセイラン,カカオ,クレマチス,キチジョウソウ,グンバイヒルガオ,ナデシコ,サルビア・ミクロフィラ,ヒメツルソバ,ディアスキア・ミントミント(mint、学名:Mentha)特集ーアップルミント(Apple mint、学名:Mentha suaveolens)、ケンタッキーカーネルミント(Kentucky colonel mint、学名:Mentha x villosa)、ニホンハッカ(日本薄荷、学名:M. canadensis var. piperascens)、スペアミント(Spearmint 、学名:M. spicata)、格好いい花格好いい花-ホヤ・ムルティフロラ美しい花美しい花