11月16日の誕生花、赤いサザンカに大雀蜂が訪問 ポスト 11月16日の誕生花は赤いサザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)とクリスマスローズ、です。 サザンカの花蜜を吸いにオオスズメバチさんが来ています。イラスト by Copilotさん。 サザンカ(山茶花)とは サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)とは、日本固有種でツバキ科ツバキ属の常緑広葉中木です。 別名でイワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)、sasanqua と呼ばれます。 ツバキ科ツバキ属なのでツバキ(椿、学名:Camellia japonica)ととてもよく似ています。見分け方は後述します。 日本では、本州山口県以南、四国、九州、沖縄の山地に自生します。他の花が咲かない冬季に咲く貴重な花です。 日本の自生種は白ですが、園芸品種には桃色や赤もあります。原種と園芸品種含めて300種あると言われます。 樹高は2~6 mです。 葉は楕円形で、葉縁に鋸歯有があり、互生して付きます。 12月~4月に、花径3~7 cm、桃、赤、白い花びらと沢山の雄蕊を持った花を咲かせます。 花後に、ツバキと同様、サザンカにも果実が成り油が採取されます。 ツバキ、チャなどの他のツバキ科の植物と同様、サザンカにはチャドクガ(茶毒蛾、英名:tea tussock moth、学名:Euproctis pseudoconspersa)が付きます。 3つの園芸品種群に分類 サザンカは3つの大きな群に分類されます。 第1群 : サザンカ品種群、第2群ー カンツバキ品種群、第2群ー カンツバキ品種群、その他少数ですがタゴトノツキ品種群や海外品種群があります。 1)サザンカ系園芸品種群 開花期:10月~12月 サザンカ(C. sasanqua)から作出された園芸品種。 2)カンツバキ系園芸品種群 開花期:11月~3月 カンツバキ群(Shishigashira)は、サザンカ(sasanqua、学名: Camellia sasanqua)とツバキ(椿、学名: Camellia japonica)の交雑種とそれから作出された品種群です。カンツバキ(寒椿=サザンカ‘獅子頭、学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira' )を中心に作出された園芸品種。 ー‘獅子頭’(シシガシラ、C. sasanqua ‘Shishigashira’)、山茶花 曳馬乙女(サザンカ 'ヒクマオトメ' 、学名:C. sasanqua 'Hikuma-otome')、山茶花 乙女(サザンカ 'オトメ'、学名:Camellia sasanqua 'Ome')、山茶花 新東錦(サザンカ シンアズマニシキ、Shin azuma nishiki、学名:Camellia sasanqua cv. Shin azuma nishiki )、 3)ハルサザンカ系園芸品種群 開花期:12月~4月 ツバキとサザンカの自然交配品種「ハルサザンカ(C. × vernalis)」から作出された品種群、 ー春山茶花 ”梅ケ香”(ハルサザンカ ’ウメガカ’、学名:Camellia x vernalis 'Umegaka')、‘笑顔’(エガオ、Camellia × vernalis ‘Egao’) サザンカの花名の由来 属名の”Camellia”はチェコの植物学者Georg Joseph 「Kamel」(ゲオルク・ヨーゼフ・カメル)氏への献名、 種小名”sasanqua”は日本語の「サザンカ」によりの命名です。 サザンカの花言葉 全般:「謙遜」「ひたむきな愛」、赤:「謙譲」、白:「愛嬌」、ピンク:「永遠の愛」 ツバキとサザンカの違い ツバキ(椿、学名:Camellia japonica)とサザンカは同科同属の宿物であり、似ています。 大きな違いは、散り方はサザンカは花弁がバラバラに散るのに対し、ツバキは首から落ちるので地面に落ちた花弁で確認する方法があります。 両者の違いについては、「椿と山茶花の違い【かぎけんWEB】」をご参照ください。 一般名:サザンカ (山茶花)、 学名:Camellia sasanqua 、 別名:sasanqua 、イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツバキ科ツバキ属サザンカ種、 原産地:日本固有種 、日本での生息分布:本州山口県以南、四国、九州、沖縄の山地、 生活型:耐寒性常緑広葉中木、 樹高:2~6 m、 葉形:楕円形、葉縁:鋸歯有、葉序:互生、 放射対称、開花期:12月~4月、花色:桃・赤 ・白、花径:3~7 cm、花弁:5~7、子房:上位、雄蕊:多数、 注記:チャドクガ(茶毒蛾、英名:tea tussock moth、学名:Euproctis pseudoconspersa)に注意。 因みにチャドクガはサザンカのみでなく、ツバキ、チャなどのツバキ科の植物に付きます。 成虫の発生は7~8月と9~11月の年に2回です。 チャドクガの天敵はホトトギス、カッコウ、シジュウカラ等の鳥や、スズメバチ、クモ、カマキリなどです。 ■関連ページ サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua) 【特集】サザンカ・さざんか・山茶花一覧、 花図鑑【かぎけんweb】 11月の誕生花 11月16日の誕生花、赤いサザンカに大雀蜂が訪問 かぎけん花図鑑 花日記 #株式会社科学技術研究所 #かぎけん花図鑑 #STI Location: CopilotLocation: Kameido Central ParkLocation: National Museum of Japanese History 'Botanical Garden'Location: Kameido Central ParkLocation: Kameido Central ParkLocation: Kameido Central ParkLocation: Jogasaki coastLocation: Kameido Central ParkLocation: Kameido Central ParkLocation: Illust:Yuki @Kagiken (Science&Technology Inst.co.,Tokyo )Location: Kameido Central ParkLocation: Kiba ParkLocation: KojimachiLocation: Kameido Central ParkLocation: Kiba ParkLocation: Kameido Central ParkLocation: Kameido Central Park Other Articles記憶にございません😖🙁😲万葉集草木99.躑躅(満天星)ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)万葉集と白つつじ 万葉集で詠まれているツツジは、赤花か白花で、歌中では、「石上つつじ」、「白つつじ」、「丹つつじ」と詠まれています。白花で万葉時代からあった白花品種は、「シロヤシオ(=ゴヨウツツジ、五葉躑躅、学名:Rhododendron quinquefolium)」か、この「"ドウダンツツジ(Enkianth10月12日の誕生花 ガーベラかぎけん花図鑑10月12日の誕生花は、ガーベラです。 ガーベラ ガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。花言葉は「希望」です。 かぎけん花図鑑 誕生花10月12日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-10-12/1032 かぎけん花図鑑 9月24日の誕生花 ハギ、黄色いダリアかぎけん花図鑑 9月24日の誕生花は、ハギ、ダリア(黄)です。 ハギ ハギ(萩、学名:Lespdezap.)は、日本、朝鮮、中国等の東アジア原産でマメ科ハギ属の落葉低木です。万葉の時代から栽培されており秋の七草の一つとされます。 上部は分枝して垂れ下がり枝先にマメ科特有の蝶に似た口唇形の小花を多数咲かせます。基部は木質化しており堅いです。 葉は三出複葉で互生してつきます。花色は赤紫また花ら 41.戸隠升麻、破門草という別名あり 戸隠草 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 トガクシソウ(戸隠草、学名:Ranzania japonica)は、日本の固有種で、メギ科トガクシソウ属の多年草です。トガクシショウマ(戸隠升麻)とも呼ばれます。トガクシソウだけで1属1種を構成します。 属名の「Ranzania」は江戸時代の植物学者 小野蘭山への献名で、「japonica」は「日本の」と言う意味です。 本州中部~北部の多デンドロビウムのブログデンドロビウム(学名:Dendrobium spp.)は、コチョウラン(胡蝶蘭、Phalaenopsis:ファレノプシス)ほど高価ではなく、普段使いの蘭です。 熱帯アジアや、オーストラリア原産で、ラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。 種類が多く、ノビル系やファレノプシス系(デンファレ系)、フォーモーサム系、キンギアナム系があります ■デンドロビウム(学名:Dendrobi4月8日の誕生花 チューリップ(白),リンゴ,シバザクラ4月8日の誕生花はチューリップ(白),リンゴ,シバザクラです。 チューリップ(白) チューリップ(学名:Tulipa L.)は、トルコ原産でユリ科の耐寒性球根植物です。春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。白花の花言葉は「新しい愛」です。 リンゴ リンゴ(林檎、学名:Malus pumila)は、中央アジアの山岳地帯原産で、バラ科リンゴ属の非耐暑性・耐寒性