ツツジ属シリーズ1.ツツジ ポスト 花日記2022年4月20日 ツツジ属シリーズ1.ツツジ 今日から、ツツジシリーズを始めます。ツツジ属と言えばツツジの原種とその園芸品種や、サツキがあります。さらに広い意味では、ツツジ属にはシャクナゲやアザレアも含まれます。ここでは、撮り貯めの写真があるものを中心にご紹介してまいります。宜しくお願いいたします。 狭義のツツジ属 ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。春、桜の散った後に街路樹の主役とされます。代表的品種に、ヒドラツツジなどがあります。サツキと同科同属ですが、両者の違いは新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさや光沢の有無で判断します。ツツジはサツキより幾分早く咲き始め、花や葉もサツキより大きいです。江戸時代にツツジから育種された園芸品種にサツキや、キリシマツツジ(霧島躑躅、学名:Rhododendron obtusum)、その後さらに、小輪で多花を咲かせるクルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)、大輪で大株のヒラドツツジ(平戸躑躅)、極小輪のミヤマ(深山)、大輪で赤紫色の花を咲かせるオオムラサキ(大紫)が育種されました。 広義のツツジ属 広義のツツジの仲間には、シャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)や、西洋ツツジのアザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii)が含まれます。クルメツツジ・スソゴノイト(久留米 '裾濃の糸')はクルメツツジの紫色系代表品種で、中輪、濃紅紫色の花を咲かせます。開花期は4月下旬〜5月中旬です。 ツツジの仲間一覧 ツツジの仲間は特集ツツジをご覧ください。秋に咲くツツジがあります。二期咲きか狂い咲きでしょうか? Other Articlesゴールデン・カップのブログ熱帯地域に咲くその名も輝かしい「ゴールデン・カップ」。 花名そのまんまの、黄金で杯状の大きな花を咲かせます。 と言っても最初から、黄金色ではなく、白、薄黄と咲き進んで、黄金色に変色し、数日で褐色となって枯れますが、別の花が、冬から春まで次々と咲きます。 成長の早い蔓性植物で、木など、他の植物に絡み付きながら大きくなります。 日本では、12月に、沖縄の熱帯ドリームセンターの屋外で酢醤蒜で鯛食べたい?万葉集草木シリーズ28.ノビルノビル(野蒜、学名:Allium macrostemon)は、東アジア原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年生草本です。地下に出来る鱗茎(球根)を食べます。 万葉集で詠われています。 宴席で出席者がそれぞれ出した「酢、醤、蒜、鯛、水葱」というお題を詠んだうた 「万葉集の巻と作者」 第16巻 3829番歌 題詞:詠酢醤蒜鯛水葱歌 作者:長忌寸意吉麿(ながのいみきおきまろ) 【原文】 醤酢尓 蒜都伎合而万183.今日は大晦日で 忘れ草(万葉集シリーズ 最終回)今年最後のかぎけん花日記となりました。本年も大変お世話になりました。また、この「万葉集シリーズ」も、本日の 183話 を持ちまして、一旦終了いたします。長らくのご愛読ありがとうございました。明日、元旦からは新シリーズを開始しますので、どうぞ引き続きご愛読をお願いいたします。 忘れ草という花名で「忘れな草」を思った方、ごめんなさい。万葉集では、忘れ草とは、ヤブカンゾウ またはノカンゾウのことなんで赤地か白地か、椿 玉孔雀(Tama peacock)赤地に白覆輪・八重・蓮華咲きの大輪椿 椿 玉孔雀(ツバキ タマピーコック、Tama peacock、学名:Camellia japonica "Tama peacock" )とは、赤地に白覆輪が入る大輪、八重蓮華咲きのアメリカの園芸品種です。 2000年にアメリカで、'玉の浦'を交配して作出されました。 樹高は2ー4mです。 冬から初春に開花します。 ■関連ページ 椿 玉孔雀(ツバキ タマピイヌゴマ(犬胡麻)と似た花イヌゴマ(犬胡麻、学名:Stachys aspera var. hispidula)とは、直立した茎の先端から花序を伸ばし、夏に美しい桃色の小花を沢山咲かせるシソ科イヌゴマ属の多年草です。 イヌゴマについては本文を見て頂くとして、ここでは、イヌゴマ(犬胡麻)と何らかの縁がある植物をご紹介します。 1)ゴマ ゴマ(胡麻、学名:Sesamum indicum)はイヌゴマ(犬胡麻)と似ていますが、ゴ世界の国花シリーズ AD アンドラ公国世界の国花シリーズ AD アンドラ公国 かぎけん花図鑑花日記2022年5月31日 アンドラ公国 の国花は、「エーデルワイス」です。 アンドラ公国とは、ピレネー山脈(フランスとスペインの国境)の中腹に位置する小さな共和国 でエーデルワイス(Edelweiss、学名:Leontopodium nivale)の自生地です。 エーデルワイス(Edelweiss)は、スイスアルプスなどの高山に自生する