ツツジ属シリーズ6.黐躑躅

花日記2022年4月25日 ツツジ属シリーズ6.黐躑躅

キモチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum)は日本固有種でツツジ科の(半)落葉低木です。 静岡県以南から岡山、四国の丘陵に生息します。樹皮は暗灰褐色をしています。花や、萼、枝の腺毛から出る粘着液でべたべたしており、それで昆虫を防御します。べたべたの粘液が「鳥もち」に似ていることが花名の由来です。昆虫の中には本種の腺毛に住み着くカメムシがいます。実際には、モチツツジカスミカメという種類です。春に、白地や紫地に濃紅色の斑点が散在する花を咲かせます。花は漏斗状で先端が5深裂しています。秋に、赤茶色に紅葉した後、冬芽周りの葉以外が落葉します。

  • Macrosepalum
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