9月30日の誕生花、シュウメイギク(秋明菊) ポスト 9月30日の誕生花は、シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone japonica)です。 シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone japonica)とは、中国原産で、キンポウゲ科イチリンソウ属の耐寒性多年草です。 別名で、Shumei-giku 、キセンギク、キブネギク(いずれも、貴船菊)、Japanese anemone(ジャパニーズアネモネ)、Japanese thimbleweed と呼ばれます。 草丈は、50~100 cmです。 葉は羽状複葉で根元に集中し、花の周りには比較的小さな葉だけがつくので、邪魔をせず草姿がすっきりしています。 秋に、細長い茎先に菊花に似た、白または、桃色、淡紅紫色の花のような萼片をつけます。 萼片が散った後に、球状の花芯が残り、熟して割れると真っ白な綿毛が現れます。 綿毛の中には、胡麻粒のような種子が多数あり、風に乗って散布されます。 全草に有毒植物のプロトアネモニンが含まれるため、接触や生食すると人間やペットに、皮膚障害や胃痛などを引き起こします。 有毒植物には薬効があるものもありますが、シュウメイギクの場合はありません。 単花被花とは このように萼片はあっても花冠が無い花のことを、単花被花(monochlamydeous flower)と言います。 単花被花には、本花の他に、以下のようなものがあります。 イヌタデ(犬蓼)、 クリ(栗) シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone japonica) 花名の由来 古来中国では「秋冥菊」と呼ばれていたものが、渡来した際に、「冥(途)」に咲く花では縁起が悪いということで、「明」という漢字に替えられたようです。 属名の「Anemone」は、ギリシャ語の「anemos(風)」に由来し、ひょろ長い茎が風にそよぐことから。 種小名の「hupehensis」は、「Hupeh(湖北省)」+「ensis(~の)」と言う意味で原産地に由来します。 花言葉 利益・多感なとき 一般名:シュウメイギク(秋明菊)、 学名:Anemone hupehensis var. japonica(=Anemone japonica)、 別名:Shumei-giku 、キセンギク、キブネギク(いずれも、貴船菊)、Japanese anemone(ジャパニーズアネモネ)、Japanese thimbleweed、 分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キンポウゲ目キンポウゲ科イチリンソウ属シュウメイギク種、 原産地:中国、生活型:耐寒性多年草、 草丈:50~100 cm、 葉柄:長い、根生葉、葉形:3出複葉、葉縁:鋸歯、 花期:8~11月、花径(じつは萼片径):3~5 cm、被片数:5~6枚、雄蕊:多数、花色:白・桃・淡紅紫色、 備考:中国からの帰化植物 。 ■関連ページ シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone japonica) 特集 毒草(有毒植物) 9月30日の誕生花、シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone japonica)かぎけん花図鑑 花日記2025年9月30日(火) #9月30日の誕生花 #シュウメイギク #秋明菊 #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articles7月27日の誕生花 ゼラニウム、フウロソウ7月27日の誕生花は、ゼラニウム、フウロソウ(風露草)です。 ゼラニウム ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。花言葉は「尊敬」です。 フウロソウ(風露草) ゲンノショウコ(現の証拠、学名:Geranium thunbergii )は、日本原産で、フウロソウ科フウロソ故郷が恋しいなぁ!?万葉集草木55.チガヤチガヤ(茅萱、学名:Imperata cyindrica)はイネ科チガヤ属の多年生の雑草です。北海道から沖縄の日本全国で畔や草原に自生します。チガヤは万葉集で詠われています。 万葉集 第3巻 333番歌 作者:大伴旅人(おおとものたびと)、題詞:帥大伴卿歌(そちおおともきょうのうた) 原文 淺茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞 よみ 浅茅原(あさつばら) 曲曲(つばらつばら)二(に) 物麹町の花1 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、Brunfelsia latifolia)青花と白花が一緒に咲いてるみたいですが、...。 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifoli)とは、熱帯アメリカ原産で、ナス科ブルンフェルシア属の半耐寒性常緑低木です。単に、バンマツリ(蕃茉莉)とも呼ばれます。 草丈は30〜350 cmです。葉は緑色で革質で光沢あり、長さ4〜12 cmの長楕円形、葉縁は全縁です。4月〜7月に、花茎から単頂花序を伸ばし、花径3〜4 c9月10日の誕生花 アスター、秋海棠9月10日の誕生花 アスター(白),シュウカイドウです。 アスター(Aster、学名:Symphyotrichum pilosum)は、北米原産で、キク科シオン属の多年草です。別名で、キダチコンギク(木立紺菊、や、クジャクソウ(孔雀草)とも呼ばれます。花言葉は「変化」です。 クジャクアスター(孔雀Aster、学名:Aster hybrids)は、「アスター(Aster)」の園芸品種ですヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)ヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)とは、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。沢で多く見られるので、サワアジサ(沢紫陽花)とも呼ばれます。 樹高は、1~2 mです。葉は薄く、光沢の無い緑色で、葉形は長楕円形や楕円形など様々で、葉縁に鋸歯があり、枝に対生に付きます。、 6月~7月に、花茎から二出集散花序を伸ばし、紫・青・桃・白の5弁花を咲かせます。両性花の花径9月の黄色い花9月の黄色い花 初秋になりました。9月に咲く黄色花で今咲いている花をご紹介します。