有毒植物(毒草)

有毒植物(毒草)


有毒植物とは


日本3大有毒植物には、ドクウツギ(毒空木)や、鳥兜、毒芹があります。その猛毒度は他の追随を許しませんが、他にも毒性のある植物がたくさんあります。
植物全体でみると無毒な植物より有毒なものの方が多いかもしれません。
また、有毒植物は薬にもなるものが多いので複雑です。
有害な毒素の成分は様々ですが、例えばツツジ科の植物の葉にはグラヤノトキシン(Grayanotoxin)という植物毒が含まれます。毒性と言っても人間と馬などの家畜では植物の種類が違うかもしれません。

海外では、魔女が使ったとされるヒヨスやベラドンナ、マンドレイクや、高さ4mにもなる驚異の毒性植物「ジャイアント・ホグウィード(和名:「バイカルハナウド)」があります。


有毒植物の種類一覧


有毒植物には、よく知られている3大有毒植物のドクウツギ、トリカブト,ドクセリをはじめ、トリカブトの仲間のオゼトリカブトや、ヤマトリカブト、ヤチトリカブト/テンナンショウ属のミミガタテンナンショウなど/キョウチク科のキョウチクトウなど/ウパスノキ/イエロー・アコナイトなどがあり、以下に示します。

【未収録のもの】
マンチニール(学名:Hippomane mancinella)ー米国原産。果実は「死のリンゴ」
ドクニンジン(学名:Conium maculatum)ーソクラテスを亡き者にした毒草
ギンピ・ギンピ(学名:Dendrocnide moroides)ー豪州原産。
オオミフクラギ(学名:Cerbera odollam)ー種子が猛毒で毒物検査でも検出されない。「自殺の木」
トウアズキ(学名:Abrus precatorius)ー赤い豆が猛毒。
セイヨウイラクサ(学名:Urtica dioica)ー葉茎の棘に神経毒あり。


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