ポインセチア
Euphorbia pulcherrima
マダガスカルの国花,クリスマス,伝説の生物
- 花名ポインセチア
- 学名Euphorbia pulcherrima
- 別名ショウジョウボク, Poinsettia, 猩々木
- 原産地メキシコ
- 開花場所鉢花
- 開花期1月, 11月, 12月
- 花言葉「聖なる願い」、「祝福する」
ポインセチアとは
ポインセチア(Poinsettia、学名:Euphorbia pulcherrima)は、メキシコ原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。和名ではショウジョウボク(猩々木)と呼ばれます。マダガスカルの国花とされます。ポインセチア(Poinsettia)という花名は、米国の駐メキシコ大使J.R.ポインセット氏がメキシコから持ち帰って広めたこと由来します。短日植物なので、9月頃から毎日夕方〜翌朝にダンボール箱で囲って日照時間を抑制すれば綺麗な苞葉が鑑賞できます。
ポインセチアの身体測定
樹高は鉢植えでは30〜50 cm、直植えでは200〜600 cmとなります。葉は楕円形で緑色ですが、クリスマスシーズンに紅葉し見頃を迎えるため「クリスマスフラワー」とされます。
この赤い花のように見えるものは花ではなく苞葉という蕾や芽を包む特殊な形をした葉で、ポインセチアの場合、10枚あります。本当の花には花弁が無く中央にある粒粒状の黄色いものです。
ポインセチアの原種の特徴
国内では珍しいポインセチアの原種は京都府立植物園にあります。同園で開催されているポインセチア展では、原種が展示されており、元々の原種は「一重咲きで赤色のみ」ということです。
原種の特徴は、苞は全縁、苞は葉より短い、苞は細長く苞同士の間に隙間がある、高性となること。
その後、原種が改良されて様々な園芸品種ができ、苞形が多様となり、苞色は赤・黄・白・桃・薄黄・斑入りなど豊富になり、苞幅が広くなり、矮性が作られ、一重咲きの他、ウィンターローズ 'アーリーレッド'などのような八重咲き品種が育種されるようになりました。
園芸品種は、苞の形により、全縁型、オークリーフ型、パーロット型、ウィンターローズ型、フィンガー型、ちりめん型に分類されます、
ポインセチアとプリンセチア
「プリンセチア」とは、ポインセチアの園芸品種の一つで、サントリーフラワーズ株式会社が育種したものの品種名でピンクの苞を特徴としています。
同属の花
同属に葉の一部が赤くなるショウジョウソウ(猩々草、学名:Euphorbia cyathophora)や、
白い覆輪が入って葉のコントラストが美しいハツユキソウ(初雪草、学名:Euphorbia marginata)
があります。
一般名:ポインセチア(Poinsettia)、学名:Euphorbia pulcherrima、別名:ショウジョウボク(猩々木)、原産地:メキシコ、国花:マダガスカル、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目トウダイグサ科トウダイグサ属ポインセチア種、樹高:30〜50 cm(鉢植え)、200〜600 cm(直植)、葉形:楕円形、花色(実際は、苞葉色):赤・黄・白・桃・薄黄・斑入り、苞葉の鑑賞期:10月~翌1月、花冠形:杯型、花弁:無し、花色:黄色、開花期:11月~翌年1月、繁殖:挿し木。