赤い実 赤い実は放っておいても人目を惹きます。人だけでなく、鳥は逸早く飛んで来て果実を啄みます。人の目には赤くて目立ちますが、鳥の目には何色に映るのでしょうか。何はともあれ果実の中で数が多く美味しそうに見える赤い果実を特集しました。キジカクシキジカクシ(学名:Asparagus schoberioides)は日本に自生する キジカクシ科の常緑多年草です。和製アスパラガスと呼ばれ、茎は食用になります。名前の由来は、茎の上部が良く分枝し葉が多数茂って雉を隠す程になることによります。 一般名:キジカクシ(雉隠)、学名:Asparagus schoberioides、別名:Asparagus schoberioides、分類名:植物界被ヒペリカム・アンドロサエマムヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)は、ヨーロッパ原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木です。和名では、コボウズオトギリ(小坊主弟切)と言います。葉は緑色で長楕円形、鋸歯は無く、茎に互生して付きます。梅雨時から初夏に、花茎から集散花序を伸ばし3個ほどの黄色い小花を咲かせます。秋に成る果実は、萼をつけたまま、白からピンク、赤に変化します。果実はゲッキツゲッキツ(月橘、学名:Murraya paniculata)は、熱帯アジア、中国南部、台湾、沖縄原産で、ミカン科ゲッキツ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、シルクジャスミン(Silk jasmin)や、オレンジジャスミン(Orange jasmin)と呼ばれます。花や葉に芳香があります。小葉は倒卵形または倒披針形で、光沢があり、対生につきます。白い5弁花を枝先に多数つけます。花後に成る実は赤く熟するタマサンゴタマサンゴ(玉珊瑚、Solanum pseudocapsicum)は、ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。草丈は20~50cmで、葉は緑色で長楕円形をしており互生して付きます。 夏に白い小花を咲かせ、花後に小さな赤い球形の果実が成ります。果実はホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)や、ミニトマト(Mini Tomato、学名:Solanum lycopersicum)とナツメナツメ(棗、学名:Ziziphus jujuba)は、南欧州、西南アジア、中国原産で、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉性小高木です。日本では、北海道・本州・四国・九州の亜熱帯・熱帯地域に自生します。夏に、黄色〜薄緑色をした小花を咲かせます。花後に、果実が成り、薄緑→赤→赤黒に熟します。果実はそのまま生食、あるいは、乾燥させてドライフルーツの”なつめ”として食べたり、菓子に入れたり、薬膳食の材料、ナツナワシロイチゴナワシロイチゴ(苗代苺、学名:Rubus parvifolius L.)はバラ科キイチゴ属の這性落葉低木です。枝や萼に棘があります。キイチゴの仲間で、初夏に草原で、散房花序に、薄紅~紅紫色の五弁花を咲かせます。奇数羽状複葉(3出複葉/5出複葉)で卵形の小さな葉が3枚か5枚一組で互生してつきます。葉表は緑色で、葉裏は軟毛が生えて白っぽく見えます。花後に、鮮赤色の宝石のような集合果を成らせます。球状のヤマモモヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)は、中国原産でヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木です。雌雄異株です。葉に光沢があり肉厚・皮質で互生します。葉形は、葉の根元から中央にかけて徐々に太くなる長楕円形です。葉はホルトノキと似ています。春に短い花穂にたくさんの小花を咲かせます。花後の初夏に果実が熟し、球状で濃紅色の果実が成ります。果実表面は粒状で食べられます。果肉中央に意外な大きさの種子がありまシェフレラシェフレラ(Schefflera、学名:Schefflera arboricola)は、中国、台湾、豪州原産で、ウコギ科フカノキ属の半耐寒性常緑低木です。 観葉植物として良く用いられます。 葉は、8、9枚の小葉が集まった掌状複葉の形をしています。 小葉は緑色で、葉縁は全縁です。 小葉は丸味を帯びた長楕円形で、皮質の光沢があり、比較的厚く、葉は互生してつきます。花はめったに咲きませんが、稀に、円錐花ベニノキベニノキ(紅の木、紅木、学名:Bixa orellana)は、アマゾン川流域原産で、ベニノキ科ベニノキ属の常緑小高木です。本種のみで1属1種を構成します。枝先から円錐花序を伸ばし桃色の梅に似た花を多数つけます。毛がふさふさ生えた赤い可愛らしい果実が多数集合してなります。果実の種皮からは、アナトー(Annatto)という赤い染料が採れ、天然着色料として食用や工業用に使われます。かっては、アメリカ先住 シマトウガラシシマトウガラシ(島唐辛子、学名:Capsicum frutescens )は、沖縄原産でナス科トウガラシ属の一年草の野菜です。 果実に辛味があります。日本で唐辛子と言えばタカノツメ(鷹の爪)のことですが、他にも、シシトウ(獅子唐)や、ピ−マン(piment)なども、学名で Capsicum annuum L.)に分類されます。 このシマトウガラシや、タバスコ、プリックキーヌー、キダチトウガラシは、キャラボクキャラボク(伽羅木、学名:Taxus cuspidata var. nana)は、日本等が原産で、イチイ科の常緑低木「一位(学名:Taxus cuspidata)」の変種です。雌雄異株の裸子植物で枝は横に広がります。葉は螺旋状に付き鋸歯は無く針形で螺旋状射状に枝に付きます。春に雄株には黄色い球形の雄花を、雌株には細長い淡緑褐色の雌花を咲かせます。裸子植物なので花弁はありません。花名の由来は、材がジサンゴジュサンゴジュ(珊瑚樹、学名:Viburnum odoratissimum)は、日本と東南アジア原産でレンプクソウ科の耐寒性常緑高木です。日本では関東以南に分布します。葉や枝に水分が多いです。初夏に房状に白花を咲かせます。秋に真っ赤な光沢のある美しい果実をたわわに実らせます。赤い果実が珊瑚のように見えることが花名の由来です。樹木は生垣や公園樹に使われます。また、、葉や枝に水分が多いことから防火樹とされソヨゴソヨゴ(冬青、学名:Ilex pedunculosa)とは、中国、台湾、日本原産でモチノキ科モチノキ属の常緑小低木です。関東以西に生え、梅雨時に白花を咲かせます。雌雄異株で、雌花は花柄の先に白花を1個付けます。5〜6弁花で中央に大きな雌蕊があり、その周辺に小さな退化した雄蕊があります。雄花は枝分かれした花柄の先に小さな花を3〜8個付けます。花弁は3〜4枚で、中央に3〜4本の雄しべがあります。常緑樹ピラカンサピラカンサ(Pyracantha、学名:Pyracantha)は、バラ科ピラカンサ属の耐寒性常緑広葉中高木です。春~初夏、木全体が真っ白に見えるほどたくさんの白い小さな五弁花を咲かせます。花が終わった秋~冬、赤や橙、黄色の小さな実を枝が撓むほど沢山付けます。姿が美しいので木は観賞用とされます。果実は鳥の好物なので、庭や公園等に植えられバードウオッティングを楽しむ人も多いです。英名では Firethヒロハツリバナヒロハツリバナ(広葉吊花、学名:Euonymus macropterus)は、日本、朝鮮半島、中国、東シベリア等の東アジア原産で、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。葉は長楕円形で先が尖り対生に付きます。新枝の時は詰まっているので羽状複葉に見えます。春に、葉腋から花柄を伸ばし淡緑色の花を吊り下げます。花弁や雄蕊、萼片はそれぞれ4個づつあります。秋に4個の翼が付いた赤い果実を10数個吊り下げます。果マサキマサキ(正木、柾、学名:Euonymus japonicus)は、日本~中国原産で、ニシキギ科ニシキギ属の常緑性広葉低木です。沖縄を除く日本の海岸及び周辺部に自生します。夏に葉腋から集散花序を伸ばし、薄黄緑色の4弁花を咲かせます。秋〜冬に赤い果実を成らせます。葉は光沢があり厚い。果実は熟すと4裂し、中から朱赤の仮種皮で覆われた種子が露します。庭木や、刈り込みに強いことから生垣に利用されます。マサキマユミマユミ(眞弓、檀、学名:Euonymus hamiltonianus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。果実はさくらんぼのように枝からぶら下がり、角張って4隅が切れています。果皮は熟すと4つに割れ、真っ赤な種子が出現します。庭木や、弓、印鑑、櫛等の加工材、新芽は山菜として食用となります。種ジュウリョウジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。藪中に自生する小さなマンリョウという感じの木です。樹高は低く、茎は直立し枝分かれせず、根を伸ばし群生します。葉は緑色で光沢があり、葉縁に細かい鋸歯があり、3〜4枚が輪生状に茎につきます。ジュウリョウの葉は、蜜柑(ミカン)=柑子(こうじ)の葉に似ていることから、別名でヤブコウジ(薮柑子)とベニシタンベニシタン(学名:Cotoneaster horizontalis)は、中国西部山岳地帯原産で、バラ科コトネアスター属の半常緑低木です。コトネアスターとも呼ばれます。暖地では常緑となり、寒地では落葉樹となります。トキワサンザシと花や実が似ていますが、ベニシタンの葉は小さく樹高が低いです。学名がC. horizantalisであるように、枝は水平に広がります。分枝が多く、横に広がるので盆栽によく使わ アセロラアセロラ(Acerola、学名:Malpighia emarginata)は、熱帯アメリカ原産でキントラノオ科ヒイラギトラノオ属の熱帯性常緑低木です。日本へは1958年に沖縄に渡来したのが初めてで、それ以来、沖縄で主に栽培・出荷されています。葉は光沢のある暗緑色で美しいので観葉植物とされます。沖縄では年に4回ほど濃桃色の小花を咲かせます。果実は色・形がサクランボに似ており、味は甘酸っぱく食用とされミラクルフルーツミラクルフルーツ(Miracle fruit 、学名:Synsepalum dulcificum)は、アカテツ科フルクリコ属の常緑低木で、原産地は西アフリカです。白花を咲かせた後に、コーヒー豆に似た果実が成ります。果実は最初、緑ですが、熟すと赤くなります。花名は、果実に糖タンパク質の一種であるミラクリンが含まれていることに拠ります。ミラクリンにより、果実本体には甘さはなくても、次に食べるものの苦味ホウライアオキホウライアオキ(蓬莱青木、学名:Rauvolfia verticillata)は、台湾、ベトナム、中国南部原産で、キョウチクトウ科インドジャボク属の常緑小灌木です。良く分枝します。葉は長楕円形で、輪生又は対生します。原産地ではほぼ周年開花します(日本では6月~9月頃)。花序の先端に35以上の小さな純白の花を付けます。花は筒が長い漏斗状で、先端が5裂し風車のように捩じれています。雄蕊は5本あります。ネクタリンネクタリン(Nectarine、学名:Amygdalus persica var. nectarina)は、中国~イラン北部原産で、バラ科モモ属の落葉中高木果樹です。果実を収穫するために栽培されます。果皮には毛が無くツルツルしています。果肉には酸味があります。日本では主に長野県で生産されています。耐寒性はありますが、雨に弱いのが弱点です。開花が4月で収穫が梅雨後なので栽培が難しい点があります。人気ゴンズイゴンズイ(権翠、学名:Euscaphis japonica)は、日本~朝鮮半島、台湾、中国原産で、ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉広葉小高木です。日本の本州、四国、九州の雑木林に自生します。初夏に枝先から円錐花序を伸ばし薄緑色の小花を多数咲かせます。秋になる果実は袋花で、最初は緑色ですが、後に赤くなり、中から黒い種子が飛び出します。果実は、ミッキーマウスノキ(Mickymouse Tree 、学名:アカスグリアカスグリ(赤すぐり、学名:Ribes rubrum)はフランス~ポーランド原産で、落葉小灌木です。 春に、総状花序に下向きに黄緑色の小花を沢山咲かせます。実際には、花のように見えるのは萼片で、花弁は小さく目立たちません。夏に、赤い球形の果実を多数成らせます。フサスグリ(房酸塊)の果実には、赤と白がありますが、その内、赤い果実が成る方です。赤い果実には酸味があり、ジュースやジャム、ゼリーなどの加トウサイカチトウサイカチ(唐皀莢、学名:Gleditsia sinensis)は中国原産で、マメ科サイカチ属の落葉高木です。幹や枝にある鋭い棘は枝分かれし先端が鋭く尖ります。春~初夏に、総状花序を伸ばし白~淡黄色の花を咲かせます。花後の秋に、灰色の堅い豆果が成ります。樹皮や根皮、葉、果実、種子、棘は去痰用の生薬「ソウキョウ(皀莢)」や「ソウカクシ(皀角子、皀角刺)」の原料とされます。 一般名:トウサイカウチワヤシウチワヤシ(団扇椰子、学名:Licuala grandis)は、サンタクルス島~バヌアツ産原産で、ヤシ科ウチワヤシ属の常緑低木の椰子です。葉は扇形をしています。雌雄異株で円錐花序に薄黄色の小さな6弁花を多数咲かせます。花後に球形の赤い核果が成ります。 又名:マルハウチワヤシ(丸葉団扇椰子)、オウギヤシ(扇椰子),パルミラヤシ(パルミラ椰子)、Fan palm、Vanuatu fan palmメギメギ(目木、学名:Berberis thunbergii)は、日本原産でメギ科メギ属の落葉低木です。東北、四国九州の山地に自生します。葉の付け根に鋭い棘があり扱いにくいですが生垣に利用されます。春に、短枝から花序を伸ばし薄黄色の小さな六弁花を2~4個咲かせます。秋に楕円形で赤い液果が成ります。 同属である、ホソバテンジクメギ(細葉天竺目木、学名:Berberis sanguinea)は中国原産でミヤマガマズミミヤマガマズミ(深山蒲染、学名:Viburnum wrightii)は、日本、朝鮮、ロシア原産で、カマズミの高山型です。北海道から九州の山林に自生します。葉や花など全体的に蒲染(V. dilatatum)より小さいです。葉は蒲染(V. dilatatum)が葉幅が広い円形で毛が多く葉先がややにぶく側脈が目立つのに対し、深山蒲染(V. wrightii)は葉先は急に細くなって尖り、縁に浅い三角形の鋸 フユイチゴフユイチゴ(冬苺、学名:Rubus buergeri)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、バラ科キイチゴ属の常緑蔓性小低木です。日本では関東南部~四国、九州の山野に自生します。葉は3浅裂した卵円形をしています。葉腋から花茎を伸ばし、秋に五弁の白花を数輪咲かせます。花後に成る果実は食べられます。 一般名:フユイチゴ(冬苺)、学名:Rubus buergeri 、別名:カンイチゴ(寒苺)、生活型:常緑蔓レッドラズベリーラズベリー(Raspberry、学名:Rubus)は、欧州や北米原産で、バラ科キイチゴ属の落葉性低木の果樹とその果実のことです。主にレッドラズベリーのことをラズベリーと呼んでいます。一季なり性と二季なり性があります。一季なり性は春に、と二季なり性は晩夏~秋に白花を咲かせます。果実は集合果で、花托と分離しやすく、中空です。果実は甘酸っぱく芳香があり生食の他ジャムなどにされます。 レッドラズベリアスパラガス シュプレンゲリアスパラガス シュプレンゲリ(Asparagus Sprengeri、学名:Asparagus densiflorus cv. Sprengeri)は、キジカクシ科クサスギカズラ属の常緑多年草「アスパラガス・デンシフロルス(Asparagus densiflorus )」の園芸品種です。草丈が高い品種で枝が垂れ下がります。葉のように見えるものは葉ではなく、茎が葉のように変化した擬葉(葉状枝)です。カジノキカジノキ(梶の木、学名:Broussonetia papyrifera)は、中国原産で、クワ科コウゾ属の落葉高木です。樹皮は灰褐色をしています。花は、雌雄異株で6月頃に開花します。花後、3cm程の赤い球形の集合果をつけます。 一般名:カジノキ(梶の木)、学名:Broussonetia papyrifera、分類名:植物界被子植物門双子葉植物バラ目クワ科コウゾ属カジノキ種、別名:Paper mクロガネモチクロガネモチ(黒鉄黐、学名:Ilex rotunda Thunb )は中国、日本原産で モチノキ科の常緑高木です。秋に赤い小球形の実を枝にたわわに付けます。樹皮は白っぽく滑らかです。葉はツバキに似て皮質で、緑色、楕円形で、葉縁は全縁、葉は互生して付きます。名前は、葉柄と若枝が黒紫色(クロガネ色)をしており、モチノキ科であることから付けられました。実を食べる鳥が来てその糞で種が遠くへ運ばれ繁殖しますドクウツギドクウツギ(学名:Coriaria japonica)は、日本等が原産でドクウツギ科の有毒な落葉低木です。葉は先の尖った卵状長楕円形で、茎に対生してつきます。雌雄同株で、初夏に日当たりの良い河原や崖地、荒地で黄緑色の花を咲かせます。雌花には5本の雌蕊、雄花には10本の雄蕊があります。 ●日本三大毒草の一つ 花後に葡萄の房状に成る赤い実に猛毒があります。また、果実だけでなく全木に毒があり毒性の強ハバネロハバネロ(Habanero、学名:Capsicum chinense)は、キューバ、ユカタン半島原産で、キューバナス科トウガラシ属の越年草の野菜(果実の)です。カプシカム・シネンゼ種の一つです。現在は、インド原産のブート・ジョロキアが辛さを表す数値「スコヴィル値」が一番高いですが、 それ以前はハバネロが辛さのトップを誇っていました。 一般人には辛過ぎて食べられません。属名のCapsicumはカプトキイチゴキイチゴ(木苺、学名:Rubus)とは、西アジア、アフリカ、欧州、アメリカ原産で、ブラックベリー(Black berry)や、ラズベリー(Raspberry)、デューベリー(Dewberry) 、ナワシロイチゴ(苗代苺)等の木になるイチゴ(苺、Bramble)の総称です。半落葉低木で茎に棘が有ります。春、苺の花に似た白い五弁花を咲かせます。葉はヤツデのような掌に似た形(深裂)をしています。葉は、春ワイルドストロベリーワイルドストロベリー (Wild strawberry、学名:Fragaria vesca)は、北半球に自生するバラ科キイチゴ属の多年草です。オランダイチゴの原種の一つです。日本では北海道で野生化したノイチゴ(野苺)なので、エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)と呼ばれます。茎の付け根からライナーを伸ばしその先に子株をつけ繁殖します。食用となるイチゴ状の果実をつけます。 一般名:ワイルドストロベリー(コケモモコケモモ(苔桃、学名:Vaccinium vitis-idaea)はユーラシア、北米原産でツツジ科スノキ属コケモモ種の耐寒性常緑広葉小低木です。北海道から本州の(亜)高山に自生します。地中に根茎を伸ばし株を広げますが、高山では地上の樹高は10cm程度にしかなりません。 緑色の葉は楕円形をしており硬質で光沢があり互生して付きます。 葉縁は全縁で中央にある葉脈が目立ちます。 夏に枝先端に総状花序を伸ば トキワサンザシトキワサンザシ(常盤山査子、学名:Pyracantha coccinea)は欧州~アジア原産で、バラ科ピラカンサ属の耐寒性常緑広葉低木です。短枝の先端には棘があります。春~初夏、木全体が真っ白に見えるほどたくさんの白い小さな五弁花を咲かせます。花が終わった秋~冬、赤い小さな実を枝が撓むほど沢山付けます。姿が美しいので木は観賞用とされます。果実は鳥の好物なので、庭や公園等に植えられバードウオッティンハナトウガラシハナトウガラシ(花唐辛子 、学名:Capsicum annuum var. acuminatum) は、ナス科トウガラシ属の一年草「 トウガラシ(唐辛子)」 の園芸品種です。 葉は披針形で、互生してつきます。 夏~秋、分枝した枝に小さな白花を多数咲かせます。花後にランタン形の果実を成らせます。果実は成長に応じて白→橙→赤→紫色と色を変えます。 一般名:ハナトウガラシ(花唐辛子) 、学名:Cストロベリー グアバストロベリー グアバ(Strawberry Guava、学名:Psidium littorale) は、ブラジル原産でフトモモ科バンジロウ属の耐寒性常緑小高木です。 白い五弁花を咲かせます。ストロベリーグアバは、アップルやマウンテンなどと同じグアバ(学名:Psidium guajava)の一品種です。 グアバより葉が小さく、葉に光沢があります。果実が小さく赤い苺のような香と味のするグアバで、生食かサネカズラサネカズラ(実葛、学名:Kadsura japonica)は、朝鮮半島、中国、台湾、日本原産で、マツブサ科サネカズラ属の常緑蔓性本木です。冬の赤い果実が美しい関東~沖縄の日本、中国南部の温暖な山野の林縁に生えます。 樹皮は灰褐色でコルク質に覆われています。 若枝は粘液を含んでおり、昔、これを煮た汁で髪を整えたので、ビンツケカズラ(鬢付葛)や、ビナンカズラ(美男葛)、ビジンカズラ(美人葛)と呼ばれまセイヨウヒイラギセイヨウヒイラギ(西洋柊、学名:Ilex aquifolium)は、欧州、北アフリカ、西南アジア原産で、モチノキ科モチノキ属の常緑小低木です。別名で、クリスマスホーリー、holly, common holly、European holly、English holly(イングリッシュホーリー)、ヒイラギモチとも呼ばれます。樹高は5~8mです。葉は楕円形で先端は刺状に鋭く尖り基部はくさび形で互生して付ジュズサンゴジュズサンゴ(数珠珊瑚、学名:Rivina humilis)は、メキシコやブラジル等の熱帯アメリカ原産で、ヤマゴボウ科リビナ属の半蔓性・耐陰性・非耐寒性・常緑低木です。学名のリビナ(Rivina)や、果実が赤くなるのでRouge plant、小さな赤い胡椒のような果実がなるのでBaby pipper、鮮血のような実がなるのでBlood berryという別名があります。半蔓性植物で茎がどんどん伸長しニワウメニワウメ(庭梅、学名:Prunus japonica)は、中国原産で、バラ科サクラ属の耐寒性低木です。良く分枝します。庭木として植えられます。 春に、葉が展開する前、または同時に、開花します。前年枝の葉腋から出た散形花序に梅に似た小花を1~3個付けます。花には花柄があり、白または薄桃色で、一重の五弁花です。 初夏に、球形の小さな果実が赤く熟し食べられます。核は薬用として使われます。 葉と果実ランブータンランブータン (Rambutan、学名:Nephelium lappaceum) は、東南アジア原産で、ムクロジ科ランブータン属の熱帯常緑樹・果樹です。高木になりますが、収穫の都合で樹高を低く抑えています。花は現地では4月~5月と9月~10月の2回咲きます。花は無花弁です。7月~8月と12月~1月に赤い卵形の果実を収穫します。果実名は果実に毛(マレー語でrambut)が生えている+anモノという意チェッカーベリーチェッカーベリー(checkerberry、学名:Gaultheria procumbens)は、ニューファンドランド島~アラバマ州の北米北東部原産で、ツツジ科シラタマノキ属の耐寒性常緑小低木です。夏に白い釣鐘型の花を咲かせ、冬に赤い球形の果実を成らせます。果実は食べられます。 チェッカーベリー(checkerberry)、学名:Gaultheria procumbens、又名:ゴールテリアウラジロナナカマドウラジロナナカマド(裏白七竃、学名:Sorbus matsumurana)は、日本固有種で、バラ科ナナカマド属の高山性落葉高木です。北海道~本州中部の亜高山~高山に自生します。ナナカマドより樹開花時期が一月ほど遅いです。花や果実はナナカマド(S. commixta)のように枝先からぶら下がらず、直立します。七竃の果実は球形ですが、裏白七竃の果実は広楕円形をしており萼裂片が臍のように残ります。 一 ヒヨドリジョウゴヒヨドリジョウゴ(鵯上戸、Solanum lyratum)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ナス科ナス属の蔓性多年生草本植物です。日本全国の路傍や山野に自生します。茎や小枝などの全草に軟毛が密生します。蔓(葉柄)で樹木などに絡みついて成長します。 分類名:ナス目ナス科ナス属ヒヨドリジョウゴ種、蔓長:50~100 cm、葉形:卵形、葉序:互生、葉長:3~10 cm、花序形:集散花序、花径:1 cナツハゼナツハゼ(夏櫨、学名:Vaccinium oldhamii)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ツツジ科スノキ属の落葉低木です。日本北海道から九州の山地の林縁に自生します。夏にハゼノキに似た紅葉が見られることが名前の由来ですが、ハゼノキとは科も異なります。初夏に枝先から総状花序を伸ばし下向きにたくさんの小花を咲かせます。小花は花径0.5cm程で花冠先端は5浅裂し外側に反り返ります。 一般名:ナツレンブレンブ(蓮霧、学名:Syzygium samarangense)は、南インド、マレー半島原産で、フトモモ科フトモモ属の常緑中高木です。 白い小さな四弁花と四枚の萼片、多数の雄シベから成る花を咲かせます。 果実は、最初は白っぽく熟すと赤くなり表皮にワックスをかけたような光沢があります。果肉は海綿状で重量が無く(軽く)、仄かにリンゴ風味があり、味は梨に似て淡白で甘味や酸味が薄く、 歯ごたえはサクサクしヒメリンゴヒメリンゴ(姫林檎、学名:Malus prunifolia)は、中国原産で、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉低木です。葉は、広披針形で葉縁に鋸歯があります。春に、枝先に白い五弁花を咲かせ、秋に赤や黄色のリンゴ(林檎)に似た小さな果実を付けます。果実の味は、酸味が勝り、食用として劣るので、別名で「イヌリンゴ(犬林檎)」と呼ばれます。主に、観賞用樹木や、盆栽として植えられます。 一般名:ヒメリンゴ(姫林檎マンゴスチンマンゴスチン(mangosteen、学名:Garcinia mangostana)は、マレー半島原産でフクギ科フクギ属の熱帯性常緑高木です。樹冠は円錐形で、樹皮は褐色をしています。葉は皮質で卵形をしています。赤い花は花弁が4枚で、柱頭の先端は5裂に分裂します。花後に成る果実は果皮が赤く堅く、果肉は白くて柔らかい。樹皮は染料とされます。果皮は黄色の染料となります。 果肉は、果物の女王と呼ばれ、チェサンシュユサンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis)とは、中国~朝鮮原産で、ミズキ科サンシュユ属の耐寒性落葉広葉小高木です。江戸時代に薬用植物として中国や朝鮮から日本に渡来しました。早春に、散形花序を伸ばし黄色い小花を20〜30個集合して咲かせます。秋に、珊瑚のように赤い果実が多数成ります。花は、葉が出る前に咲きます。花は四弁花で、外側に巻くように咲きます。果肉に含まれるイリドイド配糖アラビカコーヒーノキアラビカコーヒーノキ(Arabian coffee tree、学名:Coffea arabica L.)は、エチオピアなどの熱帯西アフリカ原産で、アカネ科コーヒーノキ属の常緑性低木です。芳香のある白い一日花を咲かせ、果実はコーヒーの材料となります。別名で、アラビアコーヒーノキとも呼ばれます。 葉は花に比べ大きく、光沢がある暗緑色、葉形は先が尖った卵形で、対生に付きます。5月~6月に咲く花は葉腋に群ナンテンナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、中国及び日本原産で、メギ科ナンテン属の常緑低木です。初夏、円錐花序に沢山の白い米粒状の小花を咲かせます。小葉は固く光沢があり枝の上方に纏まって付きます。和名は、「難を転じる」にあやかり縁起物とされます。冬に成る赤い小球形の果実が美しいので鑑賞用とされます。また、葉の緑色と果実の赤色の対比が美しいので、おせち料理の二の重の彩りとして使われトマトトマト(Tomato、学名:Solanum lycopersicum)は、南米ペルー原産で、ナス科の大型の一年/多年草です。世界中で栽培され食べられている緑黄色野菜です。アンデス山脈が発祥地でメキシコで栽培され、その後世界に広まりました。日本へは17世紀終り頃に渡来しました。日本のトマトは丸く水分の多いピンク系の生食用ですが、西洋トマト(イタリアントマト)は細長く水分が少ない料理用で、水煮にして缶クコクコ(枸杞、学名:Lycium chinense)とは、中国原産のナス目ナス科クコ属の落葉低木です。樹は束状に上に伸びると共に地上を匍匐します。夏に小さな紫色の花を咲かせ、秋に小さな赤い卵形の実を成らせます。果実にはナスに付いてるような紫色のヘタがあります。成熟した果実がクコノミで滋養強壮効果があるとされ、 ドライフルーツや、蒸し物や煮物、白粥に入れて薬膳料理としたり、 酒に漬け込んでクコ酒にしま クチナシクチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides)は、東アジア原産で、アカネ科の常緑低木です。葉には光沢があり楕円形をしています。初夏に葉腋から花柄を出し単項花序に香りの良い純白の花を付けます。花は筒状花で先端が5〜6裂します。当初、純白だった花も、時間の経過とともに黄色く変色します。秋に熟す果実はサフランと同成分であるクロシン(Crocin)が含まれ黄色の着色料となります。乾燥させイチゴイチゴ(苺、学名:Fragaria × ananassa)は、南米原産で、バラ科オランダイチゴ属の常緑多年草です。Fragaria とananassaの交雑種です。原産地は南米ですが、江戸時代に、オランダから日本に入ったのでオランダ苺と呼ばれます。ライナーを伸ばしながら増えます。葉は卵形で葉縁に荒い鋸歯があります。冬から初夏、白い五弁花を咲かせます。花後、花托(花床)が発達して食用となる、いわゆるホオズキホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)はアジア原産で、ナス科ホオズキ属の一年草/多年草/宿根草です。草丈は60~80 cmです。葉は緑色の楕円形で葉縁に歯牙があり、互生して付きます。梅雨時に、葉腋から単生で小さな目立たない白~淡黄色の花を下向きに咲かせます。花は漏斗形で先端が5浅裂します。夏に、球形の果実と袋(萼)が朱色~赤く色付き初秋まで観賞できます。東京の浅草寺ではテリハノイバラテリハノイバラ(照葉野茨、学名:Rosa wichuraiana)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木です。ノバラ(野薔薇)とも呼ばれます。梅雨から夏に、山地や海岸で枝先から伸ばした円錐花序に芳香のある白い五弁花を集合させて咲かせます。茎に棘があり直立せず地を這うように伸びます。葉は光沢のある濃緑色です。葉表と葉裏には毛が無く、葉縁に細かい鋸歯があります。花後に赤い球形の実が成ります。類似したノヤドリギヤドリギ(寄生木、宿木、 学名:Viscum album L.)は、欧州・西南アジア原産で、ビャクダン科ヤドリギ属の半寄生常緑潅木です。別名でオウシュウヤドリギ(欧州宿木)、European mistletoe、Mistletoe、Common mistletoeとも呼ばれます。ポプラ(Poplar)などの落葉樹の幹に寄生根を食い込ませ水分と養分を吸収して成長します。樹高は50-150cmです。枝ナナカマドナナカマド(七竃 、学名:sorbus commixta)は、日本、サハリン、朝鮮半島原産で、バラ科ナナカマド属の落葉高木です。 初夏に、 花柄から集散花序を伸ばし粟粒大の白い小花を多数咲かせます。樹木名はナナカマドの木を、カマド(竃)に7回くべても燃え残るほど材が堅いことに拠ります。 秋に鮮やかな紅葉と枝にたわわに実る球形の真赤な果実が美しいです。ナナカマドは花や果実がナンテン(南天、学名:Naブラックベリーブラックベリー(Black berry、学名:Rubus cv.)とは、バラ科キイチゴ属の半常緑低木の園芸品種です。 直立または蔓性で花序の基部から開花します。キイチゴの仲間で、茎に刺があります。初夏に、淡桃色の5弁花を咲かせます。果実は日にちが経つにつれ黄緑色から、赤色、黒色へと変化します。黒熟すれば食べられますが、少し酸っぱいのでジャム等にして食べます。果実には薬効があり、収斂作用や利尿作用ハナミズキハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉小高木です。春に、葉が出る前に、枝先に上向きで平らな4弁花状の白花(または、赤花)を咲かせます。花のように見えるものは総苞です。本当の花は花中心部にある黄緑色の塊で0.5cm程の小さな4弁花です。苞片の先端で凹んでいる部分は咲き始見ると種子のように見えます。枝は横に広がります。若葉は緑色で光沢があり、葉形は楕円セイヨウヤブイチゴセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺、学名:Rubus fruticosus)とは、北米原産で、バラ科キイチゴ属の半常緑低木です。キイチゴの仲間です。茎に刺があります。初夏に、淡桃色の5弁花を咲かせます。果実は日にちが経つにつれ黄緑色から、赤色、黒色へと変化します。黒熟すれば食べられますが、少し酸っぱいのでジャム等にして食べます。果実には薬効があり、収斂作用や利尿作用、下痢に効くとされます。 棘の無ヤブデマリ ヤブデマリ(藪手鞠、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)は、日本等が原産でガマズミ属の落葉小低木です。春に、山野の樹林内で、葉腋から散房花序に白い装飾花(無性花)と小さな薄黄色の両性花を咲かせます。装飾花は5深裂したもので、その内1〜2枚が極端に小さいです。 ピンクビューティ(Pink beauty)は、花色が薄桃色をした品種です。ヤブテマリの園芸品種にオオデ クサイチゴクサイチゴ(草苺、学名:Rubus hisutus)は、日本、朝鮮、台湾、中国原産でバラ科キイチゴ属に属する落葉小低木です。日本の本州~九州の林に自生します。樹高が低く這性で草のように見えることから命名されました。葉は奇数羽状複葉で葉に軟毛や刺があります。花後に付く赤い球状の果実は食べられます。 一般名:クサイチゴ(草苺)、学名:Rubus hisutus、分類名:植物界被子植物真正双子葉類桜サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、ヒマラヤ原産で、バラ科サクラ属の落葉広葉小~中高木です。4月に、白または薄桃色の小さな一重又は八重の花を短い軸から4~5個単位で房状(散房花序)に咲かせます。日本の春を代表する花で、全国で花見が催されます。咲きっぷりと、散り際が潔いこともこの花が日本人に好まれる理由です。散り際に花弁が空に舞う様子を「サクラ吹雪」と呼びます。秋の紅葉も美しいです。代表的なヒメイチゴノキヒメイチゴノキ(姫苺の木、学名:Arbutus unedo 'Compacta')は、南欧原産で、ツツジ科アルブツス属の耐寒性常緑中低木の「イチゴの木(苺の木、学名:Arbutus unedo)」の矮小園芸品種です。 日当たりを好みます。樹形はいわゆる典型的な木の形をしており、緑色の葉には光沢があります。 秋に、アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonicaマンゴーマンゴー(学名:Mangifera indica)は、インドシナ半島原産で、ウルシ科マンゴー属の熱帯性常緑高木の果樹です。幹は良く分枝し樹形はドーム状になります。葉は長楕円形をしています。枝先から伸びた円錐花序に黄緑色の小花を500~2000輪ほど集合させてつけます。 小花には単性花と両性花が混ざっています。 花後に成る果実は食用となります。果実の形には、丸形や、倒卵形、長楕円形があります。 果皮モッコクモッコク(木斛、学名:Ternstroemia gymnanthera)は、日本、韓国、台湾、中国、東南アジア、インドの海岸近くの林に自生するモッコク属の常緑中高木です。樹皮は灰褐色です。葉には光沢が有り、厚く細長い。夏に蘭の香りに似た芳香のする淡黄色の小さな5弁花を下向きに咲かせます。秋に球形の果実が成り、赤熟します。 一般名:モッコク(木斛)、学名:Ternstroemia gymnan大島桜大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の一種です。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。春に緑色の葉が出るのと同時に、花径が3~4cm、花弁が白ハマナスハマナス(浜茄子、学名:Rosa rugosa)は、中国・朝鮮半島・日本原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉低木です。牡丹の花を小さくし、一重にしたような綺麗な桃色の花を咲かせます。枝はよく分岐し、バラ科なので茎に鋭い刺があります。水捌けのよい海岸の砂地に生えます。花に芳香があり、香料の原料となります。果実は形が梨に似ており、ジャムなどにして食べられます。近年は園芸品種が多く育種されています。 スモモスモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)は中国原産で、バラ科スモモ属の落葉広葉小高木及びその果実です。日本へは奈良時代に伝来しました。春に葉の展開と同時に枝から出た花柄先端に単頂花序を伸ばし、五弁の白花を咲かせます。芽中の葉は片巻状となっています。花後、側面に溝のある球形の果実を成らせます。果肉は薄黄色~鮮紅色で甘みと酸味があります。中央に1個ある大きな種子の表面は滑々しています。アスパラガス シュプレンゲリアスパラガス シュプレンゲリ(Asparagus Sprengeri、学名:Asparagus densiflorus cv. Sprengeri)は、キジカクシ科クサスギカズラ属の常緑多年草「アスパラガス・デンシフロルス(Asparagus densiflorus )」の園芸品種です。草丈が高い品種で枝が垂れ下がります。葉のように見えるものは葉ではなく、茎が葉のように変化した擬葉(葉状枝)です。アズキアズキ(小豆 、学名:Vigna angularis)は、日本や中国などの東アジア原産で、マメ科ササゲ属の一年草とその果実のことを言います。 日本では北海道が主産地です。主に果実が赤い「赤アズキ」のことですが、実が白い「白アズキ」もあります。 草丈は人間の腿当たりと低く、茎は直立し茎先は蔓状になっています。葉は3出複葉で長い葉柄があります。 夏に、葉腋から総状花序を伸ばし黄色い蝶形花を10個程咲か ノブドウノブドウ(野葡萄、学名:Ampelopsis glandulosa var. heterophylla )はブドウ科の蔓性落葉低木です。 別名で、「イヌブドウ」や、「カラスブドウ」とも呼ばれます。 蔓を巻きつけながら成長します。 花は小さな薄黄緑色の五弁花で、1本の雌蕊と5本の雄蕊から構成されます。 果実は小球状で成熟の過程で色が、紫、赤、空色などと様々に変化します。 夏に咲く花より、秋のガマズミガマズミ(蒲染、学名:Viburnum dilatatum)は、日本・朝鮮半島・中国原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の耐寒性常緑灌木です。学名のビバーナムや、英名のCranberry tree、Japanese bush cranberryとも呼ばれます。日本では、北海道南西部~本州、四国、九州の山野に自生します。樹高は300~500 cm程です。葉は卵形で深緑色、葉身長は5~15 cm、葉縁に浅コケサンゴコケサンゴ(苔珊瑚、学名:Nertera granadensis)は、マレーシア、台湾、豪州、南米、ハワイなどの環太平洋沿岸諸国原産で、アカネ科ネルテラ属の半耐寒性・匍匐性・常緑多年草です。 別名で、タマツズリ(玉綴り)や、Florists' cyclamen , Persian cyclamen、Coral bead plant、Pin-cushion plant、Coral mossとも呼ばれナギイカダナギイカダ(梛筏、学名:Ruscus aculeatus)は、地中海沿岸原産でキジカクシ科ナギイカダ属の常緑小低木です。枝雌雄異株です。 硬い葉のように見える深緑色の葉状枝(ヨウジョウシ)は茎が変形したものです。 葉状枝の先端が尖って刺状になり、縦方向に重なって揃って付きます。 葉の1枚毎に中心部が紫で、周囲が緑色をした小花を咲かせます。 花後に小さな球形の実がなり段々に赤く熟します。 一般ピタンガ ピタンガ(Pitanga、学名:Eugenia uniflora)は、ブラジル原産で、フトモモ科エウゲニア属の熱帯性常緑低木の果樹です。和名では、タチバナアデク(橘赤楠)と呼ばれます。 自家結実性で1本の木でも結実します。葉腋から花序を伸ばし、1個または2~3個の花を付けます。花は小さな白い4弁花で、1本の長い雌蕊が飛び出し、その周囲を多数の長い雄蕊が囲い込みます。花後に成る果実は赤ピーマンを上クワクワ(桑、学名:Morus australis)は、東アジア、東南アジア、ヒマラヤ原産でクワ科クワ属の落葉高木です。日本の童謡「あかとんぼ」に出て来る木です。昔は養蚕の餌用に畑に植えられていましたが、現在はあまり見られなくなりました。樹皮は灰色をしており、葉は楕円形で光沢があり薄く、葉縁に鋸歯あります。雌雄異株で、春、穂状の雄花と、球状の雌花を咲かせます。花後に成る果実は食べられます。木材は硬質でユキザサユキザサ(雪笹、学名:Maianthemum japonicum )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キジカクシ科マイヅルソウ属の多年草です。日本では北海道~九州の山地の林床に自生します。茎先から円錐花序を伸ばし、10~20個の白い小花を咲かせます。葉の両面に荒毛があります。秋に赤い球形の果実を成らせます。 分類名:植物界被子植物単子葉植物キジカクシ目キジカクシ科マイヅルソウ属ユキザサ種、草高マンリョウマンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)は日本、中国、朝鮮、インド原産でヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。葉縁に鋸歯があり厚く光沢のある葉が、茎頂に互生に密集して付きます。初夏に葉の下から白い小花を多数下向きに咲かせます。花後につく球形の実は、12月頃から赤く熟しますが落下せず次の冬まで残るものもあります。用途は、庭木や、鉢植、漢方薬などで、正月の縁起物としても使われます。 リンゴリンゴ(林檎、学名:Malus pumila)は、中央アジアの山岳地帯原産で、バラ科リンゴ属の非耐暑性・耐寒性落葉高木と果実のことです。晩春に小さな白い5弁花を咲かせます。秋に紅葉し、 初冬に食用となる有益な果実を成らせます。ビタミンCや植物繊維が豊富で、昔から、英国では一日一個のリンゴを食べると病気にならず 医者が要らないとい諺があります。 身近な果物で日本全国にはとどまらず世界各国で食べられまソテツソテツ(蘇鉄、学名:Cycas revoluta)は、中国と日本原産で、ソテツ科ソテツ属の常緑低高木です。雌雄異株の裸子植物で、幹は古くなった葉を落としながら伸びます。茎先に羽毛のような大きな葉を輪生状につけます。花期は夏~初秋で、雄花は縦長で薄黄色をした円柱形です。雌花は山伏茸を大きくしたような白い球状です。秋に赤い実がなります。全草有毒で特に種子部分を大量に食べる吐気や痙攣を起こすといわれます アオノリュウゼツランアオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭、学名:Agave americana var. marginata)は、メキシコ原産で、リュウゼツラン(竜舌蘭、学名:Agave americana)の葉に黄色い斑が入っていない、灰緑色のキジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物です。普段は花を咲かせず、肉厚で鋭い棘のある大きな葉のみが叢生します。数十年に一度、花茎を出し、その先端から複集散花序を伸ばし何百もの薄黄色ニシキギニシキギ(錦木、学名:Euonymus alatus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。 ニシキギの特徴は、枝に翼と呼ばれる茶色い切れ端状の残骸がついていることで、餃子でいえば羽根付き餃子という餃子の周りにヒラヒラがあるような感じです。 初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。果実はさくらんぼのように枝からぶら下がり、角張っシンジュノキシンジュノキ(真珠の木、学名:Gaultheria mucronata)は、南米原産で、ツツジ科シラタマノキ属の耐寒性常緑低木、高山植物です。春~初夏に、白い鐘状の小花を複数個まとめて下向に咲かせます。花後に成る果実は、赤か、白、ピンク、紫色の光沢のある球形で可愛らしく人気があります。 一般名:シンジュノキ(真珠の木)、学名:Gaultheria mucronata、シノニム:Pernettアオキアオキ(青木、学名:Aucuba japonica)は日本原産でガリア科アオキ属の常緑低木です。一年中葉や枝が青いことから命名されました。雌雄異株です。春に、褐色または緑色の4弁花を咲かせます。北海道~九州の日本中の森林で自生しています。日陰には強いです。葉は楕円形で葉質は硬く厚みがあり光沢があります。葉縁に荒い鋸歯があります。秋から冬に、光沢のある楕円形の赤い実を成らせ、翌年春までついています。ザクロザクロ(石榴、学名:Punica granatum)はイランやアフガニスタン原産でミソハギ科ザクロ属の耐寒性落葉小高木です。セキリュウやPomegranateともよばれます。日本では、東北〜沖縄の日のあたる場所に自生するほか、庭木で植えられます。成長は遅く、樹高は3~7mです。葉は緑色の楕円形で光沢が有り全縁で互生して付きます。雌雄同株で雄花と両性花があります。夏に集散花序を伸ばし直径5cm程の朱アカモノアカモノ(赤物、学名:Gaultheria adenothrix)は日本原産で、ツツジ科シラタマノキ属アカモノ種の常緑小低木です。萼や枝に鮮赤色の腺毛が密集して生えます。夏に、葉より先に、総状花序を伸ばし鮮赤色の萼にスズラン(鈴蘭)に似た釣鐘形の白或いは薄桃色の小花を咲かせます。花冠先端は浅く五裂します。花後に出る葉は皮質で小さな卵形で互生して付きます。葉縁に鋸歯があり、その先端に長毛が生えます。クランベリークランベリー(Cranberry、学名:Vaccinium macrocarpon) は、ツツジ科スノキ属の常緑小低木とその果実です。ツルコケモモ(V. oxycoccos)や、ヒメツルコケモモ(V. microcarpum)、オオミツルコケモモ(大実蔓苔桃、V. macrocarpon)などを総称した名前ですが、北米では主にオオミツルコケモモ(V. macrocarpon)を差します。北半球の寒バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられてイロハモミジイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)は、日本などの東アジア原産でムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。葉は掌形で深く5裂していることが多く(5~9に深裂)、葉縁に粗い重鋸歯があります。葉は時期に応じて変色し、春は爽やかな緑色に、秋は黄色に、晩秋~初冬に美しく紅葉します。春の展葉と同時に赤い小花を咲かせます。花後にはプロペラのような果実が成ります。公園樹や庭木、盆栽用に植栽さセンリョウセンリョウ(千両、学名:Sarcandra glabra)は、インド、マレーシア、日本原産で、センリョウ科センリョウ属の常緑小低木です。葉に光沢があり、薄く、皮質で、葉縁に鋸歯があります。 葉上に果実を成らせます。センリョウは無花被花(achlamydeous flower)とされる花被がない花です。 夏に緑色の雌蕊が出て、その横に薄緑色の雄蕊が付きます。冬に赤い球形の果実が成ります。黄色い実が成 ジュウリョウジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。藪中に自生する小さなマンリョウという感じの木です。樹高は低く、茎は直立し枝分かれせず、根を伸ばし群生します。葉は緑色で光沢があり、葉縁に細かい鋸歯があり、3〜4枚が輪生状に茎につきます。ジュウリョウの葉は、蜜柑(ミカン)=柑子(こうじ)の葉に似ていることから、別名でヤブコウジ(薮柑子)とイイギリイイギリ(飯桐、学名:Idesia polycarpa)は、日本、朝鮮半島、中国、台湾原産で、ヤナギ科イイギリ属の落葉高木です。1属でイイギリ属を成します。花名は、昔ご飯を包むのに使われたことに拠ります。春〜初夏に、黄緑色の花(実際は萼)を咲かせます。花弁は無く、5枚の黄緑色の萼片が花弁のように見えます。秋に枝一杯にたわわな赤い房状の果実を成らせます。葉が落ちた後の赤い果実はフラワーアレンジメントラウボルフィア・テトラフィララウボルフィア・テトラフィラ(学名:Rauvolfia tetraphylla)はメキシコ原産でキョウチクトウ科インドジャボク属の常緑低木です。又名でDevill-pepper, Be still treeとも呼ばれます。 集散花序を伸ばし黄色い筒状花を咲かせます。花後に赤い実がなります。庭植えや、根は薬草にされます。 種小名の「tetraphylla」は「四葉の」という意味です。 一般カマツカカマツカ(鎌柄、学名:Pourthiaea villosa)は、日本、朝鮮半島、中国g編纂で、バラ科カマツカ属の落葉小高木です。北海道から九州の日当たりの良い林縁に自生します。春に花序を伸ばし小さな白い五弁花を20個ほど咲かせます。秋に付ける赤い果実はあまり美味ではないようです。秋に黄葉します。和名は材が丈夫で鎌の柄などに使われることに拠ります。 一般名:カマツカ(鎌柄)、学名:Pourthトウガラシトウガラシ(唐辛子 、学名:Capsicum annuum)は、メキシコ原産で、ナス科トウガラシ属の多年草及び果実のことです。別名で赤唐辛子や青唐辛子とも呼ばれます。夏~秋に、分枝した枝にたくさんの小さな花を咲かせます。花後に成る果実は、ランタン形をしており中は中空で、中に辛い種があります。果実の色は緑色ですが、熟すと赤くなります。緑色の未成熟の果実を「アオトウガラシ(青唐辛子)」、赤く成熟したもヒペリカム・アンドロサエマムヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)は、ヨーロッパ原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木です。和名では、コボウズオトギリ(小坊主弟切)と言います。葉は緑色で長楕円形、鋸歯は無く、茎に互生して付きます。梅雨時から初夏に、花茎から集散花序を伸ばし3個ほどの黄色い小花を咲かせます。秋に成る果実は、萼をつけたまま、白からピンク、赤に変化します。果実はローゼルローゼル(Roselle、学名:Hibiscus subdariffa)はエジプト原産で、アオイ科フヨウ属の非耐寒性一年草或いは多年生亜低木です。ハイビスカスという属名の通り、ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis)の仲間です。ハイビスカスが花を観賞するのに対し、ローゼルは赤紫色の萼と苞をハイビスカスティーにして楽しみます。 ハイビスカスティーの材料はサンカクサボテンサンカクサボテン(三角仙人掌、学名:Hylocereus undatus)は、メキシコ原産で、サボテン科ヒモサボテン属の熱帯性常緑多年草です。花はゲッカビジン(月下美人)と似ており、同時期の夏から秋の夜間に開花します。果実は’ドラゴンフルーツ(Dragon fruit)’で食用とされ、ピタヤ(Pitaya)という名前でも流通しています。果肉はさほど味がありませんが、各種ビタミン類、ポリフェノール、マムシグサマムシグサ(蝮草、学名:Arisaema serratum)は、日本と中国原産でサトイモ科テンナンショウ属の耐寒性・非耐乾性・多年草(宿根性)の野草です。晩春から初夏に、林の木陰で、直立した茎から葉の鞘に抱かれた花柄を伸ばし仏炎苞に包まれた肉穂花序に小花を咲かせます。芋状の地下茎をはじめ全草が有毒です。茎に見える部分は葉柄の鞘で偽茎と呼ばれるものです。仏炎包の色の違いで、緑色のものはカントウマムシパプリカパプリカ(Paprika、学名:Capsicum annuum 'grossum')は、中南米原産で、ナス科トウガラシ属の一年・多年草です。唐辛子の仲間で立方体のベル型をしています。辛くないので、別名でアマアジトウガラシ(甘味唐辛子)とも呼ばれます。ピ−マン(Piment)より大きく、肉厚で、色彩が赤・黄・橙・緑・紫・茶と豊富で、形も美しいので、サラダなどの生野菜や、バーベキューなどの付け合せ、焼 スイカスイカ(西瓜、学名:Citrullus lanatu)は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯原産で、ウリ科スイカ属の蔓性一年草及びその果実です。雌雄異株です。夏に、葉腋から黄色い花を咲かせます。日本でスイカの果実と言えば、球状で緑色地に濃緑色の波状模様があります。一方、外国産のものは長楕円形で緑地に薄緑色の線状模様が入っているか模様無しが多いです。果肉は赤く水分が90%と多く甘く、中に艶のある黒シロヤマブキシロヤマブキ(白山吹 、学名:Rhodotypos scandens)は、日本と中国原産で、バラ科シロヤマブキ属の落葉小低木です。樹高は100~200cmで茎は茶色です。葉は緑色の卵形で葉脈がくっきりしており葉縁に重鋸歯があります。4月~5月に花径3~5cmの白い4弁花を咲かせます。花後に葉裏に4個の果実が成り、熟すと赤から黒に変化します。 黄花を咲かせるヤマブキ(山吹、学名:Kerria japサンショウサンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum piperitum)は、朝鮮半島、日本原産で、ミカン科サンショウ属の落葉低木です。葉や花、果実が香辛料の「山椒」の材料となります。雌雄異株です。山椒の木にはアゲハチョウの幼虫が付きやすいのが難点です。樹木は黄色く、枝には1対ずつ鋭い棘があります。葉は緑色で奇数羽状複葉で、複葉の長さは10cmほどですが、それを構成する小葉の長さは1cm程です。小葉は楕クワズイモクワズイモ(食わず芋、学名:Alocasia odora)は、インド、フィリピン、台湾原産で、サトイモ科クワズイモ属の常緑多年草です。 地下に太い木のような根茎を持ち、葉は巨大なサトイモに似た葉です。夏に、薄緑色の仏炎苞を被った、ベビーコーンに似た薄黄色の肉垂花序を咲かせます。 肉垂花序の上部は雄花が、下部には雌花が咲きます。大きな葉が、象の耳に似ているので、別名でElephant ear(エ 他の特集椿「椿」には、ツバキ科ツバキ属の常緑高木「椿」のリストを載せます。ここには、ヤブツバキ系や、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキ系の椿があります。早咲きや、遅咲き品種があり、11月~4月まで長らく花を長らく楽しませてくれます。例、黒椿、光源氏、鹿児島、漫才楽などがあります。かぎけん花図鑑特集 ツバキ(椿)https://www.flower-db.com/ja/features/camellia変化朝顔・大輪朝顔変化朝顔ー変化朝顔 黄南天葉白切咲牡丹,変化朝顔 黄縮緬竜田葉鳩葉色台咲,変化朝顔 黄打込渦桔梗葉紺覆輪桔梗八重咲,変化朝顔 青乱菊葉紺石畳,変化朝顔 '青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲',変化朝顔 '黄尾長竜田葉紺白切咲',変化朝顔 '黄水晶斑入打込切咲葉青浅切咲',変化朝顔 '黄尾長竜田葉紫切咲'変化朝顔 '黄尾長竜田葉紫切咲',変化朝顔 '黄縮緬葉銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹',変化朝顔 '黄縮緬葉瑠飛行機名「花名に飛行機名が付く花」には、KLMオランダ航空(今はない)など、花名に飛行機会社などの名前が付いたものを集めました。と言ってもまだ一つしかありませんが。あきのフラワーブーケ明希さんが10月の私の誕生祝に贈って下さった花束から、花達を一つずつご紹介して参ります。最後に纏まった姿が登場しますので、お楽しみに!シオン属の仲間シオン属の仲間メキシコの花メキシコの花幹生花幹生花とは、幹に直接花を咲かせ、結実する植物のことです。幹生花には、以下のものがあります。 赤榕、ジャボチカバ、アルストロメリア、カカオ、ハナモモ、ローソクノキ、イチベンバナ、カムカム、ブラシノキ、ハナズオウ、パラミツ、イチジク、パパイア、ドリアン、ホウガンノキ、シャシャンボなど。シルバーリーフシルバーリーフ(Silver Leaf)は、銀色の葉を持つ植物を集めたものです。例えば、銀葉葵やスイセンノウ、ハナゴケ、シルバースウォード、アサギリソウ、ユリオプスデージーなどがあります。センノウ属センノウ属フウロ特集 フウロ(風露)-ゲンノショウコ,アメリカフウロ,チシマフウロ,ハクサンフウロ,アケボノフウロ,エゾフウロ、グンナイフウロチューリップチューリップ図鑑。チューリップ(学名:Tulipa L.)は、トルコ原産でユリ科の耐寒性球根植物です。ここにチューリップの花の写真を集めました。花材特集 花材では、フラワーアレンジメントや盛り花、一輪挿し、花束、生け花などに良く用いる花材を集めました。中には仲間はずれのものもあるかもしれません。 その時は御免なさい。 今後も順次追加して行きます。