ニオイハンゲPinellia cordata ポスト 花名ニオイハンゲ学名Pinellia cordata別名Pinellia cordata, 匂い半夏, ピネリア・コルダーター原産地中国特有植物開花場所観葉植物開花期4月, 5月, 6月 ニオイハンゲとはニオイハンゲ(匂い半夏、学名:Pinellia cordata)とは、中国特有植物で、サトイモ科ハンゲ属の多年生草本(球根植物)です。 現地では平地の岩場に自生します。 地下茎は偏球形をしています。 葉柄が長く葉に光沢があり、葉脈に沿って銀白色の斑紋が入ります。葉表は緑色で、葉裏は紫色をしています。 春~夏に、淡緑色~紫色の肉穂花序を伸ばし、花弁の無い雄花と雌花を咲かせます。 花序の先端に付属体が付き糸状に丸まります。 肉穂花序にはバナナのような芳香があります。 葉柄と葉基部に零余子が成り、自然に落下し増殖します。 毒草、かつ、漢方薬 匂い半夏には、シュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれ、舌や喉、消化器粘膜などを強く刺激し、痛み・腫れ・嘔吐などを引き起こします。 また、少量ですが、アルカロイド類が含まれ、生で食べると口内の痛みや、腫れ、嘔吐、下痢、重症の場合は呼吸困難や窒息の危険もあります。 一方、十分に加工、乾燥、処理されたニオイハンゲは漢方薬「半夏(はんげ)」として、去痰、鎮吐、健胃整腸の効果が知られます。 生のニオイハンゲは、人間ばかりでなく、犬猫などのペットなどが誤食しないよう注意が必要です。 一般名:ニオイハンゲ(匂い半夏)、 学名:Pinellia cordata、 又名:ピネリア・コルダーター(Pinellia cordata)、 分類名:植物界被子植物単子葉類オモダカ目サトイモ科ハンゲ属、 草高:15~20 cm、 葉形:掌状、雌雄同株、 開花期:4~6月、花序形:肉穂花序、肉穂花序径:3~5 cm、肉穂花序に付く付属体の長さ:6.5~20 cm、花色:淡緑色、 果実型:液果、結実期:5~9月。 ■関連ページ ■関連ページ 特集 毒草(有毒植物) Special Feature Toxic Plants 有毒植物目オモダカ科サトイモ属ハンゲ種ニオイハンゲ花のタイプ放射相称花花序肉穂花序花冠花びら無し葉形錐形葉縁全縁生活型多年生草本花の色緑葉の色緑実の色高さ15.0 ~ 20.0 cm花径3.0 ~ 5.0 cm ランダムな花ヒメグルミケイオウザクラハナノキトキワハナガタニワザクラシトロン