花と「昆虫」Moth Eye(蛾の目)構造 ポスト パパイアと「昆虫」 パパイア(Papaya、学名:Carica papaya L.)とは、メキシコ、ブラジル、西インド諸島原産でパパイア科パパイヤ属の常緑低木です。日本では沖縄や奄美大島などで栽培されています。 大きいものでは樹高10mほどになります。花は白く、葉は大きく、カエデ(楓)のような形をしています。果皮は、緑→黄色→橙色→赤と変化します。 成熟した果肉は黄橙や橙赤となり、果実中央にゴマ(胡麻)粒大の黒い小さな種が無数に入っています。 熟した果肉は甘く、少しクセがあります。果肉は生食される他、ジュースやアイスクリーム、ジャムにされます。 未成熟な果実には、パパインというタンパク質分解酵素が含まれており肉と一緒に炒めると肉が柔らかくなります。未成熟な果実の場合は、生では食べずに、必ず調理する必要があります。 痩身効果があることや、シャキシャキとした歯応えがあり癖も少ないので、沖縄料理のメニューとされます。葉にもパパインが含まれるので、葉に肉を包んで調理すると同様の効果があります。 繁殖は種子で行います。 蛾が受粉に貢献 蛾(ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺))とモスアイ(Moth Eye)構造のFDTD解析結果 一番右側の図が夜に蛾が飛行できる理由で光が全反射せず蛾の目に吸収される様子が見られます。 詳しくは図をクリックして説明をご覧ください。 太陽が出る明るい昼間は蜜蜂や蝶が出現して訪蜜しますが、月夜や夜光灯だけの薄暗い夜にはモスアイ構造と言う特殊な目の構造をしている蛾が訪蜜行動を行います。 夜に白花を咲かせ、匂いを出す花には、蛾が寄って来て、結果的に受粉の手伝いを行います。 ■関連ページ パパイア(Papaya、学名:Carica papaya L.) 電磁波解析モスアイ構造の解析 花と「昆虫」Moth Eye(蛾の目)構造 かぎけん花図鑑 花日記2024年9月30日(月) #papaia #パパイア #モスアイ #MothEye #FDTD Other Articles10月5日の誕生花 キバナコスモスかぎけん花図鑑10月5日の誕生花は、キバナコスモス(黄)です。 キバナコスモス キバナコスモス(黄花秋桜、学名:Cosmos sulphureus)は、メキシコ原産で、キク科コスモス属の一年草です。梅雨時〜秋に、同属のコスモス(秋桜、学名:Cosmos bipinnatus )と似た黄色や橙色の花を咲かせます。花言葉は「野性的な美しさ」です。 かぎけん花図鑑 誕生花10月05日 ht12月30日の誕生花 ベニベンケイ=カランコエ、ヤブコウジ=ジュウリョウ、葉牡丹12月30日の誕生花はベニベンケイ,ヤブコウジ,ハボタンです。 ベニベンケイ ベニベンケイ=カランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 花言葉は「幸福を告げる」です。 ヤブコウジ ヤブコウジ=ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の耐寒性梅シリーズ7.梅 華農玉蝶台閣(カノウギョクチョウタイカク)梅 華農玉蝶台閣(かのうぎょくちょうたいかく、カノウギョクチョウタイカク、学名:Prunus mume 'kanou-gyokucyou-taikaku')は、花実兼用の白花、八重、中輪、2月下旬から3月下旬咲きです。「台閣」とは、花の中にまた花が咲く二股咲きの梅のことです。 一般名:梅 華農玉蝶台閣(かのうぎょくちょうたいかく、カノウギョクチョウタイカク、学名:Prunus mume 'kan11月14日の誕生花 マツ(花)、アジアンタム11月14日の誕生花は、マツ(花),アジアンタムです。 マツ(花) マツ(学名:Pinus)は、日本など北半球原産でマツ科の常緑針葉樹です。花言葉は「不老長寿」です。 アジアンタム アジアンタム(学名:Adiantum)は日本などの温帯地方〜熱帯地方原産で、イノモトソウ科ホウライシダ属のシダ類の多年草の総称です。花言葉は「繊細」、「無垢」、「天真爛漫」です。 かぎけん花図鑑 万.127 あなたに夢中👚昼顔【万葉集草木】ヒルガオ(昼顔、学名:Calystegia japonica)はヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生植物の野草で、日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付いています。夏に、アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)と似た漏斗状の濃桃色の花を咲かせますが別属です。 万葉集と草木- 容花(かほ花)、現在の昼顔を詠っています。 万葉集 第8巻 1630番歌 作者:大伴家持 題詞:大伴宿祢家持贈坂上大嬢歌一桜7-集まり参じて🌸万葉集草木シリーズ90.桜(豆桜)マメザクラ(豆桜、学名:Cerasus incisa または Cerasus incisa var. incisa)は、日本固有種で 桜(サクラ)」の野生種の一種です。 花や樹高は大きくなりません。富士山や箱根に自生するので、別名でフジザクラ(富士桜)やハコネザクラ(箱根桜)とも呼ばれます。 春に、一重で白から淡紅色の小さな五弁花を下向きに咲かせます。大きくならず扱いやすいため盆栽として人気です。