9月22日の誕生花、アカネ(茜) ポスト 9月22日の誕生花は、アカネ(茜、学名:Rubia argyi)です。 アカネは、根から鮮やかな緋色の染料が得られることで知られます。 アカネ(茜、学名:Rubiaです。gyi)とは、中国~日本原産でアカネ科アカネ属の蔓性多年生植物です。 本州、四国、九州の山野や林縁に自生します。 蔓長1~3 mで、茎に四稜が有り、他の植物に巻き付いて成長します。 葉はハート型で、2枚の托葉を含めて輪生します。 8月~10月に茎先や葉腋から淡黄色の微小な花を咲かせます。 若葉は野菜となります。 根を煮出して「茜染」の染料に、乾燥させて茜草根(せんそうこん)という通経、止血、利尿、強壮の生薬とされます。 茜色は赤みがかった橙色で、万葉時代から絞り染めなどに使われています。 万葉集と「あかね」 万葉集では「あかね」と言う名前で詠まれています。 万葉集 第1巻 20番歌 第1巻 20番歌 作者:額田王 題詞:天皇遊猟蒲生野時額田王作歌 原文 茜草指 武良前(紫)野逝(ゆき) 標野(しめの)行(き) 野守者(は)不見(見ず)哉(や) 君之(が)袖布流(振る) 読 茜草指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉 君之袖布流 ↓ 茜(あかね)指(す) 紫(むらさき)野(の)行き 標(しめ)野(の)行き 野守(のもり)は見ずや 君が袖振る 意味 茜色の光がさす 紫*が咲く野 御領地(しめ縄)の野を行き来して 野守が見ないでしょうか あなたが袖を振るのを *この額田大の歌への返歌はかぎけん藤田明希ブログ「ムラサキの花は白かった」にあります。 他にアカネを詠った歌 あかねさす日並べなくに我が恋は吉野の川の霧に立ちつつ 車持千年 萬葉集6巻916 一般名:アカネ(茜)、 学名:Rubia argyi、シノニム:Rubia akane、 生息分布:本州、四国、九州、生活環境:山野や林縁、 分類名:植物界被子植物門真正双子葉類リンドウ目アカネ科アカネ属アカネ種、 根色:赤黄色(生)→暗紫色(乾燥時)、蔓長:1~3 m、茎:四稜有り、根色:赤い、 葉:単葉、葉長:3~7 cm、葉幅:1~3cm、葉形:ハート形で先端が尖る、葉序:4枚輪生、葉柄:長い、葉裏:逆向きの棘有り、 合弁花、花序形:複集散花序、花冠形:車形で先端が5裂、開花期:8月~10月、花色:淡黄色、花径:0.3~0.4 cm、雄蕊数:5、花の出る場所:先端か葉腋、、 果実型:液果、果実径:0.6cm、果実形:球形。 ■関連ページ アカネ(茜、学名:Rubia argyi) 9月22日の誕生花、アカネ(茜、学名:Rubia argyi)かぎけん花図鑑 花日記2025年9月22日、 #誕生花 #9月22日の誕生花 #アカネ #茜 #株式会社科学技術研究所 #かぎけん花図鑑 #STI Other Articles11月30日の誕生花|敦盛草、枯れ葉11月30日の誕生花は、〇アツモリソウ、〇枯れ葉です。 アツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum)はラン科アツモリソウ属の落葉性多年草です。赤紫色で袋状唇形の花を下向きに咲かせます。花名は花冠の形が源平合戦時に平敦盛が背負った母衣(ほろ)に似ていることに拠ります。(個人的には弁慶の顔のように見えます。)母衣とは背中に流れ矢が刺さる12月17日の誕生花|枇杷、フリージア12月17日の誕生花は〇ビワ、フリージアです。 ビワ(枇杷、学名:Eriobotrya japonica)は、中国原産でバラ科ビワ属の常緑小高木の果樹です。成長の速さの例えで、「モモ(桃) クリ(栗)三年 カキ(柿)八年 ビワ(枇杷)は早くて十三年」といわれます。ビワは果実が成るまで最も遅い木です。 樹高は3~10 mです。 雌雄異株ですが、自家受粉(単為結果)するので、木が1本でも果実は10月10日の誕生花 メロン10月10日の誕生花は、〇メロンです。 メロン マスクメロン(Musk melon、学名:Cucumis melo Linn. var. reticulatus)は、インド原産で、ウリ科キュウリ属の蔓性植物「アールスフェボリット及び同系統のメロン」の品種名です。植物名は、アールス系メロンにはマスク(フランス語でジャコウ:麝香のこと)のような強い芳香があることに拠ります。花言葉は「裕福 多産12月28日の誕生花 石榴12月28日の誕生花はザクロです。 ザクロ ザクロ(石榴、学名:Punica granatum)はイランやアフガニスタン原産でザクロ科の耐寒性落葉小高木です。花言葉は「円熟した優雅さ」です。 かぎけん花図鑑 誕生花12月28日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-12-28/1111記憶にございません😖🙁😲万葉集草木99.躑躅(満天星)ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)万葉集と白つつじ 万葉集で詠まれているツツジは、赤花か白花で、歌中では、「石上つつじ」、「白つつじ」、「丹つつじ」と詠まれています。白花で万葉時代からあった白花品種は、「シロヤシオ(=ゴヨウツツジ、五葉躑躅、学名:Rhododendron quinquefolium)」か、この「"ドウダンツツジ(Enkianth世界の国花 WS サモア世界の国花 WS サモア かぎけん花図鑑花日記2022年7月12日 サモア独立国は南太平洋の中央に位置し遥か西方にオーストラリアやニュージーランドがあります。9つの小さな島からなる国で人口の大半がポリネシア系サモア人です。産業構造はコプラやタロイモ栽培の農業や、沿岸漁業、米国やニュージーランドへの海外出稼ぎ労働者からの送金で生活が成り立っています。公用語はサモア語と英語で、宗教はキリスト教が大